ましログ

日常と好きなものと母の自宅介護の極私的記録

ウィルコ・ジョンソン

2014-03-20 02:55:13 | 音楽
ライブに久しぶりにいった。

元ドクター・フィールグッドのギタリスト
ウィルコ・ジョンソンのツアーである。


ウィルコは昨年
自らがすい臓がんの末期であるとファンに告げた。

余命はもって半年。

だが延命の為の治療はしないとの事だった。


自然のままに。

それがいいことか悪いことなのか
結果は誰にもわからない。


だが
とっくに余命の過ぎたはずのギタリストは
京都の磔磔という
小さな木造のライブハウスに現れ、
生命力にあふれた元気な姿で
75分のステージを終えた。


母の介護を初めてからというもの
生について
死について
実感する事が多くなった。

机の上だけで想像するのとは違う
確かな手応えとでも言おうか。

本を読んでみても
ネットにアクセスしてみても得ることのできない
自分自身だけの
確かな経験が
未来を考える上で日々重要であると感じる。


ウィルコの鳴らす
チューニングの少し狂ったマシンガンカッティングに
久しぶりに汗をかき、踊り叫びまくった夜。


考えるにはまだ早いと笑われながらも
いつの日からか
考えずにはいられなくなった
自らの最期について
ひとつの道しるべをもらったように思う。


live long Wilko!!!
and Thank You Rockers...

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