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天地人を読み終えて:繋げる読書の喜び~知とイマジネーション

2009年05月25日 | 読書
NHK大河ドラマの原作は、大抵はドラマ開始前に読み終えて、イマジネーション
膨らんだ後にTVを楽しんでいます。今年は、読書が間に合わず、漸く週末に
読み終えました。火坂雅史さんの小説は初めて読みましたが、大衆娯楽小説の
楽しさに溢れた大変読みやすい物語でした。直江兼続を現代に蘇らして、かつ
戦国時代から江戸初期に亘る越後の侍たちの生き様、それを取り巻く多くの
魅力的な人物像と素敵な女性達の触れ合い。謙信、信長、秀吉、家康、石田光成、
真田幸村、伊達政宗、利休など多彩な人物像が兼継の周囲で生き生きと描かれ
ています。利休の娘、お涼との儚い恋も。
 楽しい小説でしたから、是非、読んで欲しいと思います。
そして、火坂さんが書いた伊達政宗の小説「臥竜の天」も絶対に読みたくなり
ました。独眼流政宗は、未だどんな人物だったかイメージが出来ていません。
かって大河ドラマで渡辺謙が政宗を演じていましたが、その大河は何故か
見ていません。どうしたのでしょうか(笑)。
 そして、大好きな時代小説の大家、藤沢周平さんも直江兼続を主人公にした
「密謀」を書いているので、是非、これも読みたいと思っています。
同じ歴史上のヒーローを違う作家がどう描いたかを比べてみるのは、以前から
やっていて、大変に夢やイマジネーションが膨らみますよ。是非、試してみて
ください。


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