ティフォシモデルカー美術館

1/43フェラーリモデルカーに特化した個人コレクター美術館です
千台以上所蔵の一部、300台程を常設展示しています

フェラーリ エンツォ、エンツォスパイダー

2021-01-09 | スペシャルモデル

フェラーリ エンツォ スパイダー

 

フェラーリ エンツォ

(2002-2004)

創業55周年記念。限定399台。

創始者 “エンツォの名を冠した究極のフェラーリ”。

東京都現代美術館で初披露された。

デザインはピニンファリーナに在籍していた奥山清行氏。F1マシンを強く意識したフロントノーズ。

F1をこよなく愛したエンツォフェラーリ、その名の通りのスーパースポーツカー。

奥山氏によると、当初提出したデザインはこれよりも保守的なもので、

フェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼーモロからダメ出しされたが、『15分待ってください』と

上司が頼んだ後で、手持ちのデザインを完成させて、それを提出すると、了承されたという。

バタフライドア。露出した丸形テールランプ。ボディ、フレームにカーボン。電動可動スポイラー、

リア大型ディフューザー。先代F50のレーシーなインテリアに比べ洗練され近代化された内装。

ブレーキはブレンボ製カーボンセラミック。

ASR車両安定制御装置(スタビリティコントロール)、6速セミAT

4,702×2,035×1,147㎜

5,998㏄65°V12 DOHC

660PS,1255㎏、350㎞/h

245/35ZR19、345/35ZR19


フェラーリ FXXK evo

2021-01-09 | スペシャルモデル

フェラーリ FXXK evo

(2017)

フィナーリ モンディアーリ。

既存モデルへのパーツ取り付け、新規車両も若干数。

固定大型2枚翼リアウイングを始め空力特性の改善やカーボンパーツで軽量化。

ダウンフォース23%向上、ロードゴーイングカー比で75%増。

200㎞/hのダウンフォースは640㎏。最高速度では830㎏を超える。

バンパー形状の変更。

2005年に始まったXXプログラムも更に飛躍する事でしょう。

4,896×2,051×1,116㎜

1,165㎏,41:59

許容回転数9400rpm

6,262㏄65°V12 860PS+

HY-KERS190PS=1,050PS

285/30-19 345/30-20


フェラーリ SF15-T

2021-01-09 | F-1

フェラーリ SF15-T

(2015年スクーデリアフェラーリ ターボ)

3位セバスチャンベッテル(独)

4位キミライコネン(芬蘭)

2位コンストラクター

代表マウリツィオアリバベーネ

Tec.Dirジェームスアリソン

Tef.desシモーレレスタ

シーズン前半はベッテルが好調で表彰台が続いた,後半戦は流れが悪くなり

エンジンやギヤ交換ペナルティで順位を下げ表彰台に達しなかった。

ライコネンはミスが目立ちシーズンを通じて精彩を欠いた。

メルセデスは終始安定しチームメートがライバルとなるぐらい速かった。

ハミルトン381P,ベッテル278P(3勝)ライコネン150P(0勝)でシーズン終了。

コンストラクターはメルセデス703P,フェラーリ428P2位。

前年型との違いは空力よりパワーと信頼性を優先させた事。ノーズはロングノーズ。

1.6L90°V6ターボ,ERS

(15000rpm)8速+1速

702㎏,13in,馬力非公表


フェラーリ SF16-H

2021-01-09 | F-1

フェラーリ SF16-H

(2016年スクーデリアフェラーリハイブリッド)

4位セバスチャンベッテル(独)

6位キミライコネン(芬蘭)

3位コンストラクター

代表マウリツィオアリバベーネ

Tef.desシモーレレスタ

マシンの開発に失敗した年。0勝とPP無しで散々なシーズンになってしまった。

アリソンの離脱によりマシンコンセプトや開発の方向性を見失った。

マシンのデザイン自体がオーソドックスで長所と言える点が無く、特に空力が平凡すぎた事が

挙げられる。永年F1に出ていても油断はできないという事です。

ニコロズベルグ385P,ベッテル212P(0勝)ライコネン186P(0勝)でシーズン終了。

コンストラクターはメルセデス765P,レッドブル468P,フェラーリ398P3位。

プルロッド式からプッシュロッド式に、フロントノーズは前年より短く平坦で突起が付いた。

コックピットからエンジンカバーまで大幅に白色スペースが増えた。312T(1975年)に似ている。

1.6L90°V6ターボ,ERS

(15000rpm)8速+1速

702㎏,13in,馬力非公表