ティフォシモデルカー美術館

1/43フェラーリモデルカーに特化した個人コレクター美術館です
千台以上所蔵の一部、300台程を常設展示しています

フェラーリ 488GTB,488スパイダー

2020-12-28 | V8

フェラーリ488GTB (2015-2019)

1気筒488㏄とグランツーリスモベルリネッタのGTB。

308GTBをオマージュしているがターボということで288GTOを連想する。

ドアノブに至るまで空力を取り入れたエアロダイナミクス。

ドアより始まるサイドエア―インテークが308に似ている。

上段がエンジンに下段がインタークーラーに導かれる。

458より600㏄ダウンサイジングして100PS出力アップ。

670PSの車を安全に運転できるようにT.CやEデフ等制御される。カットもできる。ホームデザイン。

4,568×1,952×1,213㎜

1,475㎏3,902㏄7速DCT

90°V8ターボ670PS

0-100;3.0秒,330㎞/h

フェラーリ488スパイダー (2015-2019)

リトラクタブルハードトップの開閉時間は14秒。(2ピース構造) クーペより+50㎏。

開けて良し、閉じて良し手軽に音や風を感じる。非日常。 データはGTB参照


フェラーリ F8トリブート

2020-12-07 | V8

フェラーリF8トリブート(2019-202? )

F8とはフェラーリ8気筒、トリブートとは伊語で『讃える』の意味。

純粋なガソリンエンジンは最後かもしれません。次世代はハイブリッド。

レーシングカーの経験を活かし限界域の操作性や快適性をさらに向上した。

488GTBから受け継いだエアロダイナリズム(ドアノブ、サイドインテーク)等は

同様だが更にバンパーやリアスポイラーの形状が複雑になる、

ピスタの様にボンネット中央にエアアウトレット(Sダクト)が開き、

クーペのエンジンフードはF40を想起させるスリットが入っている。

ホイールの形状がJ50に類似していて超かっこいい。

4,611×1,979×1,206㎜

1,330㎏3,902㏄7速90°DOHC,V8ターボ720PS

0-100;2.9秒,340㎞/h


フェラーリ 812スーパーファースト

2020-12-05 | V12

フェラーリ812 スーパーファースト(2017-)

ロードカーで800馬力の時代。スーパーファーストは“凄く早い”

1964年500スーパーファーストから付けた。

ホームデザインで1969年365GTB4を想起させると述べている。

四輪操舵システム。重量比は47:53。

空力ダウンフォースやドライビング制御も一段と進化した。

これだけ進化してもフェラーリらしいスタイリングを残すのは流石です。

4,657×1,971×1,296㎜ 6,496㏄V12DOHC NA 1,525㎏、FR

800PS、7速DCT

340km/h、0-100:2.9sec

275/35-20,315/35-20


フェラーリ SF90ストラダーレ

2020-12-04 | V8

フェラーリ SF90 Stradale(2019-)

SF90はスクーデリアフェラーリ創立90周年を示す。

スクーデリアとは厩舎の伊語、レーシングチームを指す。

ストラダーレは公道の伊語でレーシングマシンを公道走行用に仕立てた車の事。

フェラーリ初の量産PHEV(プラグインハイブリッド)システムを搭載。

V8ターボ(後輪駆動)と3基のモーターを統合し駆動する。

モーターはフロントに2基、リアに1基配置(e-4WD)、SF90はバックギアが無く、後輪モーターを

逆回転させる。Rギヤ分をFに1つ増やして8速とした。モーターのみでフル充電25㎞の走行。

ハイブリッド化に伴う重量増に対応してエンジンなど低重心化を図り、

リアウィングの一部が電動アクチュエータによって上下しダウンフォースを最適にコントロールする

(シャットオフガーニー)。F1のエアロダイナミクス性能も導入し250㎞/h走行のダウンフォース390㎏。

自社デザインで前後のオーバーハングは短くキャビンを前方にシフトしたスタイルが特徴。

フロントライトやバンパー、Eフードの形状全体から受けるイメージはJ50(参照)に似ている。

テールランプは長楕円形。

SF90はカタログモデルで量産型なので、当美術館ではV8のカテゴリーとします。

4,710×1,972×1,186㎜

3,990㏄90°V8DOHC

ツインターボ780PS+3モーター220PS=1000PS,1570㎏

340㎞/h,0-100㎞/h2.5sec


フェラーリ FXXK,FXXK wide body

2020-12-02 | スペシャルモデル

フェラーリFXXK(2014)限定32台(日本は5台)

ラフェラーリをベースに作られたサーキット専用車。

フェラーリに選ばれたドライバーが各国のサーキットを走りデータを測定し車両開発に寄与する

XXプログラムを使う。KはF1の運動エネルギー回生システムHY-KERS。

4,896×2,051×1,116㎜ 1,165㎏

6,262㏄65°V12 860PS+HY-KERS190PS=1,050PS

285/30-19 345/30-20

 

フェラーリFXXK Wide BodyD&G製作コンセプトカー(2016)

FXXKをベースに作られた。

フロントとリヤフェンダーが大きく張り出して本当に実車なら凄いですね。

格好いいです。