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データ修復中

2006-08-31 10:10:12 | IT
先日データが吹っ飛んだ話を書いた。

間違って削除したデータやクラッシュしたデータを救うソフトにはいつくかあるが、
価格面などから「復元Pro」を使っている。
これにはクラッシュ以外にも何回かお世話になっている。

たまにあるのがFDからのデータ誤削除。
FDのデータを削除した場合、ゴミ箱には入らないんですよね。

それから、でかすぎるごみ。
ゴミ箱に入りきらない場合、そのまま削除される。

会社でよくあるのはネットワークドライブのデータを削除することだ。
もし必要ならゴミ箱から戻せばいいや、として消しちゃうんですが、
これもゴミ箱には入りませんから要注意。

ところで今回はクラッシュのわけだが、タイミングによってHDDの
論理的な不整合が起こってデータが消失してしまうことがある。

HDDにはデータの名前や場所や長さなんかを書いたアドレス帳というか、
台帳があって、そこを見て実際のデータを読み書きするのですが、
この台帳が破損するとどうしようもなくなってしまう。

さらにデータは一つながりで入っているわけではなく、
細切れにされてばらばらに置かれていて、
ばらばら同士の前後がどこかを示すデータがついている。
だからこれが不整合を起こす(俗にチェーンが切れる)と
ひとつの論理的データとして扱えず、本当のごみになってしまう。

ただ、実際に入っているデータを見て繋がりを調べて行けば、
ひとつのデータとして取り出せることもある。
それをやってくれるものが、「データ復元ソフト」であり、
「復元Pro」はそのひとつということになる。

しかし、今回必要なデータで救えたのは0!
がっくりするのも判るでしょう。

ところが、OSがこのデータを救済してファイル化してくれる。
ただし、その中身はもちろん名前もわからない。
もちろんEXCELなのかWORDなのかも判らない。

これじゃ一つ一つ中身を見ていくしかない?
みりゃ、いいジャンですって、
無理無理、なんせ25000くらいある。

じゃ止める?
いえいえ、あるんですね。
それらが何かを調べてくれるソフトが。

これも完璧ではないし、種類はわかってもデータが壊れていることもある。
誤認識したものはまとめて拡張子を別物に変える、これもソフトでね。

今のところかなりの数の写真とEXCELデータが判別できた。
PDFはほぼ救えたが、WORDデータは半分は死んでる。
gifも普通のgifは救えるようだが、アニメーションgifは無理だ。

写真はそのままではなく加工して使っているので、
同じものがいくつも別物として見つかっている。

今度は別名のファイルで中身が同じものを削除するソフトが必要。
(あるんですね、こういうのが)
まだまだ時間はかかりそうですし、へこたれそうです。

その上にアプリの専用データの識別はできないので
また考えなくちゃいけませんが。

なお、根本対策としてはバックアップかドライブ分けですが、
ドライブ分けを近々に行いたいと考えている。

ただし、パーティション分割はクラッシュに耐えるかどうかは微妙なので、
物理的にドライブを増やす方向にしたい。


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