タイガーのFun-Loving Way of Life

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「鯨の王」を読み映画「アース」も楽しみました。

2009年01月13日 | 読書
藤崎慎吾さんが書いた海洋SF小説「鯨の王」を読み終えました。
傍ら、ドキュメント映画「アース」もDVDで鑑賞しました。
アースは自然界で発生していることを素晴らしい映像で見せてくれます。
家庭にいながら、こういう映像を身近に見れることは幸せそのもの。
ホッキョクグマのさらされている危機、温暖化の地球で、自然界の変化。
地球の映像には感嘆しました。

 世界一巨大な哺乳類・鯨は映画の中ではざとうくじらの親子の長旅が感動的に
映されました。赤道から南極まで何千キロの旅。素晴らしくかつ厳しい自然界に
生きる動物のタフネス。感心しました。生きるということの厳しさ、それを
生き抜く姿。人間の甘さが笑われるようでした。


 海洋SF映画の世界も大好きで、ジェームス・キャメロン監督の「アビス」など
これまで楽しんできています。今回、海洋SF小説で、興味あった藤崎慎吾さん
が書いた「鯨の王」を読みましたが、素晴らしいエンターテイメントで映画の
ような作品でした。登場人物も魅力的で、飲んだくれの鯨学者や潜水艇の若い
キャプテン・ほのかは素晴らしいキャラクターです。
 そして、ダイマッコウという未知の大型鯨。まっこうくじらは肉食の鯨で
最大で全長20mぐらいだそうですが、このダイマッコウの想定は全長60
メートル。そして、その武器は・・その怒りの原因は・・
はらはらどきどきの展開で一気に楽しみました。
そして、まだまだ未知、神秘の世界がきっとあると思わせてくれる小説でした。