タイガーのFun-Loving Way of Life

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ロシアツアー:ロシアの古都・ウラジーミル

2009年09月10日 | 海外旅行
スーズダリののどかな風景や文化を楽しんだ後、モスクワの東北東185km
にあるロシアの古都・ウラジーミルに行きました。1108年ウラジーミル公
が小高い丘に要塞を作り自らの名前を与えたのが、この都市の始まりとか。
12世紀半ばには、ウラジーミル・スーズダリ公国の首都となり、今回訪れた
ウスペンスキー大聖堂が建造されています。これらの建造物は世界遺産と
なっています。ウスペンスキー大聖堂をご覧ください。


 ウスペンスキー大聖堂のある小高い丘からロシアの大地が広く眺められます。
遠くに発電所のような建造物が見えています。

 反対側を眺めると、遠めに勇壮な騎士の像が建っていて、ウラジーミル公の
銅像でした。今回、ロシアで多くの銅像を見ましたが、フォルムが動的で、
かつその人の特徴を現す姿になっていました。単に立ち姿をど銅像化して
変化のない日本との違いをかなり認識しました。銅像は日本の文化ではない
と思いました。

 今回、どこの教会、聖堂に行っても結婚式を沢山見かけました。
みんな幸せそうな賑わいで、通りすがりの渡しさえ嬉しくなる瞬間でした。
ウラジーミルの丘でも幸福な瞬間に出会いました。

 ウラジーミルもかってクレムリン(要塞)で都市を外敵から守っていました。
そのゲートとして黄金の門が築かれ、クレムリンと繋がって防御していたそう
です。ところが、サンクトペテルブルグからお話した女帝「エカテリーナ2世」が、
ウラジーミルを訪問した際に、彼女の立派な馬車が黄金の門を通り抜けること
が出来なかったそうです。怒ったエカテリーナ2世は、黄金の門の両端の
クレムリンを削らして、大きな場所でも通過できるようにさせたそうです。
それが今の姿に表れています。権力者の力と、その効力について考えさせ
られます。

 ウラジーミルの後、今回のサンクトペテルブルグに継ぐもう一つのハイライト・
モスクワに向いました。