北方謙三さんの「黒龍の柩」を読み終えた後、新選組もので、今度は浅田次郎
さんの「輪違屋糸里」を読みました。傑作「壬生義士伝」を書いた浅田次郎さん
が、今度は新選組の京都での活躍の前半部分を花街・島原に住む太夫(こったい)
や新選組に宿舎を提供している民家の女性達の視点から描いたものです。



上巻は女性からの語りが多く、盛り上がりが欠ける気もしていましたが、さすが
ストーリーテラーの浅田さん。下巻は芹沢鴨の暗殺を核としてぐいぐい盛り
あがりました。
京都島原は、日本最初の花街のようです。太夫は、芸姑の最高の存在で芸を
極めた存在。若い糸里も土方歳三への想いを断ちながら太夫となります。
輪違屋というのは置屋で、太夫などが所属するところ。
文化資産として建物が残っています。

輪違というだけあって、紋は輪が二つ交わっています。その暖簾を潜る芸姑さん

芹沢鴨が殺される夜、新選組は揚屋の「角屋」で宴席を持ちます。

揚屋は太夫などを呼んで遊ぶ場所です。角屋も文化資産として残っています。

太夫は身分的にも大変高い地位を与えられたそうです。

明治時代中期の太夫の写真です。

ふうむ、あまりどきどきするような美人はいなそうな~気がしますが(笑)。
輪違屋糸里は昨年テレビドラマ化されたそうですが、見逃しています。
糸里を上戸彩さんが演じたそうです。上戸さんは可愛い方ですが、ちょっと
イメージが違う気がします。場違い・・とは言いませんが(笑)
それでも上の太夫の写真に比べれば・・・比べちゃいけないって
ははは

幕末に特殊な色合いを加えた新選組は、作家にもいろいろと刺激を与えて
いるようです。島原は訪れた記憶がないので、京都に行った際は、是非一度
歩いて、太夫も道行きを感じてみようと思います。
糸里に会えるかも~


<<Tiger Fun Book & Kyoto>>

さんの「輪違屋糸里」を読みました。傑作「壬生義士伝」を書いた浅田次郎さん
が、今度は新選組の京都での活躍の前半部分を花街・島原に住む太夫(こったい)
や新選組に宿舎を提供している民家の女性達の視点から描いたものです。




上巻は女性からの語りが多く、盛り上がりが欠ける気もしていましたが、さすが
ストーリーテラーの浅田さん。下巻は芹沢鴨の暗殺を核としてぐいぐい盛り
あがりました。

京都島原は、日本最初の花街のようです。太夫は、芸姑の最高の存在で芸を
極めた存在。若い糸里も土方歳三への想いを断ちながら太夫となります。
輪違屋というのは置屋で、太夫などが所属するところ。
文化資産として建物が残っています。


輪違というだけあって、紋は輪が二つ交わっています。その暖簾を潜る芸姑さん

芹沢鴨が殺される夜、新選組は揚屋の「角屋」で宴席を持ちます。


揚屋は太夫などを呼んで遊ぶ場所です。角屋も文化資産として残っています。

太夫は身分的にも大変高い地位を与えられたそうです。


明治時代中期の太夫の写真です。


ふうむ、あまりどきどきするような美人はいなそうな~気がしますが(笑)。
輪違屋糸里は昨年テレビドラマ化されたそうですが、見逃しています。
糸里を上戸彩さんが演じたそうです。上戸さんは可愛い方ですが、ちょっと
イメージが違う気がします。場違い・・とは言いませんが(笑)

それでも上の太夫の写真に比べれば・・・比べちゃいけないって



幕末に特殊な色合いを加えた新選組は、作家にもいろいろと刺激を与えて
いるようです。島原は訪れた記憶がないので、京都に行った際は、是非一度
歩いて、太夫も道行きを感じてみようと思います。

糸里に会えるかも~



<<Tiger Fun Book & Kyoto>>


明治中頃とか戦前の写真とか見ると
たしかにあんまり・・^^;ですよね。
同時期の吉原の女性、あるいは京都の祇園
先斗町のなんかだとかなり美人さんがいるので
あるいはそちらに人材が流れていたのかもですね。戦後の太夫さんの写真には(昭和~平成)
結構美人さんもいらっしゃいますよ。
でも、芸もできて美人の太夫さん て意外と育てるのが難しそう・・。
「輪違屋糸里」彩さんは少し若すぎ、明るすぎ
かな?と思いました。
小田茜さんが演じた「音羽太夫」がものすごく
美しく、威厳?がある中に哀愁を漂わせてました。すごくはまってたと思います。
みようと思っています。先斗町辺りは何度も
行っています。
小田茜さんの音羽太夫ですか。見てみたい
ですね。何とか「輪違屋糸里」を探して
みます