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映画「イコライザー2」@109シネマズ木場

2018-10-15 00:45:50 | 映画感想
イコライザー2、2018/10/9
109シネマズ木場、1番スクリーン、H列を選択。


 
デンゼル・ワシントン、メリッサ・レオ、ペドロ・パスカル、アシュトン・サンダース。



冒頭はイスタンブールに向かう列車。
予告でもよく出るシーンで食堂車に向かうひげ面の男(デンゼル・ワシントン)が、
食堂車で男たちをあっという間になぎ倒す。

この話には続きがあり、ボストンで事務所に駆け込んで娘を抱きしめる婦人は本屋の店主。
マッコール(デンゼル・ワシントン)が注文の本をとりに行くと、店にいた娘(あの娘)が、
こっそりと微笑み返す。



また、高級ホテルで一人の女性を家まで送るよう頼まれたが、依頼人の部屋に行くと、
そこにいた男たちを全員ぶちのめして去る。



ベルギー、ブリュッセル。
帰宅した男性を待ち受けていたのは、殺し屋の2人組。
食卓に着く妻を後ろから射殺し、男の口に銃をねじ込んで自殺に見せかけて射殺した。



マッコールは元CIA上司のスーザン・プラマー(メリッサ・レオ)にCIAに戻らないかと
誘われるがやんわりと断る。
マッコールは以前の事案で妻ともども爆死したことになっており、生存を知っているのは
スーザンとブライアン(ビル・ブルマン)の元上司夫妻だけだった。

スーザンはベルギーで自殺とされた男がCIAの内通者だったので、調査に向かうことになった。
同行するのはデーブ・ヨーク(ペドロ・パスカル)。

殺害現場をいろいろと調べたスーザン、ホテルに戻ると自室で2人組に襲われ絶命する。
ブライアンから「スーザンが死んだ」との連絡を受けたマッコールは、独自に捜査を開始、
スーザンの相棒だったデーブにも協力を求め調べを進めていくと、その真相が見えてくる。

果たして事件の真相は。
スーザンを殺した犯人との対決は。

予告であった「さらばマッコール」とは。



デンゼル・ワシントン、初の続編映画。
監督もアントワン・フークワで続投。

このタイプのTVシリーズの続編となると、新たな敵、新たな対決となるが、
現実には犯罪者の数も種類も多種多様で、逆に言うとどの対決も似たり寄ったりになりがち。

すなわち二番煎じ感満載になってしまうものだが、前作で重要な役回りだった元上司を死なせる暴挙に出て、
世の中にはびこる一般的な悪退治と言った単なる完全懲悪ではないところが良かった。



前作がいたいけな少女を食い物にするロシアンマフィアの退治だったのに対し、
本作では元上司を殺害した元同僚の退治。
同等スキルを有する敵との対峙と言うことで、敵の攻撃はただの暴力ではなく、
スマートさも(と言うと変だが)格段に向上。前作の最終兵器×4ぐらいのパワー。

もちろん、そりゃないだろうとか、そんなやり方しなくても、と言うのはあるが許容範囲。
例えば、いくら風であおられたとはいえ、一瞬で気づかれずに屋上に出るのは無理だろう、とか、
いつの間にタイミングよくスーザンのポスターを貼りまくれたんだ、とか、は気にはなるが、
それよりも、あの場所であのシチュエーションを設定したことに演出上の意味があるわけで
気にしなければ気にならない。



チラシにはこれでもかと「19秒でなんちゃら」と謳っている。
ストップウォッチは何度か出て来るものの19秒など一度もでできやしない。
そもそも前作でも19秒はセリフだけで、数字には大した意味はない。
数字を書いた方が受けがいいと思っているのだろうが、十八番のギャグじゃあるまいし、
何とかしてほしいものだ。

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