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蓬莱の島通信ブログ別館

「すでに起こったことは、明らかに可能なことがらである」
在台日本語教師の東アジア時事論評あるいはカサンドラの眼差し

中国の斜顏Ⅰ:”21世紀旗手”の情報捏造大国という顔

2006年02月27日 | 日本の安全と再建のために
1.映画はすべて史実(事実)である:27日のニュースに中国での戦略的情報捏造を表すいい例が載っていた。 中国「イーストウッド監督で南京事件映画」 代理人「全くのウソ」 (産経新聞) - goo ニュース (全文引用に問題がありましたら、お知らせください) ===== 【ワシントン=古森義久】日本軍の南京攻略を題材とする映画が米国のハリウッドで著名な俳優のクリント・イーストウッド氏の監督で制作される . . . 本文を読む

「小泉政権打倒」第二次キャンペーンについて─現実主義に帰る以外に道はない─

2006年02月20日 | 日本の安全と再建のために
1.日本に外交的に強いイニシアティブはない、あるいは、日本は小国だという認識から改革が始まる:生活と経済は、損得を抜きには語れない。損得を考えて、最も損が少なくなるほうを選ぶのが現実主義、最も得する方を選ぶのを冒険主義という。前者は悲観主義、後者は楽観主義とも言える。私は、「シビライゼーション」などシミュレーションゲームを始めると一週間でもほぼ徹夜してし続けてしまった経験とか、賭け事をすると負けた . . . 本文を読む

波瀾の年明け(続)─前兆(きざし)あるいは、まえぶれ?─

2006年02月07日 | 日本の安全と再建のために
 最近気になったニュースを二つ紹介したい。(1)韓国から国連事務総長候補がでたら?(2)皇室の分裂? (1)韓国から国連事務総長候補がでたら?  1月中旬から各紙が報道している。 国連事務総長レース始動韓国外相、米大使らと会談  今後の推移を見守る必要がある日本にとっては死活に関わる問題の一つだろう。日本の今後数年間を占う上で、もっと注目されるべきニュースだ。 (著作権者の方は問題があればお知ら . . . 本文を読む

日本における思想としての守旧派についてⅡ─モラルのないものがモラルを語る愚劣さ─

2006年02月02日 | 日本の安全と再建のために
 日本の守旧派によってやり玉に挙げられた「ライブドア」の株は100円を切ったという。中国共産党在日機関誌”朝日新聞”と繋がりの深い共同通信は以下のような記事をあげている。 「子ども投資家も痛手 「経験から多く学んで」」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060201-00000017-kyodo-soci  この記事によると、この中学生は母親にライブドア株を買 . . . 本文を読む

日本における思想としての守旧派についてⅠ─2006年春季大反攻の背景─

2006年01月31日 | 日本の安全と再建のために
 小泉政権の後継者をめぐって、日本ではいまさまざまな暗闘が繰り広げられているようだ。前回書いたように「ライブドア」事件も「耐震強度偽装」事件も、政治的意図があって、それぞれの勢力が動き始めた結果であろう。「BSE」を巡る牛肉輸入再開問題とか「東横イン」事件、「防衛施設庁談合」事件なども同じ争点で、標的は結局、小泉政権の後継路線である。  こうした守旧派の搖さぶりや「大反攻」は、いろいろな出処からま . . . 本文を読む

波瀾の年明け-落日の国の謀略と狂騒-

2006年01月23日 | 日本の安全と再建のために
 小正月の前、日本に帰国すると、「ライブドア」事件と「耐震強度偽装」事件のニュースで持ちきりだった。  去年の暮れ、「耐震強度偽装」事件のニュースを見たとき、国土交通省やその大臣などに事件が波及するに違いないと思っていた。しかし、予想ははずれて、建築関係者との噂が流れている伊藤議員の派閥を帰国してから調べて見ると、以下のようなブログがあるのがわかった。それを見ると、事件はもともと小泉政権そのものが . . . 本文を読む

中国ヤフーの奇怪な変身─進む情報統制と対日開戦工作の可能性─

2005年11月25日 | 日本の安全と再建のために
 最近、暫く中国ヤフーを見ていなかったのだが、2005年11月、中国ヤフーはトップページとニュースページに大幅な変更を加えて、以前の見出しの大半を削除した。今年春の「反日」暴動期の中国ヤフーのトップページは写真に示したような構成で、その後、さらに、分類が増えた。  しかし、現在のページは以下のようになっている。 現在の中国ヤフートップ: http://www.yahoo.com.cn/    こ . . . 本文を読む

中国共産党主催による「中央電視台紀念台灣光復六十週年的晩會」について

2005年11月15日 | 日本の安全と再建のために
 前回紹介した中国共産党主催による「中央電視台紀念台灣光復六十週年的晩會」がどんな内容だったのか、概要が分かる記事が見つかったので、以下に紹介したい。 ===================================== 光明日報 http://www.gmw.cn/01gmrb/2005-10/26/content_322017.htm 新華社北京10月25日電(記者茆雷磊)為隆重紀念台灣 . . . 本文を読む

9月の総選挙と台湾マスコミ

2005年09月19日 | 日本の安全と再建のために
 9月11日の日本の総選挙の前、台湾のメディアは、なぜか「自民党大敗・民主党勝利」という日本の某評論家の意見をそのまま流したりしていた。小泉首相を支持する論調は、一部の民進党政府関係者の発言に限られていたようだ。8月中、家族に不幸があり、急遽日本へ戻っていたとき見た、日本の世論調査では、正反対の結果が出て、解散前、羽振りをきかせていた郵政民営化反対派が、一転して守勢に追い込まれてしまった現実から言 . . . 本文を読む

中国メディア:日本衆議院戦後60周年決議を「赤旗」を利用して批判

2005年08月04日 | 日本の安全と再建のために
 中国yahooで見る限り、中国人が極めてよく利用していると言われるヤフーの中で、中国メディアが取り上げる日本関連の記事は、最近、先に上げた8月1日の”日本核武裝”報道のように極めて「謀略」的色彩の濃いものが目立つ。8月4日は、トップに次ぐ二段目「報刊要聞精選」に、日本の衆議院の戦後60周年決議を批判する以下の記事が掲載された。 ================================= . . . 本文を読む

中国ヤフー:「記念抗日戦争勝利60年」の謀略性について(続き)

2005年08月02日 | 日本の安全と再建のために
 前回の記事で紹介したように、中国ヤフーは「記念抗日戦争勝利60年」を組みながら、同時に日本が核武装を計画しているという記事を8月1日トップにあげた。詳細は以下。 http://blogs.yahoo.co.jp/kei_shi347/7959486.html  日本が核武装を企てているという謀略記事は、他の新聞社から、以下のような内容も出ている。 ======================= . . . 本文を読む

中国ヤフー:「記念抗日戦争勝利60年」の謀略性について

2005年08月01日 | 日本の安全と再建のために
 7月下旬、アメリカの「中国軍事力報告」が出た同じ週に中国ヤフーに「記念抗日戦争勝利60年」という中国共産党の言う「抗日戦争」の特集ページが作られたことを紹介した。以下で紹介するように、内容は、3月から4月の「反日」暴動時の「反日」煽動キャンペーンをひとまとめにしたようなもので、以前の記事がそのままリンクとして使われている欄も少なくない。 「記念抗日戦争勝利60年」 http://cn.news . . . 本文を読む

中国ヤフー:「美國発布中國軍力報告」「記念抗日戦争勝利60年」特設ページを開設

2005年07月25日 | 日本の安全と再建のために
 先週、中国関係では二つ重要なニュースがあった。  一つは、アメリカによる中国軍事力報告(19日)、もう一つは、人民元の形式的切り上げ(22日)である。  アメリカによる中国軍事力報告について、中国ヤフーは翌日「反対キャンペーン」ページを開設した。 ページは以下。 「美國発布中國軍力報告」 http://cn.news.yahoo.com/cn/mil_expenditure/index.html . . . 本文を読む

三度目の大戦の危機を迎えて

2005年06月23日 | 日本の安全と再建のために
 三度目の世界大戦の危機が迫っていることを、前回、紹介した。 http://blogs.yahoo.co.jp/kei_shi347/5497794.html  今までの、まとめに、最後に私のような一介の日本語教師に何が出来るか考えてみた。 <私は何をすればよいのか>   私にとって今、できることは、第一に、NHKや朝日新聞など中国韓国御用達に墮落したメディアからではなく、インターネットを利用 . . . 本文を読む

「軍国主義」の哀れな犧牲者─軍拡の進む中華人民共和国(Ⅰ)─

2005年06月14日 | 日本の安全と再建のために
 中国による対日情報工作機関に身を落としたともいえる某国国営放送NHKのニュースが、最近、中国黒龍江省での水害を報道していた。中国ヤフーも、14日、写真入りで、哀れな犧牲者の姿を報道した。(「晨報」のかた、本文と写真使用に関して著作権の問題がありましたらお知らせください) ■晨報記者手記︰龍江沙蘭洪水折射中國小城鎮規劃之傷  “我寫這件事的時候,還覺得脈搏怦怦跳動;即使我活到十萬 . . . 本文を読む