Oceangreenの思索

主に、古神道、チベット仏教、心理学等に基づく日本精神文化の分析…だったはずなんだけど!

天武時代に白山に祀られたもの

2012-07-11 | 寺社と歴史、私論
ですから、そもそも白山は、先住民系の信仰の山だったと思うんです。
この信仰の対象が、母神としてのアイヌ系・オキキリムイの妹だと思う。
足島神が皇室の祖神とされているところを見ると、おそらく、皇室も母系を辿ればこの神に辿り着くのかも…

しかし、白山に神社が創られたのは確か天武朝。
崇神朝かな?…いや、調べろって(苦笑)

ともかく、神社ができた時に祀られたのは、崇神の母親だと思うんですね。
この人が、お市の方の前世。

民族の母神の山ですから、そこに崇神の母親を祀る、というのは、崇神系の勝利の宣言になるわけです。
しかし、後に修験道が入ったときに、元々祀られていたオキキリムイの妹神が、白山権現として現れたんだと思う。
仏教系白山は、オキキリムイの妹神の方。

まぁ、もうお市もこちらに付いてくれましたから、どちらでもいいんですけどね。
しかし、民衆的な民族の母神はオキキリムイの妹の方だと思います。

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