無条件に愛されるからダメ人間

スマナサーラさんの本に書いてあったんですけどさ。
スリランカの子供とかはさ、兄弟がたくさんいるし、貧しいし、ただ子供として生まれたからって無条件で愛されたりしないわけ。
ただ子供だから無条件で愛されると思ってるボケガキ(ってか、愛されるの待ってるマグロガキ)なんか、お荷物なの。

日本も、昔はおなじだったと思うけどね。
親の役に立って喜ばれる子供から愛されるんですね。大切にされるの。
邪魔な奴は、できれば早々に奉公とかにやって、根性とか叩き直して貰いたいんですよ。
本音の話。

だからさ、親に喜んでもらうのが、高等技術なの。
今みたいに余裕があって、媚びればなんでも喜んでくれる親と違いますからね。
忙しくて必死で、生きるのに精一杯な親なの。そういう人の役に立って、喜んでもらうには、その人を理解しなくちゃならない。
それが、高等な知能を必要とするんですね。人間理解力を付けるんですね。

ほんと、今のガキは甘やかされ過ぎですよ。
まぁ、うちの女親みたいに、役に立とうと一生懸命だった娘より怠け者の息子が可愛いような親もいますが。
そういう場合は、多少ぐれるのも可、と思います。

P.S.まぁ、そうは言っても今は前提が違いますからね。
今の日本じゃ、親の役に立とうとするのが“優越感を感じるために”になっちゃうくらい恵まれ過ぎてる。
昔は“生きるために”ですからね。
真摯さが違う。そもそも。
優越感のために役に立とうとされても、腹立つだけですが。わたしならね。
うちの女親は違うみたいですが…