蓬莱の島通信ブログ別館

「すでに起こったことは、明らかに可能なことがらである」
在台日本語教師の東アジア時事論評あるいはカサンドラの眼差し

日本的精神論の源流1:「死地」は「死地」ではない

2012年08月21日 | 20110311東北関東大震災と政治
(写真:南雲忠一の失敗の上塗りをして日本帝国海軍機動部隊を全滅させた、「テストの点数で選ばれた優秀な」指揮官・山口多聞。)
1.「死地」の日本的解釈から
 偶然だが、前回書いた内容で「死地」の原典、『孫子』を見て、日本帝国滅亡前と同様に現在の「日本国」に蔓延している「非合理的精神論」の源流を見たような気がした。
 奴隸制国家「日本国」の呪われた毎日2:「死地」に立つ市民
 手元に日本の注釈はないが、インターネットで見られる資料から、前大戦時も現在もまったく変わらない「日本的精神論」について考えてみたい。
 
 「死地」の日本的解釈は、以下のようなものである。

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し‐ち 【死地】
1 死ぬべき場所。死に場所。「―と定める」
2 生きて帰れないかもしれない非常に危険な場所。また、そのような状態。「―に赴く」「―を脱する」
3 のがれようのない、せっぱ詰まった立場や状態。窮地。「―に陥る」
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 確かに「死地」という単語だけを見れば、こうした解釈しかできないだろう。私達の日常にもこうした解釈が蔓延している。

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産経が「自衛官」ネット投稿紹介 「死地に向かわせるなら首相ら陣頭に」2011/3/19 12:31
「悲痛な自衛官寄稿」。東京電力の福島第1原発事故に関連して、産経新聞が「現役自衛官」の寄稿を紹介した。高い放射線の中、自衛隊はヘリや特殊消防車で危険度の高い3号機への冷却水放水作業を実施している。同寄稿では、「自衛隊最高指揮官」菅直人首相らに対し、「死地に向かわせるなら、指揮官陣頭であるべきです」と訴えている。
「服務の宣誓」を紹介
この寄稿「福島第一原発:報道をはるかに超える放射能 死を覚悟する自衛官、国のリーダーにその認識はあるか」は、3月18日に配信された。筆者プロフィール欄を見ると「現役自衛官 藤井源太郎」とある。「JB PRESS」のサイト内検索で調べた範囲では、同じ名前の人物によるほかの記事はみつからなかった。
寄稿は5ページにわたる長文だ。藤井氏の所属や階級に関する記述は具体的には出てこない。福島第1原発での「消火と給水業務」について、「(自衛官らが)命を失うことが目の前にあるにもかかわらず、命令に忠実に、職務の完遂を目指しているのです」と書いている。(中略)
「最後に」の項目では、「隊員を喜んで死地に向かわせるのは、自衛隊最高指揮官である内閣総理大臣をはじめとする、防衛大臣などの各級指揮官の堅確な意志と熱誠を込めた言葉です」として「兵を死地に向かわせるなら、指揮官陣頭であるべきです」としている。最後は「菅政権にあっては原子力災害派遣に従事する自衛官に対して、熱誠を込めた言葉で語りかけて頂きたいです」と結んでいる。
一方、産経新聞は同じ記事の中で、「北沢氏は17、18両日の2度の会見で(原発上空で放水作業をした)ヘリの乗員をねぎらう言葉も一言も発しなかった」と指摘している。
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 このように私達は「非常に危険な場所」「死ぬことが決まった場所」の意味で「死地」を日常的に使っている。私も、原典を読むまでこうした意味で使っていた。多くの専門家も、私と同じように、原典は確認しないでいい加減に済ませている。

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山口多聞・稀代の提督が示した「勝利の要諦」とは〔2
2012年05月24日 公開
Share on Tumblr inShare.山内昌之(歴史学者)
《 『歴史街道』2012年6月号より 》
「兵は拙速を尊ぶ」の言葉通り、戦いにおいて勝敗を分けるのはスピードである。
時間をかけて万全の備えをしたとしても、敵に先制されればすべてが水の泡なのだ。
また、「拙速」は時に犠牲を伴う。その犠牲を恐れ、平時のマニュアルどおりに進めて成功できるほど、実践は甘くない。指揮官には覚悟と責任が問われるのだ。
アメリカ海軍にも畏怖される存在であったという日本海軍の山口多門少将が今、「戦いの勝ち方」を忘れた日本人に語りかけるものは何か。
身をもって示した「勝利の要諦」
 水雷畑にいた山口が航空畑へと転じるのは昭和15年(1940)のことです。翌年、第二航空戦隊司令官として大戦に突入。そして昭和17年6月4日、運命のミッドウェー海戦を迎えました。
 冒頭で紹介した通り、山口の鋭い意見具申も空しく、南雲機動部隊は瞬く間に3空母を失い、山口は飛龍1隻で敵空母3隻と相対するという、絶体絶命の状況に陥ります。(中略)
 この時、山口は飛龍飛行隊長・友永丈市ら整列した航空隊員の盃に御神酒を注いで「一段とご苦労だが、全機激突の決意をもって、攻撃へ向かってくれ」という象徴的な訓示を述べています。そして山口の胸中を痛いほどに解っていた友永は、「手前ら、死んでも編隊を崩すんじゃねえぞ」という部下への言葉を残し、まさしく「決死の覚悟」で飛び立ち、見事敵空母ヨークタウンを大破し撃沈に導いたのです。(中略)
 実際には、犠牲を伴わない勝利などありえません。将棋を指す際に、駒を取られないで勝つことが不可能なのと同じで、シビアな命のやり取りの中で、ぎりぎりの計算をして勝利に導くことが指導者の責務なのです。もちろん人一倍に部下を想い、また部下からも慕われていた山口は、人道主義的感覚を十二分に持ち合わせていました。しかしいざ戦いとなれば、それらを封印しなければ勝利や目標に到達できない――山口は同時に、厳しい現実もしっかりと見据えていたのです。この透徹した覚悟こそが、淵田が称した「兵は拙速を尊ぶ」とともに、山口が身をもって示した「勝利の要諦」ではなかったでしょうか。
 さらに、山口はただ部下に死地に赴いてくれという、非情な訓示をしたわけではありません。同時に、次のようにも述べています。
 「司令官も、あとからいくぞ!」
 山口の心は、常に現場の部下たちとともにありました。部下に難題を押し付けるだけでなく、自らも厳しい現実を引き受ける指揮官だったのです。もちろん、訓練に次ぐ訓練で、指揮官の強烈な闘志は、末端にまで浸透していたでしょう。それにしても、山口がこの究極の場面において、決死の攻撃を命じることができ、部下たちも勇躍してそれに臨んだのは、山口自身が「自分も続く」という鮮烈な覚悟と責任感を、持ち合わせていたからに他なりません。
 振り返れば、山口は実に「眩しい」人生を歩んだ男でした。屈託のない豪快な青年時代から、古武士の如き見事な最期まで、山口の人生は、どの部分を切り取っても眩しく見えます。その眩しさは、成長過程のなかで鍛錬を重ね、冷静な決断力や現実主義、敢闘精神を培い、そうして身につけた「勝利の要諦」を、時を過 <あやま> たずに見事に最大限発揮しえたからだと言えるでしょう。まさしく、「輝ける人生」を自らの力で実現させてみせたのです。翻って現代に目を向けると、時局は混迷を極めています。そんな時代だからこそ、いかにすればこの困難な歴史の局面を突破できるのか、眩しき提督が己の命と引き換えに示した「勝つための教訓」に、いま一度目を向けるべきではないでしょうか。
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 以上はミッドウエー海戦の空母飛龍艦長山口多聞の紹介である。指揮を放棄して艦隊を全滅させ部下を見殺しにして逃げ帰った品性下劣漢の南雲忠一に比べれば、山口多聞は、大敵を相手に最後まで戦闘を続け、死んでいった部下と共に、沈む飛龍と命運を共にした点では、はるかに人間として立派だ。しかし、キスカ島救出作戦を成功させた木村昌福提督と比べると、艦隊指揮官としては完全に失格だろう。単艦の指揮と異なり艦隊指揮官の最大の任務は、部下の損害を最小限にして作戦目的を達成することだからである。山口提督がアメリカ空母艦隊3隻を道連れにしていれば別だが、味方の全滅と引き替えに敵の1隻をやっと沈めても、大した功績とは言えない。今の山口提督への評価は、ミッドウエー海戦での優勢な日本帝国海軍機動部隊の全滅という、悲惨な現実、しかも指揮官の無能が引き起こした惨めな敗北を糊塗するだけの言い訳でしかない。
 なぜ「日本国」は衰退するのか2:日本型人材育成の惨敗

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山口多聞
大西瀧治郎らの勧めもあり航空関係に転向し、次代の日本海軍を担うエースと目された。大陸に於いて第一連合航空隊司令官として大西の第二連合航空隊との合同作戦(重慶爆撃)に従事した。この際に護衛戦闘機無しで爆撃を強行して大きな被害を出した事があり、またその過酷な訓練で事故が多発したことからパイロットたちから「人殺し多聞丸」との異名があった。しかしその一方で部下との意志の疎通を図るため予定外で陸攻に同乗し飛行食を工面して貰ったり、大西との作戦会議において納得がいくまで双方引かずに議論をやり合ったことなど、山口の人柄を物語るエピソードが少なからず残されている。
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 白痴軍事官僚利権の余沢に預かる人が書いているらしい、媚びへつらったような内容を読むと山口多聞は、やはり海大出のただの「テスト100点エリート」で、部下を無意味に「死地(生還の可能性がない場所)」に平然と追いやるのが好きな人だったというしかない。重慶爆撃は戦略上も戦争経済の面でも完全な失敗で、多くのベテラン搭乗員(爆撃機の損害は1チームであり、簡単に養成できない)を失って後のパイロット養成を困難にし、また無差別爆撃の先例を作ったことがB29による日本本土への無差別爆撃の引き金になった。そして、このテストの点数しかとれない白痴軍事官僚のせいで、白痴軍事官僚と同質のナチス中国から今、私達は訴訟されることになった。仲間の大西瀧治郎は戦略的にはまったく無意味(捨て身の戦いは無意味ではなかったが)だった特攻隊の創始者である。
 重慶大爆撃71周年、原告団が日本を起訴
 それに山口が多くの作戦で上部の命令に結局従っていたのも、人間関係で仕事をする無能なマネージャーの典型と言える。山口のミッドウエーでの悲惨な敗死は当然だろう。

 それに、この山口を讃える人の紹介は論理的に矛盾している。なぜなら山口多聞は、4隻の機動部隊の中でただ1隻残っていた飛龍を失い、貴重なベテラン搭乗員全部を殺してしまったからである。いったいそれのどこが「眩しい」人生、「輝ける人生」で、いったい何が「勝利の要諦」なのかまったく分からない。こんなものは勝利ではない。真の愛国者は、こうした言辞に惑わされてはならない。戦争のような非情の事態では勝たなくては、つまり目的を達せなければ、評価はゼロ以下である。その点で、今まで述べてきたように、開戦直後の欧米が無防備だった状況は除き、米英軍が態勢を回復してから日本帝国の軍事官僚で目的が達成できた指揮官はほぼ皆無であり、みな惨めな敗北者=無能な指揮官だったと言うしかない。
 人の生死、愛する家族や友人、恋人の未来がかかっているときに、現在のテレビゲームのリセット感覚や評論家の感傷は有害無益だろう。一かゼロか、競争の原則は非常に厳しい。中間はない。

 蛇足だが、山口多聞がアメリカ空母艦隊の追撃を振り切って、飛龍を指揮して戦場を見事離脱していれば、私は高く評価し、それこそ「古武士」と評価したい。不利な状況で撤退するのは当然のことで、海軍軍人としても死にかけた仲間を放置するのは最大の恥である。もし炎上する味方の3隻の空母の乗員や搭乘員救助に全力を傾け、その後、アメリカ軍の追撃を撃退して彼らと戦場を離脱していれば、山口少将は歴史に残る名将たりえただろう。生き残った指揮官や搭乘員は、山本五十六や南雲忠一をはじめとする日本海軍軍事官僚の誤った作戦や人事を変えるきっかけになったかもしれない。木村昌福提督と比べると、山口多聞は下士官ぐらいの判断力しかないのに将官クラスの待遇を貪る、南雲忠一の失敗の上塗りをした無能な恩給泥棒と言える。

 機会があれば紹介したいが、ドイツの東部戦線では、猛烈なソ連軍の侵攻を限られた少数の兵力で防御し、膨大なソ連軍に対して果敢に痛撃を与えて侵攻を頓挫させた有名無名の将軍や指揮官は数えきれない。有名なのは、
 エーリッヒ・フォン・マンシュタイン:ユダヤ人虐殺に加担していた可能性が高い点で人格面では品性下劣ではあるが、ただ品性下劣で無能なだけの日本帝国軍事官僚と異なり、少数の味方で圧倒的な敵を殲滅する戦史での不滅の業績(第三次ハリコフ攻防戦等)は消すことは出来ない。戦うならこう戦うべきという、非常に明確な指揮の典型である。企業人は、騙されてはいけない。腐敗軍事官僚の学歴繋がり門閥繋がりで「日本国」に蔓延している旧日本帝国の腐敗軍人の指揮や伝記をマネージメントの手本にしても、前大戦と同じように、壊滅、全滅の憂き目にあうだけである。マネージメントがない組織を手本にするなど気違い沙汰だろう。手本にするなら、不利な状况下でも圧倒的な敵に屈しなかったドイツ軍のケースや総合的マネージメントで20世紀後半の安定を造ったアメリカやイギリスの指揮や戦略を手本にするべきだろう。
 日本では比較的無名の将軍ならば
 ヒアツィント・シュトラハヴィッツ:東部戦線の北方軍集団担当地域で困難な戦闘を続けた指揮官の一人。名門貴族の出身だが、最後まで部下を見捨てず、部下と共にソ連軍地域から離脱して、最後はアメリカ軍に降伏した。
 前線の指揮官でも志願した民間人が軍人として目覚ましい活躍をしている。
 オットー・カリウス:18才で志願兵として入隊し、東部戦線の前線で劣勢な戦車小隊を指揮し、最後は西部戦線で降伏まで戦闘を続けた。詳しい伝記が残っているので、成長の軌跡もよくわかる。宮崎駿による紹介が出ている。

 こうしたドイツの将軍や指揮官たちの多くは、敵方だったアメリカ軍、イギリス軍から高い評価を受けている。不利な状況をいかに克服して、味方の犠牲を少なくしながら、敵に打撃を与えるか、劣勢な軍隊の提要はここにあるからだ。バカのひとつ覚えのように、部下を「死地」に追い込んで、ひたすら攻勢を繰り返せば、すべてが許されるわけではない。逆に、「戦力的に不利だから勝てない」、バカなことを言わないでほしい。多くの日本の軍事評論家や歴史家が前大戦についてそううそぶいているが、今の「日本国」の病理を示す白痴的言動の端的な例だろう。「戦力的に不利だからこそ勝つ(というより目標を逹成する)」それが指揮官の役目であり、実は私達の日常の仕事はいつもそうした状況にある。有利な状況で勝つのは当たり前のことで、新人でも素人でもできるような当然のことだ。環境に責任を転嫁するのは無能の典型だ。
 その意味では、ミッドウエー海戦は、日本帝国軍事官僚の無能のために、圧倒的に有利な戦力を持ちながら、日本帝国機動部隊は劣勢なアメリカ軍によって壊滅的で再起不能の打撃を受けたのであり、素人でもできることすら満足に出来なかった、惨めな屈辱的戦場、日本帝国軍事官僚の「歴史的無能」を示す典型的な事例なのである。

 にも関わらず日本人、軍事を研究している、あるいは歴史を好む人々はミッドウエーのような勝てる戦場にまで平気で「死地」という言葉を使っている。私達の行動(「死地」とは裏腹の傍観者的批評)と表現(「死地に赴く」=死を覚悟して行動する)はまったく矛盾しているのではないか?それはまるで、勝てる戦場で部下を「死地」に追い込んだ山本五十六や南雲忠一のような破廉恥で無能な指揮官、役立たずの軍事官僚的な行動とは言えないだろうか?

 不利な状况下(「死地」)でも戦史に名を残しているドイツ軍指揮官と比較してみると、今の「日本国」でまかり通っている「死地」の論理は完全に誤っている。考えてみれば明白だろう。まず勝てる状況なら部下を「死地」に追い込む必要はないし、当然「死地」に追い込んではいけない。そんなことをするのは、それこそ白痴のすることである。より有利な状況で最小の損害で最大の効果が出るように工夫するのが指揮官としての当然の義務である。一方、もし勝てない状況、勝ち目がほとんどない状況なら、やはり当然「部下」を「死地」に追い込んではいけない。撤退して再起を待つのが指揮官として当然の行動だ。負けると分かった戦場に止まるのは、愚劣な行動であり、そこで部下を「死地」に追いやるのは無能な人間のする、あまりにも卑劣な行動だ。しかし、日本帝国の軍事官僚は、前者の場合でも後者の場合でも、多くの部下を湯水のように赤紙一枚で集められる消耗品として、ただ「死地」に追い込んで無意味に犬死にさせた。だから、日本帝国は滅びたのである。
 日本帝国のまったく無意味な指揮の事例、完全な失敗の事例に疑問を持たない、今の「日本国」の批評家や軍事専門家の指揮観=マネージメント観は、基本的に判断の根本が間違っているのではないか?これで果たして日本社会はグローバル化時代の激烈な競争や来るべき次の大戦に勝てるのだろうか?

2.孫子の兵法
 以上のような疑問を、書いているうちに持つようになった。理由のひとつとして、「死地」の意味を日本人は誤って理解してきたから、ミッドウエー海戦のような勝って当然の戦場で悲惨な壊滅的打撃を受けるのではないか?あるいは、勝利の可能性のない死んで当然の戦闘で、当然のように部下を無意味に死なせる山口のような指揮官を「英雄」と絶賛してきたのではないか?ということである。

 『孫子』の原典を見ると、日本人が今のような完全に過った競争のマネージメントを当然と思うようになった理由が分かる。日本帝国で教科書通りの答案を書く以外に能がなかった山本五十六や山口多聞のような官僚タイプの優秀な日本人ほど、原典を見ないで2次文献(受験用参考書や解説書)を好む、木を見て森を見ずという傾向を持っている。だから『孫子』の全体を見ないで、戦場は所詮死んで当然の地であるから蟲けらのような兵士はどんどん死ねばいいと、自分の無能を隠せる「死地」ばかりを強調したのである。
 孫子と日本人
 『孫子』の構成を見ると、今まで日本人は誰も『孫子』をまともに読んでいなかったのではないかと思われる。

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孫子 (sun1-zi3)
第一篇始計
第二篇作戰
第三篇謀攻
第四篇軍形
第五篇兵勢
第六篇虛實
第七篇軍爭
第八篇九變
第九篇行軍
第十篇地形
第十一篇九地
第十二篇火攻
第十三篇用間
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 章立てを見れば分かるように、『孫子』は徹頭徹尾、競争に勝利するあるいは、軍事的成功を遂げるための内容で構成されており、愚かな旧軍関係者や中国の軍関係者が言っているように「平和の書」や「王道の書」などではないし、「知謀の書」でもない。「王道」「平和」などという言葉は一度も出ていない。日本の旧軍関係者が人間関係だけで仕事をしているように、中国の軍関係者も自分の欲得と人間関係以外に何も考えていない。だから以下のような、こんな誤った解釈が出てくるのだ。

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日本は「孫子兵法」で第2次大戦の失敗を沈痛に反省
発信時間: 2011-05-26 10:07:10 | チャイナネット
日本・国際研究センターの服部千春理事長は「中国新聞網」のインタビューに「『孫子の兵法』は『いかにして戦わずに平和を維持するか』という哲学を示し、痛ましく悲惨な戦争を発動しない『王道』を最高の境地としている。『孫子の兵法』の精髄である『慎戦論』は、世界平和に重大な貢献を果たしている」と述べた。
第二次世界大戦における日本の失敗について、服部氏は「西洋の『戦争論』と異なり、『孫子の兵法』は全篇『非戦、平和』の崇高な理念に貫かれ、平和を追求し、発展を求めている。孫子の兵法の思想の核は平和理念と『不戦』思想だ。孫子のいわゆる兵者の『詭道』は『覇道』ではなく『王道』だ。孫子は『好戦分子』ではなく『不戦主義』だ。『孫子の兵法』の本質は『武力制服』ではなく『智謀による勝利』だ」と語る。
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 全体を紹介できないので、概略をまず示すと、以下のようになる。ここでは英訳の『孫子』を使うことにする。
 The Art of War
 というのは、英訳を調べて分かったが、上に挙げたWikipedia『孫子』を見れば分かるように、欧米のほうが日本や東アジア圈より研究ははるかに進んでいる。主な訳で4つ、出版されている訳と解説だけで18種類もある。インターネットでよく読まれているのは、第二次大戦前の1910年に訳されたLionel Gilesの訳である。
 The Art of War
 その他にも、個人のファンが研究サイトを出している。
 SONSHI

  Lionel Gilesの訳では、以下のようになっている。 
1)第一篇始計:Laying Plans=英訳は「計画策定、立案」などの意味で解釈している。日本では「計りごとをめぐらす」「計略の基本」というようにまったく基本を誤って理解している。
 孫子十三篇 「01 始計篇」
 英訳は、実践的で「The art of war is of vital importance to the State. It is a matter of life and death, a road either to safety or to ruin. Hence it is a subject of inquiry which can on no account be neglected. The art of war, then, is governed by five constant factors, to be taken into account in one's deliberations, when seeking to determine the conditions obtaining in the field. (戦争のコンピテンシー(artは課題遂行力とする)は国家にとって生命にかかわる問題で、存続か滅亡かの基本である。よって、絶対無視することはできない。戦争のコンピテンシーは、現場で決定をくだすとき考えるべき5つの恒常的要素から成っている)」と極めて単純明快に訳している。だから、英訳は、まず戦争に関する5つの要素について「計画を立てる」と理解している。つまり、日本式の「計略」「策略」などというわけの分からない陰謀や詐術ではなく、孫子のあげる5要素について単純明快に関係要素を産出して、どうすれば戦争が可能かを帰納せよと言っている。
2)第二篇作戰:Waging War=英訳は「戦闘の実施」と訳している。英訳は、戦争に必要な装備や兵力等を全部あげて、どれぐらい費用がかかるかを計算し、長期戦の不利と損失を考慮して最大の効果をあげるようにすることを説いている。一方、日本の伝統的解釈はまったく逆で、以下に挙げた例のように、最初の軍備の部分を全部勝手に削って、後半の「戦争が長期化すれば、戦力が消耗し士気が衰える。長期間、戦場に軍を張りつけておけば国の財政が窮乏する」だけを取り上げている。
 孫子十三篇 「02 作戦篇」
 日本の解釈は、まるで戦争に資金や装備を投じないことがいいことであるかのように解釈している。英訳は不利な長期戦にならないように勝てる装備と部隊を充分調えて運用すると解釈し、日本は姑息な手段(山本五十六の真珠湾攻撃など)で資金を使わずに短期決戦で済ませよと理解している。1910年でこうした訳の差が出たことから見れば、第二次大戦での日米の勝負は戦う前から明かだろう。

 以上の1章、2章の『孫子』の紹介の差から分かるように、日本の伝統的解釈は、軍事=計略、詐術(相手を騙す方法)と考え、欧米の解釈のように軍備をいかに計画的效率的に整備運用するかではなく、「長期決戦は不利だから策謀を巡らして奇襲や短期決戦をするべき」といように根本から間違った方向で『孫子』を理解していたのである。
 よって以下の後半の部分も出発点の差で、欧米では「戦闘に関わる戦術、指揮」として訳しているので、どの見出しも現代用語として簡単に理解できる。日本の場合は、前半の出発点で誤ったので、以降の解釈も全部「策略」「謀略」「陰謀」・・・のような、ねじ曲がった前提での暗い、いじましい解釈になってしまった。訳としても、訳の分からない、言わば魔法の書、秘伝書のような解釈になって、具体性を失った。日本での解釈と、英訳とを比較してみる。

第三篇謀攻=はかりごとで敵を攻める方法:Attack by Stratagem=戦略による攻撃
第四篇軍形=まず、敗けない態勢取りをして、敵の虚(スキ)を突く:Tactical Dispositions=戦術的な配置
第五篇兵勢=集団心理を利用して勢いづける重要性:Energy=勢いあるいはパワー
第六篇虛實=我軍の実(主力部隊)を以って敵の虚(スキ)を攻める:Weak Points and Strong=弱点と強み
第七篇軍爭=よく利害を検討し、不利を有利に変える工夫をすること:Maneuvering=主導権の掌握
第八篇九變=地形や状況に応じて臨機応変に対応すること:Variation of Tactics=戦術の多様性
第九篇行軍=「陣取り」 や 「敵情判断」 の重要性:The Army on the March=移動中の軍隊
第十篇地形=地形利用が重要な補助手段:Terrain=地形
第十一篇九地=戦場のタイプ:The Nine Situations=9つのケース
第十二篇火攻=火攻め作戦の原則:The Attack by Fire=火計
第十三篇用間=情報活動の原則:The Use of Spies=スパイの使用

 個人のホームページの解釈を批判して申し訳ないが、日本の解釈は「隙をつく」「隙を攻める」など、相手の弱みにつけ込むことをばかりを強調している。果たして山本五十六(真珠湾攻撃)流や牟田口廉也(インパール作戦)流の卑怯なあるいは無謀な奇襲戦法を『孫子』は説いているのだろうか?果たしてそれで大きな勝利が得られるのだろうか?日本の解釈は根本が間違っていると思われる。孫子は『孫子』冒頭で書いているように戦争を国家存亡の問題と言っている。だから全力で実行するべき大事業であり、戦う以上は投資した軍備と人的損耗を補うのに十分な利益を得なければならない。日本の解釈では小隊単位の点の戦闘はできても、方面軍単位、国家単位の面の戦略は立てられそうもない。真田家の戦いはできても、信長、秀吉、家康の戦いにはならない。
 アメリカの翻訳のほうが、よく理解できるのは、アメリカの訳は最初から大戦略としての戦争、国家の事業としての戦争を前提にして読んでいるからだろう。『孫子』が日本に入って1000年以上になるだろうが、これだけ歪曲され、しかも誤った解釈から繁栄した国家・日本帝国の滅亡までもたらす影響力を持った本は他にはないかもしれない。

 現代のテクスト論では、テクストの内容を理解するとき、全体的な読解の方向性を決めるフレームの存在が指摘されている。日本の『孫子』のフレームは、戦争=「計略」「陰謀」=姑息な奇襲といようなねじ曲がった、いわば「戦国無双」や「戦国バサラ」の忍者キャラクターの技として読まれて来たのである。しかし、アメリカの解釈は違う。アメリカのフレームは、国家事業としての戦争=大統領の仕事=総司令官の仕事として読んできた。二つのフレームの勝負は明かである。これでは100年経っても200年経っても日本は絶対にアメリカを乗り越えられない。日本の愛国者は、この点をよく考えるべきだ。

3.死地について
 最後に「死地」について考えてみよう。日本の解釈は以下のようになる。

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孫子十三篇 「08 九変篇」
「死地(しち)には則(すなわ)ち戦え」
 絶対絶命となり、逃げ場の無い環境ではただ勇戦するのみだ。
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 旧日本帝国の無能軍事官僚も似たような考え方だったろう。しかし、こんな解釈を見ると笑ってしまう。孫子のような冷静な思想家が、こんな非合理な主張をするわけがない。逃げ場のない絶対絶命のケース(包囲状態)で戦っても、勝てることはほとんどない。ほとんどは無駄死にして終わりである。歴史上、こうしたケースで壊滅的打撃を受けた戦いは数しれない。有名なのはハンニバルがローマ軍を包囲殲滅したカンネーの戦いだろう。
 カンナエの戦い
 日本陸軍もバカのひとつ覚えのように、ハンニバル風のこうした戦術(劣勢な軍勢の一部を割いて優勢な敵の背後に回り込ませる)をとることが好きだった。しかし、孫子ほどの人が、こんな日本帝国無能軍事官僚流の姑息な戦略を述べるわけがない。包囲されたローマ軍の立場で考えれば、たしかに崩れた左翼に兵力の充分ある中央戦列の一部を割いて「死地」に奮戦して機動防禦をおこなうことで逆にハンニバル軍の右翼を殲滅して、背後に回り込むチャンスがあったかもしれないが、それは非凡な指揮官の天才技で、私たちのような凡人はこうした不利な包囲を招くことは絶対してはならない。
 
 では、『孫子』は何を述べているのだろうか。前回、少し述べたように、「第八篇九變」は指揮官として認識すべき9つのケースを述べている。1.から6.は前回紹介した。
 奴隸制国家「日本国」の呪われた毎日2:「死地」に立つ市民
 今日はその次を読んでみたい。

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孫子-九変[2]
7.是の故に智者の慮おもんばかるや、必ず利害を雑まじふ。
8.利を雑へ、而して務め信のぶ可きなり、
9.害を雑へ、而して患ひ解く可きなり。
10.是の故に諸侯を屈する者は害を以てし、諸侯を役する者は業を以てし、諸侯を趨はしらす者は利を以てす。
11.故に兵を用ふるの法、其の来たらざるを恃む無く、吾の以て之を待つ有るを恃み、其の攻めざるを恃む無く、吾の攻む可からざる所有るを恃むなり。
12.故に将に五危有り。
死を必するは殺す可し、生を必するは虜にす可し、忿速(ふんそく)なるは侮る可し、廉潔なるは辱しむ可し、民を愛するは煩はす可し。
13.凡そ此の五者は、将の過なり、兵を用ふるの災(さい)なり。
14.軍を覆(くつがへ)し将を殺すは、必ず五危を以てす、察せざる可からざるなり。
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 前回の続きの部分は訓読するとかなり難解で何を言っているのか理解できない。インターネットで紹介されている山鹿素行の注も何を書いているのかよく分からない。しかし、英訳は何を見たのかかなり明確に訳している。

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7. Hence in the wise leader's plans, considerations of advantage and of disadvantage will be blended together.
(以上から、賢明な指揮官の計画は有利と不利を共に斟酌するものである。)
8. If our expectation of advantage be tempered in this way, we may succeed in accomplishing the essential part of our schemes.
(もし有利さの予想がこのように調整されているならば、我々は計画の主要部分を達成することに成功するかもしれない。)
9. If, on the other hand, in the midst of difficulties we are always ready to seize an advantage, we may extricate ourselves from misfortune.
(他方、困難の中で常に有利さを得る準備ができているならば、我々は不利から脱がれられるかもしれない。)
10. Reduce the hostile chiefs by inflicting damage on them; and make trouble for them, and keep them constantly engaged; hold out specious allurements, and make them rush to any given point.
(マイナスを課して、(自軍部隊内の)敵対的指揮官を減らすべきである。また、敵対的指揮官を減らすには、彼らに困難をもたらすことである。彼らとの約束を守ることである。適切な恩典を提供することである。そうすれば、彼らをどんな所にでも急行させることができる。)
11. The art of war teaches us to rely not on the likelihood of the enemy's not coming, but on our own readiness to receive him; not on the chance of his not attacking, but rather on the fact that we have made our position unassailable.
(戦争の技術は、敵が来ない予想に関してでなく、敵を迎える我々自身の準備についてポイントを教えている。 戦争の技術は、敵が攻撃しない契機ではなく、むしろ、事実として、私達にとって攻撃不可能な位置を示している。)
12. There are five dangerous faults which may affect a general: (1) Recklessness, which leads to destruction; (2) cowardice, which leads to capture; (3) a hasty temper, which can be provoked by insults; (4) a delicacy of honor which is sensitive to shame; (5) over-solicitude for his men, which exposes him to worry and trouble.
(司令官に影響を及ぼすかもしれない5つの危険な誤りがある。 (1) 無謀(それは破滅に至るものである) (2) 臆病(捕虜にされることになる) (3) 激情(侮辱を生むことがある) (4) 恥辱に敏感な名誉心の繊細さ (5) 彼の部下への過度の気遣い(指揮官を心配とトラブルにさらす)
13. These are the five besetting sins of a general, ruinous to the conduct of war.
(これらは将軍に絶えずつきまとう5つの罪悪である。そして、戦争の遂行を破滅させる。)
14. When an army is overthrown and its leader slain, the cause will surely be found among these five dangerous faults. Let them be a subject of meditation.
(軍が壊滅し、その指揮官が殺害されたときは、原因はきっとこれらの5つの危険な誤りの一つにある。これらを熟慮すべき対象(課題)にしよう。)
==========

 英訳は、9つの困難なケースについて解説した1.~8.に続けて、7.~9.を読み、10.以降を指揮官の心得と解釈して、10.は部隊の掌握、11.は9つの困難なケースの理解、12.~14.は指揮官の資質について述べている。英訳は指揮官は、できることとできないことを知り、してはならないことをするなとこの章で述べている。
 では、本題の「死地」であるが、英訳は

==========
2. When in difficult country, do not encamp. In country where high roads intersect, join hands with your allies. Do not linger in dangerously isolated positions. In hemmed-in situations, you must resort to stratagem. In desperate position, you must fight.2.
難しい戦場では、野営してはならない。本道が交差する地域では、あなたの同盟国と支配力を合わせよ。危険なほど孤立した位置に止まってはならない。包囲された状況では、あなたは策略を立てねばならない。切迫した立場では、あなたは戦わなければならない。
==========

 英訳は「desperate」で、日本の「死ぬに決まった」のニュアンスもないことはないが、切迫した、緊急のという意味もある。9のケースの前半の1つに過ぎない点では、「切迫した、緊急の」が正確だろう。

==========
1強烈な勇気を示すさま
(showing extreme courage)
made a last desperate attempt to reach the climber 登山者と連絡をとろうとする最後の必死の試み
the desperate gallantry of our naval task forces marked the turning point in the Pacific war- G.C.Marshall 太平洋戦争の分岐点と記された、我々の海軍機動部隊の捨て身の勇敢さ−G.C.マーシャル
2極端な危険に満ちた
(fraught with extreme danger)
a desperate illness 絶望的な病気
on all fronts the Allies were in a desperate situation due to lack of materiel- G.C.Marshall 連合国は材料不足のために、あらゆる局面で絶望的な状況にあった−G.C.マーシャル
3特に要求または願望が大きいため、極端な切迫感または強烈さを示す
(showing extreme urgency or intensity especially because of great need or desire)
felt a desperate urge to confess 告白したくてたまらない衝動に駆られた
a desperate need for recognition 感謝したくてたまらない
4絶望または希望の喪失から生ずる、またはこれらを特徴とする
(arising from or marked by despair or loss of hope)
a desperate cry for help 援助を求める必死の叫び
helpless and desperate--as if at the end of his tether 無力で絶望的−−まるで力が尽きたように
her desperate screams 彼女の必死の悲鳴
==========

 戦場論として見ると日本的解釈は、明らかにおかしい。「死地」は「死地」ではなく、切迫した必ず行動に出るべき状況の意味である。準備があるから、そこで準備が活きる、『孫子』はそれだけを述べている。


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9 コメント

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同意 (通りがけ)
2012-09-12 11:18:04
このエントリーに完全に同意します。
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「地位協定破棄即日本国独立日本国憲法発効」 (通りがけ)
2012-09-12 11:20:13
阿修羅の分析を加えて改稿します。
「911ユダ金対日ショックドクトリンは山本美香女史暗殺に続く松下金融郵政改革担当相暗殺」

衆議院ACTA採決のいかがわしさ。2012年9月10日 (月)ふじふじのフィルターさまへ書き込みました。
http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/96-88ed.html

911のユダ金対日ショックドクトリンはジャッカルによる見せしめ処刑だったですね。石井氏松岡氏や中川氏と同じ冷酷な要人暗殺の恐怖で日本政府支配を強める、そして去年の西岡氏だけでは不十分と見て911を捉えてジャッカルを動かしたのでしょう。
もちろんユダ金にとって以下の阿修羅の分析の通り反小泉の松下氏は非常に強力な抵抗勢力であった。
http://www.asyura2.com/12/senkyo135/msg/579.html#c108
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>108. 2012年9月11日 23:58:05 : dS0xDWogkQ 金融相とは報じても郵政担当相であることはマスコミでは余り報じない。
亀井氏と裏でつながり、350兆円を最後まで守る役目だったのに…
偽ユダヤの目的と朝鮮キムチの目的が合致したとき、それは発動した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さらに閣僚でただ一人松下氏は人権救済法にただ一人反対していたので彼が生きていれば人権救済法は閣議決定できず廃案になる。野田泥豚は韓国国益のためにユダ金に従っているのでそのご褒美の人権救済法は絶対に成立させたい。そこで野田泥豚はユダ金と取引して自分に足がつかないユダ金配下のジャッカルに素知らぬ顔で泥塗れの口を拭って松下氏を殺させたのでしょう。911にショックドクトリンを計画していたユダ金はその泥豚の要求に乗ってタイミングが合う相乗効果が高いこの日に(1日前倒しで)決行したのです。

しかしずいぶんと偽装工作の下手な腕と頭の両方ともできが悪いジャッカルだったみたいですが。そのせいで警察が対応に大わらわですね。
>>松下金融相死亡…自殺か? 都内の自宅で発見
http://www.asyura2.com/12/senkyo135/msg/579.html

しかし先日のACTA批准のおかげで81人で10分で地位協定破棄批准停止が可能であることがわかったいま、次期国会の冒頭で地位協定破棄動議を提出すれば81人を残して全員退席棄権でも地位協定が破棄できますね。いかに治外法権で犯行自由自在のジャッカルでも国会に出席予定の議員をいっせいに81人も殺すことは不可能です。つまり地位協定みんなで破棄すりゃこわくない。
なおかつ地位協定破棄すればただちに日本国内のビザ無しジャッカルは全員発見即逮捕となり暗殺活動ができなくなるので、国会冒頭81票で地位協定破棄動議を10分で可決さえすれば直ちに日本人議員はそれ以降全員安泰です。みなが天寿を全うできるでしょう。

つまり81票以上であれば何人で破棄可決しても破棄さえすればただちに日本国内最上位の憲法に従って日本の優秀な警察が次々にビザ無しのジャッカル含む外国人たちを残らず捕らえて身柄送検し検察が起訴して両者ともに点数を上げるので、否決票を投じた議員まで含めて全員が地位協定治外法権ジャッカルが日本人政治家へ及ぼす身体生命の危険から日本国憲法と優秀な日本の警察力で安全に守られるのです。

具体的には次期国会開会までその場で破棄賛成票を投じることは自分だけの秘密にしといて、地位協定破棄動議が出されれば退席者の様子を見て残った者が投票開始後阿吽の呼吸で81人以上(100人でも200人でも多い程より安全になります)で一斉に即時地位協定破棄可決すればよい。今回殺された松下氏のように投票前から法案反対の旗幟を鮮明にすれば現在国内をうろついていて検挙不能の治外法権ジャッカルの絶好の標的になりますから非常に危険ですね。謀は密なるを以てよしとす、このばあい一人一人が単に黙っておいてユダ米に面従腹背で国会が開会したら冒頭でいっせいに破棄賛成投票するだけだから謀と言ってもごくごく簡単ですけど。Simple is best.

無記名や起立や挙手採決であっても、議長が裁量で「投票の結果地位協定破棄動議が否決されました」と言ったら名前確定の唯一の議員になって次の選挙で必敗ですし、議長議員も石にかじりついても地位協定破棄を阿吽の呼吸で通すでしょう。
棄権退席や破棄反対票を投じた議員も国民から売国奴認定されるので以後の選挙に出馬できず政治生命を未来永劫断たれることになるから、地位協定破棄動議が出されたら必ず退席や棄権せずその場で地位協定破棄に賛成しておく必要があるのです。
また地位協定破棄動議に備えてこれに党議拘束をかけてあらかじめ破棄に反対すると表明できる政党も存在できません。地位協定批准党議拘束をかけた瞬間日本国憲法に反する党是を持つテロ組織と認定されるからです。

まとめると、「言うは難く行うは易し。地位協定皆で破棄すりゃ怖くない。地位協定破棄して福一石棺桶化。」
地位協定破棄即日本国独立日本国憲法発効である。以上。
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「地位協定破棄宮内省破棄福一石棺桶化」 (通りがけ)
2012-09-16 12:05:17
天下りの語源は天孫降臨です。そもそも人類百万年の歴史のなかで天孫とそれ以外の人類遺伝子に違いがあるはずがない。天孫降臨こそ人類に対する侮辱であり汚職です。一神教に共通する選民思想、血の生け贄を強要するペテン悪魔ヤーウェですね。
具体的にペテン悪魔ヤーウェが日本に巣くっている根城を示しましょう。宮内省です。日本では明治維新以来神仏分離してヤーウェが独裁体制を築き日本を破壊しました。そもそも悠久の歴史のなかで天皇ひとりが絶対不可侵の大権を持ったのは日本列島史上明治政府が初めてだったのです。それまではすべては空なりただ法(仏法)があるのみの仏教が日本人民衆の共通の悟りでした。天孫降臨族の間で神仏習合したのはおそらく聖徳太子でしょう。「世間虚仮唯仏是真」という太子の言葉がその証です。それを明治維新で悪魔がペテンを使って破壊した。そして絶対不可侵のペテン大権を手に入れ国民を生け贄の仔羊の地位へおとしめて天皇の大権を代理として執行する悪魔ペテン政府を作って仏教国日本を悪魔支配してきた。戦後は天皇を現人神から人間へ降格させさらに人間天皇から全ての人権を剥奪して象徴に祭り上げたうえで、天皇大権をそっくりそのまま奪い取った宮内省として絶対の権力と金力をペテン悪魔が変わらずふるいつづけています。
日本を江戸時代以前の真善美の民衆の国にもどすためには、まずペテン地位協定破棄してペテン宮内省を解体することが必要で、それだけで後は自然の摂理でもとの美しい善君子善女子民衆が争わず相和して清らかに慎ましく正直勤勉に暮らす地球上で至上の蓬莱島真善美日本が戻ってくるでしょう。
返信する
和をもって貴しとなす (通りがけ)
2012-12-10 15:02:26
【12月16日最高裁判事国民審査「黒ボールペンオール×全員不信任審査」当日投票の日】

阿修羅にて(少々長文有加筆)
138. http://www.asyura2.com/12/senkyo140/msg/535.html#c138
>>135【持参のボールペンで、投票用紙に記入したら無効票だろ?】

私はもう何年も前から黒ボールペン投票やってるが全っ然オッケーだったよw

憲法上最強の国民主権を行使する最高のセキュリティがかかった投票用紙の改ざん防止するのは憲法を守る国民の義務であり公権力の【責務(刑罰付き)】だろ。誰にも文句は言わさん。文句を言ってくる奴がいれば直ちに公務員身分照会して顔写真撮ってその場で証拠つけて警察に引き渡してやるさ、投票妨害という刑法違反犯罪現行犯逮捕してな。


140. 2012年12月09日 11:29:09 : rWn9PLlcps
投票用紙は最高のセキュリティ管理義務が刑罰によって課せられる日本国最重要の「公文書」である。
おわかりか、>>135


141. 2012年12月09日 11:44:06 : rWn9PLlcps
もちろん来る12月16日すみずみまでくまなく合憲の「最高裁裁判官国民審査」こそが最も重要な直接民主主義の「国民主権行使」の場であるから、こちらの用紙にも最高度のセキュリティがかかった「日本国最重要の機密公文書」であることは同じであり、もちろん主権者国民は誰にも改ざんされないように黒ボールペンでちからいっぱい10人の裁判官の名前の投票欄にすべて「×」印を刻んで投票箱へ投じなければならない。これを物理的な方法や風評流布によって少しでも妨げる者はすべて例外なく「投票妨害」という刑事犯罪を行った犯罪者として告発されあるいは現行犯逮捕されることをよくよく覚悟しとけよ。特に>>135おまえもな。


142. 2012年12月09日 11:56:37 : rWn9PLlcps
12月16日日本国主権者国民にとって最も重要な「最高裁裁判官国民審査」の当日投票日である。期日前投票は国民審査票に改ざんが加えられる恐れが強い。証拠を残さない投票用紙改ざん犯行が簡単だからである。12.16当日投票が最もセキュリティが高い。開票の監視がもちろん必要だが。
「最高裁裁判官国民審査」に12月16日黒ボールペンでオール「×印」刻み込み投票することは全国民有権者の憲法上の責務であるから、みんな12月16日に投票場へ黒ボールペンとカメラ付き携帯電話(公務員の不法行為を映像音声記録して犯行の証拠にするため)持って行こうね。


146. 2012年12月09日 19:12:42 : c6jR7ZBwUs
【ボールペンは無効票にしたい奴の工作じゃない?】


147. 2012年12月09日 19:56:11 : rWn9PLlcps
>>146
みんなでボールペンで書いてみればわかるさ。

だから全員で最高裁裁判官の名前にオール×印をつけて開票結果を待てばいい。

不信任票が明らかにすくなければ票の点検を請求しよう。名古屋市みたいにね。

>>http://jp.wsj.com/japanrealtime/blog/archives/3737/

>>http://www.takedanet.com/2010/11/post_e490.html
武田邦彦 (中部大学): 市民に犯罪を強いる名古屋市 ...
www.takedanet.com/2010/11/post_e490.html
差出人は伊藤某という何者かが分からない人物である。手紙には「名古屋市選挙管理委員会 委員長伊藤年一」とあるが、署名もなく公印もない。 ... するなどということは犯罪である.それを選管がやると言う。ビックリ!! 次 ...



149. 2012年12月09日 20:17:50 : rWn9PLlcps
かつてブッシュの大統領選でフロリダで再投票と票集計に選管の不正があったが大統領だから当選後不問になった。
しかしこちらは全く政治家ではない政治権限を一切持たないただの官僚公務員公僕裁判官だから一票たりとも不正があれば即裁判官全員懲戒免職。憲法の規定した国民審査の遂行過程に不正があれば票を管理した選管職員全員刑務所入りだ。
地位(権限)と俸給が高くて不正な犯罪の恩恵にあずかった裁判官の方は刑務所に行かないで行政処分だけだが、そいつらの利益のために実際に不正な操作に携わった選管職員の方が地位(権限)も俸給も格段に低いのに罪が格段に重いんだよ、懲戒免職の上に刑務所へ行かんにゃならんからな。
選管職員よ、いちどでも不正な票の操作に関われば誰よりも損するのは自分自身だぜ。不正操作はどんなに上から命令されてもやめとけよ、自分の道徳上の名誉と親兄弟女房子供の生活のことを考えてな。


151. 2012年12月09日 21:17:56 : rWn9PLlcps
国民の誰も最高裁裁判官なんぞにおべっか使う必要は無い。公僕とはすなわち国民の下僕召使いである。全国津々浦々のどんな裁判でも裁判官の判決に少しでも異議不満がある者は国民審査で最高裁裁判官全員の名前に黒ボールペンでオール×印をつけてやればよい。裁判官は地裁から最高裁まで全員同じ判決を下す憲法上の責務があるから、地裁高裁不当判決裁判官への恨みを最高裁判事全員に連帯責任をとらせて全員不信任審査懲戒して晴らすと言うのが正しい国民主権の使い方である。
反道徳奇形司法不当判決冤罪製造法匪最高裁を信任する道徳国民など日本人にはひとりもいないさ。

12月16日は反道徳(=戦争)奇形司法最高裁裁判官国民審査の日である。

「道徳・平和」の魂を受け継ぐ扶桑の島本来の日本人常民民衆は一人残らず全員でこの日に必ず黒ボールペンで「反道徳」の筆頭(すなわち戦争の筆頭)最高裁をオール×印全判事不信任投票して開票結果を待とう。

まあ日本人なら全員(裁判官以外は)不良下僕の最高裁を信任する義理も云われも無いからな。当然の帰結として投票用紙は開票すれば全部×印だらけで真っ黒だね。

国民審査では無効票などあり得ないからな。
選管職員も裁判官なんちゅう低脳の威張り屋反道徳者不良下僕のために不正行為をして自分の道徳家人生と家族の人生を棒に振るなんてばかばかしすぎて誰に命令されたってぜったいやらんだろ。

今度の選挙が「道徳・平和」対「反道徳・戦争」の戦いであるというのはこういう意味である。

仮に選挙そのものが無効になっても国民審査は絶対に完全有効だから、「反道徳・戦争」の最大の走狗奇形司法最高裁を、「道徳・平和」国民が民主主義憲法に従い最強の国民主権を直接行使して黒ボールペン「オール×」不信任懲戒審査全員罷免してやれば、12月16日に「平和・道徳」主権者国民が「反道徳・戦争」ユダ金スパイ政府四権癒着談合法匪組織に対して完全勝利を収めるのである。

よっていまからただちに「道徳・平和」政党・候補者は今後の選挙運動中にかならず

【12月16日は最高裁裁判官国民審査が行われます。必ず投票所へ黒ボールペン持参して最高裁裁判官全員「オール×」印をつけて国民の不信任懲戒審査意見を天下に示しましょう】

と有権者に呼びかけることが絶対必要である。

なぜなら「反道徳・戦争」癒着談合組織の扇の要である奇形司法に国民審査不信任が成立すれば、選挙の結果がどうであろうと、絶対に自ら選挙不正行為に関わらない道徳心を堅持した「道徳・平和」政治勢力が自然に大勝利するからである。

(「反道徳・戦争」癒着談合政治勢力の不正が扇の要奇形司法の崩壊と共に自己分解して白日の下にさらされるからね。)

つづく
返信する
和をもって貴しとなす (通りがけ)
2012-12-10 15:03:10
152. 2012年12月09日 21:39:53 : rWn9PLlcps
三宅雪子千葉4区候補も嘉田由紀子党首も森ゆうこ副代表も青木愛東京3区候補も、その他の候補も未来の党の「道徳・平和」候補者はみなすべて一斉に、今日から直ちに当選演説と共に

【12月16日は国民の義務「最高裁裁判官国民審査」に黒ボールペン持参でオール×不信任審査投票しましょう】

と声を大にしてこのとおり国民に直接呼びかけて、総務省の明らかな憲法違反職務怠慢で国民に主権行使の機会と意義が周知されていない直接民主主義『国民審査』の国内最強の権能を、恣意的職責放棄刑事犯罪者総務省に代わって国民へ周知徹底してください。

・・・・・

総務省は他にもあまたの憲法違反違法行政執行刑事犯罪を犯しています。別途秋霜烈日苛烈誅求されます。これこそが小泉詐欺師以来の本流「聖域無き行政改革」そのものである。小泉の自縄自縛。


153. 2012年12月09日 21:53:20 : rWn9PLlcps
>>152総務省の明らかな憲法違反職務怠慢で主権者国民に主権行使の機会と意義が周知されていない直接民主主義『国民審査』の国内最強の権能を、刑事犯罪者総務省に代わって主権者国民へ周知徹底してください。


日本国憲法によれば、この周知徹底を行うことも主権者国民(候補者も国民である)の「義務」である。【責務】(=刑罰つき)ではない。【責務(刑罰付き)】は公務員公僕がこれをすべて負う。


154. 2012年12月09日 22:12:25 : rWn9PLlcps
>>153【責務(刑罰付き)】は公務員公僕がこれをすべて負う。

官僚および司法公務員(警察・検察)及び裁判官はすべて公務員であり公僕である。

野田は現在国会議員ではないから不逮捕特権は無い。

野田は総理大臣だから特別公務員である。

憲法違反の解散をして、総務省に「最高裁判官国民審査」の同日投票を主権者国民へ周知徹底するよう総理命令を出していない野田は、公務員の刑罰付き【責務】に違反しており、刑事責任が問われて有罪である。

警察は刑事犯罪者を告発無く逮捕して取り調べる特別司法公務員【責務(刑罰付き)】がある。

警察は直ちに野田を逮捕し身柄拘束して取り調べを行う【責務】がある。

憲法70条に基づき取調中の総理公務遂行不可能を理由として野田を罷免し即日内閣総辞職となる。

副総理が総理代行し選挙管理内閣となる。

野田内閣の閣議決定はすべて無効となる。


以上、すべての国内法の最上位に位置する日本国憲法より。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

脱原発は日本各地の何十万人何百万人もの脱原発市民運動を見てもわかるとおり福島東北関東のみならずヒロシマナガサキチェルノブイリはじめ世界中のヒバクシャが日本政府に突きつけた絶対的要求であり、すでに選挙の争点国内政策争いの段階はとっくに通り過ぎてとっくの昔に日本が国策として全世界に脱原発を約束しなければならない対国連外交の最重要課題となっています。

よって今度の違憲解散による12月16日の国民主権の行使投票は、【最高裁裁判官国民審査】への投票が最も合憲で国民の意見を反映できる投票となります。

いま日本人は「平和・道徳」対「戦争・反道徳」の戦いの真っ最中です。世界平和か世界戦争かのキャスティングボードを握っているのがまさにわれわれ日本人なのです。

日本は有史以前扶桑の島時代から江戸時代末期まで何千年も同時代世界第一の道徳民衆社会を営々と代々伝えつづけて来た「道徳・平和」の【和をもって貴しとなす】仏教国でした。

明治維新以来廃仏毀釈でひどく痛めつけられましたがすでに仏法が民衆の遺伝子となっておりましたから政府が【反道徳・戦争】政府と成り下がっても民衆は常に変わらぬ【道徳・平和】共同体を築いてきました。

戦後ナチスドイツ考案の白痴化洗脳装置商業テレビ放送が始まってからその共同体も解体寸前にまで破壊されましたが去年311の大国難にみまわれて【道徳・平和】遺伝子が日本中で目覚めています。

こうなれば【反道徳・戦争】を日本人自身の属性である【道徳・平和】で光が暗闇を払うように世界から取り除いてしまうこともたやすいことです。

すべての日本国民は12月16日最高裁判事国民審査へ当日投票場へ行き、【道徳・平和】の黒ボールペンで【反道徳・戦争】最高裁裁判官を全員ちからいっぱいの「オール×」を用紙に刻みつけて全員不信任懲戒審査しましょう。

それが全世界に【平和と道徳】をあまねくもたらす日本人のほんとうの和魂(にぎみたま)「和をもって貴しとなす」なのです。
返信する
「日本国憲法は総務省にただちに最高裁判事国民審査全投票用紙再集計再開票の結果公開を厳命する」 (通りがけ)
2012-12-19 09:41:29
発展途上国並の壮大なる不正選挙?(続き)、有り得ないことがありえーる(笑):いかりや爆師匠
http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/e/3cec4d06784d8569c86eb297df2cc1e1

師走の選挙 (通りがけ)
2012-12-19 06:22:22
さすがの私も忙しすぎて書き込みができない。かろうじて認知症の母親を手を曳いて投票所で認知障害者老人を介助者から引き離して孤立させようとする小役人を「憲法違反の投票妨害である」と怒鳴りつけて退け、保護責任者たる私が介助して黒ボールペンでともに国民審査オール×投票して帰ったのが精一杯である。認知症の母親には選挙違反にならぬよう候補者も政党も×印をつけるよう指導し、私は日本未来の党と書き候補者がいなかったので共産党候補者名を書いて投票した。

いかりや師匠の冷静で鋭い分析は、さすが我が師匠です。日本常民の慈悲倫理道徳平和の徳にあふれておられる本エントリーのご指摘はすべてご名答オール◎。

史上最低の投票率。
これを強調するのが今度のユダキン解散師走選挙の最大の狙いです。

かつて上の句にバカ森総理もとい神の国バカ森総理がばらした不正選挙のやり方「投票日には有権者は寝ててくれたら良い」を、師走のど真ん中投票というこの時期を狙って文字通り決行したバカユダキン捏造選挙です。ユダキンですから日本国憲法を無視して(ほんとは低脳すぎて知らないだけですがw)マスゴミが大暴れ公職選挙法違反憲法違反やりまくりの何でもありの、あの時と同じバカの一つ覚えで公明党組織票頼み一辺倒のまさに小泉詐欺師白痴テレビ劇場型ハリウッド西部劇無法選挙となりました。

反道徳ユダキンバカは最高裁判事国民審査のことも忘れて師走選挙を仕掛けてきたが、師走で多忙な道徳国民は選挙より国民審査にオール×投票して反道徳反憲法最高裁を自らの手で懲戒処罰するために師走で忙しい中じっちゃんもばっちゃんもみな投票所へせっせと足を運んだのです。私は手を引っ張って連れて行きましたがw

今まで選挙に行ったことが無い人も私の知り合いには何人もいますが今回はみな一様に「投票いってきたで。国民審査はオール×にきまっとるじゃろ」と口々に言っています。

史上最低の投票率とは真っ赤な嘘ですねw

まあ最高裁検審ソフトがバカの一つ覚えで使われたようですが、最高裁事務局が不正を認めない限り今度の選挙結果が合憲とされると見込んでいるのでしょう。
そして反道徳最高裁が黙秘で時間稼ぎをしている間にさっさと憲法9条を破壊して反道徳無慈悲戦争国家を「捏造」しようというのがユダキンの狙いです。
悲しいくらい丸わかりの低脳バカですな、ユダキン。最重症の知的発達障害者そのものです。

さて不正は明らかですが選挙の投票をすべて再開票再集計するのは物理的に時間がかかりすぎてなかなか当選無効を確定させるには至らないでしょう、ブッシュ大統領選のように。

しかし最高裁判事国民審査なら再開票再集計は小学生でもできる程度のあっという間も無くすんでしまうごく簡単な単純作業です。参考http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/206.html#c204
信任か不信任かの○×二者択一だから、反道徳無法最高裁ご自慢の捏造ソフトも国民審査では通用しません。捏造したくても単純すぎて使いようが無いからw

しかも今回史上最低の投票率らしいが、国民審査の総投票数を数えるだけでほんとうの投票率がわかるのです。国勢調査よりもはるかに正確にね。

倫理道徳日本国民はただちにすべての国民審査投票済み投票用紙の総数再集計と不信任票の総数再集計を、主権者国民の公僕総務省に日本国憲法を用いて違背遅滞を許さず厳命しましょう。

総務省は全員「外患誘致罪」である。
返信する
「野田を自衛隊員に対する未必の故意殺人(未遂)罪で緊急逮捕憲法70条総理罷免せよ! 」 (通りがけ)
2012-12-21 09:48:04
ショックドクトリンと言えば常に流血の戦争である。
日本で9条破壊派の安倍が大勝したことでシリアの自衛隊にいつジャッカルが攻撃をかけても不思議は無い程ショックドクトリンの危機がかつて無いまでに高まっている。

ただちに野田を逮捕して総理罷免し、シリアの自衛隊に憲法違反の戦闘地域から即時武装解除撤収帰国するよう総理代行に命令を出させねばならないことは云うまでも無い。
返信する
新幹線男。 (電車男。)
2013-01-07 08:00:20
勿論前向きに解釈するよ。
無論楽観的に分析するよ。
当然積極的に行動するよ。
寧ろポジティブに活動するよ。
返信する
belief (noga)
2013-02-19 14:31:27
日本人の絶大なる力により‘テロには断固として戦う。’ という信念を、この地上に示されなくてはならない。
日本人は、自己の信念を明確に示すことができるか。意思がなければ、発言内容はぶれる。

太平洋戦争初期に、フィリピンでは、キング少将もジョーンズ少将も投降して、米比軍将兵75000人以上の命を救った。
太平洋戦争末期に、日本軍は米空軍の爆撃機の襲来をゆるし、東京大空襲では数時間で10万人という多くの人たちが犠牲になった。
日本人指導者には戦いの勝敗は事前に見分けられないのか。洞察力はないのか。人の命を断固として守れるのか。
’やってみなければ分からない’とか、 ’なってみなければわからない’ という話をいつまでも続けるつもりか。


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