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クロアゲハだったかもしれない幼虫の残念な結末

2019-06-30 11:48:04 | 昆虫/虫・その他生物
アゲハチョウのうち、クロアゲハとナミアゲハ(とナガサキアゲハ)は、
幼虫の姿が良く似ている。

いずれも終齢になるとはっきり区別できるが、それ以前は難しい。
このブログでも何度か見分け方を書いたが、いまだに見てくれる人が
いることを考えると、気になっている人は多いのかもしれない。

さて、三齢、四齢ぐらいになるとはっきりするその見分け方も、
初齢末期から二齢ぐらいの間は個体差か種類の差かわかりにくい。

具体的には先週のことだが、トップ写真の右上(赤丸)の幼虫。
拡大すると、


尻付近の白帯がまだはっきりしないので、巻いているのかいないのか微妙。
ただ左下(黄丸)のナミアゲハの方ははっきりしている。


と言うことでおそらくクロアゲハだろう。
ただし、クロアゲハと思っていた個体が大きくなるとナミアゲハだったこともある。
いずれにせよ、2、3日中にははっきりするだろうと思っていた翌日。

同じ場所(2枚を合成)


クロアゲハだったと思われる幼虫はいなくなり、何やら黒い塊が。




拡大すると・・・・・




見ようによってはグロいので、気になる方はこれ以降見ないで。











天敵に体液を吸われて干からびてしまった幼虫のなれの果てと思われる。
可哀想だが、捕食者側も必死だろうから、やむを得ない。






それに、たまたま残骸が残っていたから可哀想に思えるが、
蜂や鳥などは文字通り「捕食」するので残骸が残らない。

そちらは可哀想じゃないかと言えばそうではないが、気づかないだけ。
クロアゲハだったら久しぶりだったので残念です。


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