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タイニーハウス東京

東京でタイニーハウス暮らしを実現する。超小型木製トレーラーハウスの自作にチャレンジ

キャンピングトレーラー改修プロジェクト サブバッテリーシステムのアップグレード(P3) その46 充電・放電テスト

2021-03-22 23:10:00 | キャンピングトレーラー自作
昨日から漸く一回目の充電と放電テストを実施しました。

その前に充電器と繋ぐためのアンダーソンコネクターを準備します。









充電テストを始めますが電極の接触が悪く…BMSで感知する電圧が半分に下がりやり直しです。





電極を締め直して、漸く各セルのバランスの取れた状態になりました。







但し、最後の方は第四セルが暴走し始めて上限カットオフになって充電終了です。

184mVもの差がついてしまったので容量が202Ah確保できるか心配になりました。

しかも、充電終了後の電圧が13.52Vと予想外の電圧の低さです。

続いて、30分後に電圧が安定してから400Wの電気ヒーターを取付けて放電テストを行いますが、この際の電圧降下は0.45Vでした。







その後、途中で外出のため中断していますが15〜30分毎にモニターしながら状況をチェックしています。

本来であれば1C、このバッテリーの場合は202Aの出力でテストするのが正しいのですが、筆者の設備では1/5C、約37Aでのテストになるので見掛けの容量は大きくなることになります。

結果は…







21:28に23.82Ahだったものが平均出力37Aで23分後に容量カウンターがゼロになってしまいましたが、これは最低電圧を12Vに設定してあるためそのように表示されてしまうものです。

実際には、この23分間の消費電流は計算上約14Ah(37Ax23/60)となるので、12Vの時点までに約190Ah消費したことになります。

つまり、12VはSoC(充電深度)で言うと10%なので残量20Aですので容量は210Ahの計算になりますが、上述のように低出力での放電テストなので実際の容量より大きめになってしまいます。

但し、気になったのは第一セルで充電の途中までは突出して電圧が上がり、放電時には突出して電圧が下がることと、第四セルが充電の最後の方では暴走してしまうことです。







セルバランスも悪く最高でも14.11Vまでしか充電出来なかったので、今度時間を見つけてトップバランスを取ってみたいと思っています。





関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s

キャンピングトレーラー改修プロジェクト サブバッテリーシステムのアップグレード(P3) その45 バッテリーボックス製作 続き②

2021-03-19 19:33:00 | キャンピングトレーラー自作
このところ仕事が忙しくサブバッテリーシステムのリチウムイオン化の作業が滞っていましたが、今日は電源取り出し用の端子を作ります。

先ずはバッテリーボックスの内側に緩衝材を貼ってから、中にバッテリーセルを入れます。





この緩衝材は5mm厚のものでボックス内側の四方と底にスプレー接着剤で貼り付けました。




バッテリーセルを納めてから…






BMSを仮配線して取り出し用の電極を準備します。




自宅ベランダでドリルで穴開けするのも騒音が気になって…







車で30分くらいの朝霞にカインズの新しい店舗が出来たのを偶々知って、出かけて来ました。

こちらでは30分250円で工作室を貸してくれて卓上ボール盤は無料で使えるので便利です。







こちらで加工したアルミの端子を取付けて今日の作業は終了です。




関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s

キャンピングトレーラー改修プロジェクト サブバッテリーシステムのアップグレード(P3) その44 バッテリーボックス製作 続き

2021-03-16 18:05:00 | キャンピングトレーラー自作
昨日の続きですが、今日も時間が殆どなく簡単な作業のみでした。

仕方がありませんが、こういう時に電動工具を使えないのが本当に辛いです。





合板をカットするだけでも一苦労で手挽きで時間がかかってしまいます。









今日は木箱を作って時間切れとなりました。

明日は両極の電源取り出し用の端子をアルミ板を加工して作るつもりでいます。






関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s

キャンピングトレーラー改修プロジェクト サブバッテリーシステムのアップグレード(P3) その43 バッテリーボックス製作着手

2021-03-15 20:23:00 | キャンピングトレーラー自作
今日は仕事が忙しく作業時間を殆ど取れませんでしたが、昼食後に何とか少しだけ時間を取って昨日の続きをやりました。

先ずは、収納スペースに収まるように図面を起こして…





実際に採寸してみると意外と小さく出来そうで完成品のバッテリーパックをベースに作った収納スペースが少し大きくなってしまいましたがスペース的に余裕がある方が保守性も良くなるので良しとします。











手持ちの材料を活用して作りますが、残念ながら今日はここまでで時間切れとなりました。

明日以降も忙しいのでどれだけ進めつるかは分かりませんが、何とか時間を見つけて作業を進めたいと思います。




関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s

キャンピングトレーラー改修プロジェクト サブバッテリーシステムのアップグレード(P3) その42 仮組み立てと受け入れ検査

2021-03-14 17:45:00 | キャンピングトレーラー自作
本プロジェクト、サブバッテリーシステムのリチウムイオンバッテリー化は紆余曲折あり、大分横道に逸れてしまいましたが、漸く本来の姿に戻りつつあります。

組み電池の方がバッテリーセルなどの単体より輸入が簡単であろうと思って発注したのが大きな間違いでした。

この辺りは、例の返金交渉が片付いたら後日全体を纏めてみたいと思います。


さて、届いたバッテリーセルとBMSを使って仮組みをして各種受け入れ検査を実施してみました。

先ず、BMSのケーブル類に圧着端子を取り付けます。











我が家には14sqまでしか圧着出来る工具がないので8sqの圧着端子を取り付けました。







バッテリーセルをテープで固定してからバスバー(端子間の接続用金具)を仮付けして直列に接続します。





これにBMS(バッテリー管理装置)を取り付けBluetoothで接続してみると…







昨日事前にチェックしたように各セルの電圧は3,290mA近辺で、BMSもちゃんと機能しているのがわかります。

早速、BMSのデフォルトの設定からエイリアス名(デバイスを識別するための名称)、バッテリー容量とカットオフ下限値のみを変更しておきました。











今日は至極簡単な機能確認テストのみです。





バッテリーセルとBMSだけだと非常にコンパクトで、奥に見える例の問題リチウムバッテリーと比べても大きさの違いが分かると思います。







今後、電極用に端子を加工、バッテリーセルを納める木箱を製作して積算電力計やシャント抵抗を取り付けてから充電テストや放電テストを行うつもりでいます。





関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s