ティフォシモデルカー美術館

1/43フェラーリモデルカーに特化した個人コレクター美術館です
千台以上所蔵の一部、300台程を常設展示しています

フェラーリ F2003-GA

2021-05-31 | F-1

フェラーリ F2003-GA

(2003年)

👑1位ミハエルシューマッハ(独)

4位ルーベンスバリチェロ(伯)

👑1位コンストラクター

代表ジャンドット

Tec.dirロスブラウン

Cif.dsrロリーバーン

車名の"GA"は、亡くなった元フィアット会長のジャンニアニェッリにちなんでいる。

前作のF2002と比較すると、サイドボディの絞り込みが目立つ。

サイドポンツーンは下側を深くえぐりこみ、全体的に丸みを帯びた形状になった。

内蔵ラジエーターは左右非対称で、左には水冷式、右には水冷式と油冷式が配置されている。

(エアインテークは右の方が小さい)。

サイドポンツーン上側面には放熱用のルーバーが刻み込まれた。

チームオーダー事件に関連して、チームオーダーが禁止された。

第14戦イタリアGPで優勝したシューマッハは、平均速度247.585km/hを記録した。

1971年イタリアGPのピーター・ゲシンの平均速度 (242.616km/h)を更新するF1歴代最速記録となった。

コンストラクター1位(158P)、

ドライバーズタイトルは1位シューマッハ6勝(93P),4位バリチェロ2勝(65P)。

2,997㏄90°V10,NA,605㎏

(18600rpm)7速+1速,880PS

L4,545×W1,796×H959㎜


フェラーリ 360 スパイダー,360 モデナ

2021-05-31 | V8

フェラーリ 360 スパイダー

(2000-2005)

フルオープンソフトトップを備える。座席背後に整流板が設けられた。

メルセデスベンツとポルシェが共同出資して立ち上げたドイツのCTS社が開発した全自動幌システム。

ウインドウが全開になり幌が自動で畳まれ、

フェアリング風のトップカバー内に収まるようにできている。所要時間は20秒。

へェドレスト後方のロールバーとフェアリングはスパイダーらしさを見事に表現している。

エンジンフードは水平でガラス製、往年のトランクバックタイプ。

 

 

フェラーリ 360 モデナ

(1999-2005)

車名は排気量から、モデナはフェラーリ発祥の地名をサブネームとした。

どちらかというと保守的なイメージがあったフェラーリに革新を与えたモデル。

伝統のトンネルバックスタイルを止め、

リアセクションは後方に滑らかな傾斜が与えられたファストバック形式に変更されている。

エンジンフードはガラス製でエンジンがよく見える。

ボディーデザインはピニンファリーナ、ディレクターで奥山清行氏が関わる。

イメージは女性の爪、なるほど全体的に女性らしい優しい曲線が使われている。

F1黄金期と重なる。

ボディ外装やフレームはアルコア社のオールアルミ製を始めシャシーやサスペンションに至るまで

軽量素材を使用し軽量化を図った。F355に比べボディサイズが大きくなったものの-50㎏となる。

ダウンフォースを効果的にする為のボディースタイリングや後方下面へ空気を効率的に送り込む

ディフューザーの形状を考案した。

エンジンは可変バルブタイミング機構と電子制御スロットルを採用。

4,477×1,922×1,214㎜

1,290㎏3,586㏄

6速MTorF1マチック

90°V8DOHC5V,400PS

0-100;4.5秒,295㎞/h

215/45ZR18、275/40ZR18


フェラーリ フェラーリ430 GT Test Monza,F430チャレンジ Test Fiorano

2021-05-26 | V8

フェラーリ430 GT Test Monza

(2005)

 

フェラーリ F430 チャレンジ Test Fiorano

2005

フェラーリのコルセ・クリエンティ部門が各国で開催しているワンメークレース。

AFコルセのメカニックがメンテナンスを行い、

タイヤはピレリが全て供給イコールコンディションを保っている。

軽量化された車重はベース車比200㎏減の1,225㎏。

ベースエンジンの性能向上やハイテクデバイスの増加もあり、戦闘力を大幅に向上させた。

歴史は以下。

348チャレンジ(1993-1995)

355チャレンジ(1995-2000)

360チャレンジ(2000-2006)

F430チャレンジ(2006-11)