Oceangreenの思索

主に、古神道、チベット仏教、心理学等に基づく日本精神文化の分析…だったはずなんだけど!

補足:力のルール

2013-10-28 | 寺社と歴史、私論
前記事の補足になります。

ずっと前にも取り上げた“男の子ってどうしてこうなの”という本にもありましたが。
特に男の子の場合、小さなうちから、力を行使する場合のルールを仕込んでおいた方が無難みたいです。
人間の男、という動物が、そもそも肉体の力を用いようとする性質を持っているのでしょう…

この力を否定したら、本性を否定した意気地のない人間になるだけなので。
この力を上手く使えるように躾けなくてはならない。

“男の子ってどうしてこうなの”は、オーストラリアの心理学者が、母親とは違う性質を持つ男の子を育てる方法論にチャレンジしてる本なんですけどね。
ここでは、父親とのレスリングごっこを薦めている。
ルールを破るとペナルティがあることを体で教える。
負けを認めることを体で教える。

日本の武道というのも、ただ強くなるためのスポーツという他に、同じような役割を果たしてきたものだと思います。
面子が強く負けを認めずズルが平気な人間の性質に、これは有効だったと思う。

中国で日本の将棋を広めてる人をテレビで取り上げていたのを見ましたが。
これも同じだと思います。
ただ、小さな男の子にはやはり、難しくない全身の取っ組み合いがいいんでしょう。
少し大きくなってからや、女の子なら、こうしたものでもいいかも…

女の子でもやはり、戦わずにはいられない子もいますからね(笑)

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