毎週金、土、日の3日間の全米興行収入のベスト10です。
今週はワイルドスピード最新作「ワイルドスピード/スカイミッション」が3週連続の1位。
なお、「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」は既に40か国以上で公開され、
2億ドル以上の興収を挙げているが、全米公開は5/1。
***
1. Furious 7
2. Paul Blart: Mall Cop 2
3. The Age of Adaline
4. Home
5. Unfriended
6. Ex Machina
7. The Longest Ride
8. Get Hard
9. Monkey Kingdom
10. Woman in Gold
**
11. The Divergent Series: Insurgent
12. Cinderella
**
私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。
1.Furious 7 (★★)
なんと4週連続1位。
興収は4割減って1780万ドル。
累計は3億2000万ドルと3億ドル超えでシリーズ最高。
ポール・ウォーカー、ビン・ディーゼル、ミシェル・ロドリゲス、ドゥウェイン・ジョンソン。
今度の敵はジェイソン・ステイサム。
「ワイルド・スピード SKY MISSION」2015/4/27(東宝東和)
*
2.Paul Blart: Mall Cop 2 (★)
2週連続の2位。
4割減の1470万ドル。累計4320万ドル。
続編。
前作で警備員から警察官に採用されたポール・ボラート(ケビン・ジェームス)だが、
6年後、娘の大学進学前に休暇を取ってラス・ベガスに遊びに行く。
そのホテルが強盗に襲われ、ポール・ボラートの出番となる。
日本公開未定。前作はビデオスルー。
*
3.The Age of Adaline (★★)
初登場3位。1320万ドル。
事故で歳を取らなくなってしまった女性のラブ・ストーリー。
SFかと思ったが、すれ違いラブみたいな
「ある日どこかで」「ベンジャミン・バトン」系?
「エイジ・オブ・アダライン」2015/秋(松竹)
*
4.Home (★★)
4位キープ。
1/4減って800万ドル。累計1億5340万ドル。
ドリームワークス・アニメーションの作品。
地球に来た蛸足の宇宙人と少年の物語。
日本公開未定。
*
5.Unfriended(✕)
3位から5位にダウン。
6割減って610万ドル。累計2500万ドル。
ホラー。
かつて酔っぱらってあられもない姿をネットに公開され、
拳銃自殺したローラ。
その一周忌に当時の仲間6人がビデオチャットしていると、
7人目のUNKNOWNが参加。
ビデオを公開した人物を明かさないと皆殺しにすると言ってくる。
全編がPC画面上で展開する新感覚のホラーらしいが、
同様の手法は「ブラック・ハッカー」で行われている。
なお、当初タイトルは「Cybernatural」だったようで、
IMDBなどにそのタイトルが残っている。
日本公開未定。
*
6.Ex Machina(★★★)
拡大公開に伴って15位から6位にアップ。
興収も6倍超の530万ドル。累計は680万ドル。
アップルシードとは無関係。
SF、AI系ロボットもの。
どうして欧米はAIが怖いのかよくわからない。
日本公開未定。
*
7.The Longest Ride (✕)
5位から7位にダウン。
4割減って420万ドル。累計は3020万ドル。
スコット・イーストウッド、ブリット・ロバートソン。
スコット・イーストウッドはクリント・イーストウッドの息子。
ブリット・ロバートソンは「トゥモローランド」の主役、ケーシー。
時を隔てた2組の男女の恋物語。
一つはロデオの元チャンプと女子大生。
もう一つは若き兵隊とその恋人。
日本公開未定。
*
8.Get Hard (★)
6位から8位にダウン。
1/4減の370万ドル。累計8390万ドル。
ウィル・フェレル、ケビン・ハート。
図体はデカイがヘナチョコのウィル・フェレル(193cm)が、
刑務所に収監されることになり、ムショ経験者の
ケビン・ハート(163cm)に実践的レクチャーを受けるが・・・
日本公開未定。
「俺たちムショ仲間」ってか。
*
9.Monkey Kingdom (✕)
8位から9位にダウン。
1/4減って340万ドル。累計1010万ドル。
ディズニー・ネイチャー・シリーズのドキュメンタリー。
かつて日本のディズニーサイトにも「ディズニー・ネイチャー」の
ページがあったが、いまは見つからない。
日本公開未定。
*
10.Woman in Gold (★)
7位から10位にダウン。
1/4減って330万ドル。累計2140万ドル。
ヘレン・ミレン、ライアン・レイノルズ、ダニエル・ブリュール。
ナチの略奪絵画の一つ、グスタフ・クリムトの「アデーレ・プロッホ=バウアーの肖像」を
取り戻したマリア・アルトマン(ヘレン・ミレン)と
弁護士ランドル・シェーンベルグ(ライアン・レイノルズ)
邦題未定 2015年秋公開予定(GAGA)
*** 今週ベスト10圏外に落ちた作品 ***
11.The Divergent Series: Insurgent (★)
9位から11位にダウン。
3割減の290万ドル。累計は1億2470万ドル。
「ダイバージェント」の続編。
原作小説のタイトルは「ダイバージェント 異端者」
意味としては「分岐」「逸脱」、数学や物理では「発散」、
ニュアンスとしては「異端」より「はみ出し者」が近いかも。
Insurgentは「反乱」。小説では「ダイバージェント2 叛乱者」
3作目は「Allegiant」(忠誠)で前後編になることが決まっている。
「ハンガーゲーム」や「トワイライト」に倣ってのことだろうが、うまくいくだろうか。
前作の最終興収は1億5094万ドルだった。
日本では、約1億5千万円とその1/100程度しか稼げず。
「インサージェント」年内公開予定(カドカワ)
*
12.Cinderella (★)
10位から12位にダウン。
3割減の270万ドル。累計1億9050万ドル。
「シンデレラ」実写版。
予告を見る限り、アニメ版に近く、大きなひねりはないように見える。
継母にケイト・ブランシェット、王はデレク・ジャコビ。
ステラン・ステルスガルド、ヘレナ・ボナム・カーター、ヘイレイ・アトウェルなど
主役2人(リリー・ジェームス、リチャード・マッデン)以外は大物揃い。
「シンデレラ」2015/4/25(Disney)
今週はワイルドスピード最新作「ワイルドスピード/スカイミッション」が3週連続の1位。
なお、「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」は既に40か国以上で公開され、
2億ドル以上の興収を挙げているが、全米公開は5/1。
***
1. Furious 7
2. Paul Blart: Mall Cop 2
3. The Age of Adaline
4. Home
5. Unfriended
6. Ex Machina
7. The Longest Ride
8. Get Hard
9. Monkey Kingdom
10. Woman in Gold
**
11. The Divergent Series: Insurgent
12. Cinderella
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私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。
1.Furious 7 (★★)
なんと4週連続1位。
興収は4割減って1780万ドル。
累計は3億2000万ドルと3億ドル超えでシリーズ最高。
ポール・ウォーカー、ビン・ディーゼル、ミシェル・ロドリゲス、ドゥウェイン・ジョンソン。
今度の敵はジェイソン・ステイサム。
「ワイルド・スピード SKY MISSION」2015/4/27(東宝東和)
*
2.Paul Blart: Mall Cop 2 (★)
2週連続の2位。
4割減の1470万ドル。累計4320万ドル。
続編。
前作で警備員から警察官に採用されたポール・ボラート(ケビン・ジェームス)だが、
6年後、娘の大学進学前に休暇を取ってラス・ベガスに遊びに行く。
そのホテルが強盗に襲われ、ポール・ボラートの出番となる。
日本公開未定。前作はビデオスルー。
*
3.The Age of Adaline (★★)
初登場3位。1320万ドル。
事故で歳を取らなくなってしまった女性のラブ・ストーリー。
SFかと思ったが、すれ違いラブみたいな
「ある日どこかで」「ベンジャミン・バトン」系?
「エイジ・オブ・アダライン」2015/秋(松竹)
*
4.Home (★★)
4位キープ。
1/4減って800万ドル。累計1億5340万ドル。
ドリームワークス・アニメーションの作品。
地球に来た蛸足の宇宙人と少年の物語。
日本公開未定。
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5.Unfriended(✕)
3位から5位にダウン。
6割減って610万ドル。累計2500万ドル。
ホラー。
かつて酔っぱらってあられもない姿をネットに公開され、
拳銃自殺したローラ。
その一周忌に当時の仲間6人がビデオチャットしていると、
7人目のUNKNOWNが参加。
ビデオを公開した人物を明かさないと皆殺しにすると言ってくる。
全編がPC画面上で展開する新感覚のホラーらしいが、
同様の手法は「ブラック・ハッカー」で行われている。
なお、当初タイトルは「Cybernatural」だったようで、
IMDBなどにそのタイトルが残っている。
日本公開未定。
*
6.Ex Machina(★★★)
拡大公開に伴って15位から6位にアップ。
興収も6倍超の530万ドル。累計は680万ドル。
アップルシードとは無関係。
SF、AI系ロボットもの。
どうして欧米はAIが怖いのかよくわからない。
日本公開未定。
*
7.The Longest Ride (✕)
5位から7位にダウン。
4割減って420万ドル。累計は3020万ドル。
スコット・イーストウッド、ブリット・ロバートソン。
スコット・イーストウッドはクリント・イーストウッドの息子。
ブリット・ロバートソンは「トゥモローランド」の主役、ケーシー。
時を隔てた2組の男女の恋物語。
一つはロデオの元チャンプと女子大生。
もう一つは若き兵隊とその恋人。
日本公開未定。
*
8.Get Hard (★)
6位から8位にダウン。
1/4減の370万ドル。累計8390万ドル。
ウィル・フェレル、ケビン・ハート。
図体はデカイがヘナチョコのウィル・フェレル(193cm)が、
刑務所に収監されることになり、ムショ経験者の
ケビン・ハート(163cm)に実践的レクチャーを受けるが・・・
日本公開未定。
「俺たちムショ仲間」ってか。
*
9.Monkey Kingdom (✕)
8位から9位にダウン。
1/4減って340万ドル。累計1010万ドル。
ディズニー・ネイチャー・シリーズのドキュメンタリー。
かつて日本のディズニーサイトにも「ディズニー・ネイチャー」の
ページがあったが、いまは見つからない。
日本公開未定。
*
10.Woman in Gold (★)
7位から10位にダウン。
1/4減って330万ドル。累計2140万ドル。
ヘレン・ミレン、ライアン・レイノルズ、ダニエル・ブリュール。
ナチの略奪絵画の一つ、グスタフ・クリムトの「アデーレ・プロッホ=バウアーの肖像」を
取り戻したマリア・アルトマン(ヘレン・ミレン)と
弁護士ランドル・シェーンベルグ(ライアン・レイノルズ)
邦題未定 2015年秋公開予定(GAGA)
*** 今週ベスト10圏外に落ちた作品 ***
11.The Divergent Series: Insurgent (★)
9位から11位にダウン。
3割減の290万ドル。累計は1億2470万ドル。
「ダイバージェント」の続編。
原作小説のタイトルは「ダイバージェント 異端者」
意味としては「分岐」「逸脱」、数学や物理では「発散」、
ニュアンスとしては「異端」より「はみ出し者」が近いかも。
Insurgentは「反乱」。小説では「ダイバージェント2 叛乱者」
3作目は「Allegiant」(忠誠)で前後編になることが決まっている。
「ハンガーゲーム」や「トワイライト」に倣ってのことだろうが、うまくいくだろうか。
前作の最終興収は1億5094万ドルだった。
日本では、約1億5千万円とその1/100程度しか稼げず。
「インサージェント」年内公開予定(カドカワ)
*
12.Cinderella (★)
10位から12位にダウン。
3割減の270万ドル。累計1億9050万ドル。
「シンデレラ」実写版。
予告を見る限り、アニメ版に近く、大きなひねりはないように見える。
継母にケイト・ブランシェット、王はデレク・ジャコビ。
ステラン・ステルスガルド、ヘレナ・ボナム・カーター、ヘイレイ・アトウェルなど
主役2人(リリー・ジェームス、リチャード・マッデン)以外は大物揃い。
「シンデレラ」2015/4/25(Disney)
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