ティフォシモデルカー美術館

1/43フェラーリモデルカーに特化した個人コレクター美術館です
千台以上所蔵の一部、300台程を常設展示しています

フェラーリ 150°イタリア

2021-01-25 | F-1

フェラーリ 150°イタリア

(2011年イタリア統一150周年,統一運動の三色旗がミドルウイング垂直板に貼られた)

4位フェルナンドアロンソ (西)

6位フェリペマッサ (伯)

3位コンストラクター

代表ステファノドメニカリ

Tec.dirアルドコスタ

Tef.desニコラストンバジス

Eng.dirルカマルモリーニ

マシンはタイヤに優しく、ロングランには優れた。

反面タイヤのウォーム性能が不十分で、予選の低温,ではグリップ力が無かった。

ピレリのハードタイヤを機能させる事に苦心した。

ブロウンディフューザーの開発に出遅れた。

ベッテル392P,アロンソ257P(1勝),マッサ118P(0勝)で終了。

コンストラクターはレッドブル650Pフェラーリ375P3位。

ノーズは前年モデルのF10よりも高くなった以外ここ数年のデザインが保守的であった。

開幕戦オーストラリアGPでは、東日本大震災の被災者を応援する為,、いつもはイタリア国旗が鎮座する

部分、フロントウイング支持板に、フェラーリ日本人社員により作られた日本国旗と「ガンバレ!日本」

というメッセージが記された。史上初、フェラーリのF1マシンに書かれた日本国旗となった。

自分が知る限りイタリア以外の国旗とメッセージのF1マシンボディー添付はとても稀有なことです。

ありがとうフェラーリ。

エンジンデータは同様KERS。


フェラーリ F2012

2021-01-25 | F-1

フェラーリ F2012

(2012年)

2位フェルナンドアロンソ (西)

7位フェリペマッサ (伯)

2位コンストラクター

代表ステファノドメニカリ

Eng.dirパットフライ

Tef.desニコラストンバジス

Eng.dirルカマルモリーニ

Tir.eng浜島裕英

テストの段階でマシンが仕上がっていなく悲観的な意見が多かった。

序盤は出場するだけの状態だったが中盤になるとアップデートが上手くいき、

戦闘力が戻って信頼性も出てきた。マッサも終盤戦に復調した。

レースペースは優れていたが、予選の速さではレッドブルに及ばなかった。

その一因は、DRSの効果が不十分でトップスピードが不足していた。風洞データに問題。

ベッテル281P,アロンソ278P(3勝),マッサ122P(0勝)で終了。

コンストラクターはレッドブル460P,フェラーリ400P2位。

今年のトレンドで、ノーズコーンとモノコックの段差は見栄えが悪い。

フェラーリには珍しいプルロッド式。

サイドポンツーンの形状も特徴的で、中央よりもショルダー部分の方が高く、前方に突き出している。

BBS製からOZ製。2,398㏄90°

V8,NA,ERS(18000rpm)

7速+1速640㎏


フェラーリ F138

2021-01-25 | F-1

フェラーリ F138

(2013年V8)

2位フェルナンドアロンソ (西)

8位フェリペマッサ (伯)

3位コンストラクター

代表ステファノドメニカリ

Eng.dirパットフライ

Tef.desニコラストンバジス

Tef.desシモーレレスタ

Eng.dirルカマルモリーニ

序盤までは良かったが中盤戦からベッテルの速さについて行けなかった。

アロンソは最後まで奮闘した。

性能で劣るマシンを積極果敢な走りで最後まで徹底抗戦をみせた。

その姿は武士道、侍の精神とされ、絶望的な状況でも最後まで踏みとどまり、

全力で戦うというアロンソの姿は、まさに日本の武士道そのものであり、

スポーツマンとしての美があった。

ベッテル397P,アロンソ242P(2勝),マッサ112P(0勝)でシーズン終了。

コンストラクターはレッドブル596P,フェラーリ354P3位。

マッサ契約切れ、離脱8年在籍ウィリアムズでも頑張ってほしい。

フロントノーズには化粧板前年の段差解消。

リアウィングの翼端板に縦方向のスリットを2列刻んでいる。

ボディ下部に白黒ライン。

2,398㏄L90°V8,NA,ERS

(18000rpm)7速+1速

642㎏,馬力非公表


フェラーリ F14T

2021-01-25 | F-1

フェラーリ F14T

(2014年ターボ)

6位フェルナンドアロンソ (西)

12位キミライコネン(芬蘭)

4位コンストラクター

代表マウリツィオアリバベーネ

Tef.desニコラストンバジス

Tef.desロリーバーン

Tec.desジェームスアリソン

新レギュレーション,エンジン1.6LV6ターボ。

アロンソとライコネンという元ワールドチャンピオンで期待して挑んだが、

メルセデスの圧倒的な速さについてゆけず1993年以来の0勝。

F14Tの弱点はターボから回生できる電気エネルギーが足りず決勝中に強力なパワーレベルを

生み出せなかった。表彰台僅か2回。

ハミルトン384P,アロンソ161P(0勝)ライコネン55P(0勝)でシーズン終了した。

コンストラクターはメルセデス701P,フェラーリ216P4位。

フロントノーズ不評。

アロンソは今季でマクラーレンに移籍。

マネージメント能力に長けたトップの不在とチーム組織の弱体化。

速くないと勝てません。

1.6L90°V6ターボ,ERS

(15000rpm)8速+1速

691㎏,馬力非公表、KERS+

MGU-H

F:245/660-13R:325/660-13


フェラーリ 456 ベニス

2021-01-25 | 4シータ,6気筒&特殊モデル(各種レース)

フェラーリ 456 Venice Cabriolet Saltan of Burunei by pininfarina

(199?)

ブルネイ王国仕様。

456GTをベースにして製作されたブルネイ王国のワンオフ車。

テールランプとその周囲の車体形状が大きく変更されているために、クーペから改造された

オープンモデルとは一線を画す。

この車両はテールランプが独特な形状をしていて

ピニンファリーナロッサやフェラーリエンツォ等現在のテールランプを先駆けています。

データの詳細はワンオフ車の為不明。