ワンピース男、たけし男の先

考えてみれば“ワンピース”のルフィというのも奇っ怪な男性で、恋愛感が全くない？
ゾロもそうですが。

昔しか読んでないので、その後を知らないんですけど…今もそう？
実は“ドラゴンボール”の悟空みたいに、大人しい田舎娘を勧められて受け入れる見合いタイプなのか？
それとも、島田荘司描く御手洗潔のごとく、超高望みなのか？

“ワンピース”は“ルパン三世”の如く言われていますし、作者本人もそのつもりでしょうが、実は“AKIRA”の影響を受けているのではないか？
というのはまだ書いたことがありませんよね？
“AKIRA”は石原裕次郎ではないか…とか。
いや、知りませんけど。

ワンピースを読むタイプの子がその次どうなるのか、わたしは知りませんけど。
ルフィなタイプはやっぱ“AKIRA”とか？
チョッパーなタイプでインテリ寄りなら、意外に島田荘司や新本格なのかも。
“名探偵コナン”タイプが意外に新本格に行かず海外文学に行く…とか？
いや想像。

“世紀末リーダー伝 たけし”のノリは、わたしが書いてきた中では、藤森照信“建築探偵”や赤瀬川源平“超芸術トマソン”のノリに近い？
出口京太郎“巨人 出口王仁三郎”も近いですけど。
アヤしいので。

余談ですが、わたしは美少女戦隊ものが分からない。
“ワンピース”少女バージョンなのかもしれませんが、憧れの兄貴分がいないルフィなんか、ただのはぐれもの。
美少女戦隊ものは読んでないので、憧れのお姉さんがいるかどうかも知りませんけど。
はぐれ女子大量生産してるんじゃなきゃいいけど…

ちなみに、西村しのぶ“サード・ガール”は、“大人になんかなりたくない”という大人不信の女の子が、本命彼女と絶対別れない大人のボーイフレンドを通して大人になることを受け入れる話、と書きましたが。
分かりにくいかな？
要するに、愛なんか信じてない女の子が、彼女がいる男性と試すみたいに付き合うんだけど、男性は本命彼女第一なの。
これも誤解しやすいのでしょうね…
涼さんは絶対美也さんと別れないから格好いいのだ。

久美沙織“薔薇の冠 銀の庭”は、涼さんに夜梨ちゃんを選ばせてつまんない作品になった。
…わたし的にはね。