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直木賞作家・佐々木譲さんの「警官の血」読み応えありました!

2010年02月01日 | 読書
今年の直木賞作家・佐々木譲さんの警察小説「警官の血」は読み応えありましたよ。
3代に亘って警官となった安城さんという家族を現代史を重ね合わせながら警官の
視点で良く描かれていて大変興味深く読みました。
 特に三代目の世代となった後半は亡くなった祖父や父の秘密が絡んできて、ぐいぐい
読まされました。最初はミステリーという分野にも思えませんでしたが、後半はまさに
ミステリー色を帯びて、なかなかの筆力だと感心しました。

 佐々木譲さんは、1950年生まれだそうですから、今年、年男。おぉ同じ世代
です(笑)。北海道の高校卒業後は、フリーターをしたり、工場労働を1年間した
経験後、作家となったそうです。いま就職難で苦労されいる方々も、色々な可能性
を追求して欲しいと思いました。
 NHKの大河ドラマ「竜馬伝」を楽しんでいますが、その時代に生きた榎本武揚
を描いた「武揚伝」を佐々木さんは書いていますので、今度はそれを読み始めて
います。坂本龍馬と同じように船に大変関心を抱いた榎本武揚です。


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