ましログ

日常と好きなものと母の自宅介護の極私的記録

カムデン・マーケット で絡まれる!?

2014-12-07 00:18:29 | ロンドン 旅行
「ロンドン滞在記04」

さて二日目の話の本題を。

この旅のメインのひとつに
私が大好きな靴
ドクター・マーチンの
メイド・イン・イングランド製を買うというのがありました。
それも青タグと呼ばれるヤツを。

その目的を果たす為
British Boot Company
ブリティッシュ・ブーツ・カンパニーという
ドクター・マーチンのオリジナルショップに行ってきました。

そのお店があるのが
下北沢のような町並みで
沢山のマーケットが広がる
カムデンタウンという街。






パンクファッションや雑貨が並ぶ
露天や店舗が所狭しと並びます。



駅を出て裏手に回るとすぐその店はありました。

日本人も多く訪れるそうで
Solovairの黒の8ホールを即買。

オーナーのニックによる
懇切丁寧というか
商売上手というか
英語で話される
青タグは特別だよー
めっちゃいいよーの話に
そんなに薦めてくれんでも
最初から買うつもりで来てるから大丈夫やって
と思わず口から出そうになる始末。



店内には青タグやマーチンの他
George Cox、Grinders等も並んでおります。


店を出て通りを北上し
マーケットや中古レコード屋にて
品物を物色。



そんな時でした。
 

ロンドンの寒さにやられたのか
私、尿意をもよおして参りました。

汚い話で申し訳ないm(_ _)m

しかしここでも面食らったロンドンの事情を少し。

実はロンドンにおいて
駅構内に必ずトイレがあるとは限らないからです!
ちなみにカフェにもほとんどございやせん。

どうすりゃええの?

大きなデパートか、
あるところにはある(しかしカムデンには見当たらなかった)
駅の有料トイレ。
または多くの人が利用するらしいのが
PUBなのです。

パブといえばイギリス
イギリスといえばパブ
といったかは知りませんが
ここへきてパブ初体験となったわけであります。

なんでもパブは必ずトイレを併設しなきゃイカンらしく。
初めてパブにてビールを注文いたしました。

店員が陽気なお兄さんだったので
たぶんオドオドビクビクしてた
日本人旅行者丸出しの私に

「プリーズを必ずつけて注文しなよ」
「あ、この前いい写真を撮ったんだ」
「アイフォン見てよ」
「ほらベビーメタルに撮ってもらったんだぜ」

なんて話をしてくれました。


異国にてベビーメタルと映るイケメンの店員に
音楽は共通言語か、
いや待てアイドルだしな、
しかしバックの演奏は本業の方の生のメタルですげーしな、
やっぱロンドン公演は大盛況やったのか恐るべしベビーメタル
なんて事を考えながら
ギネスビールのハーフパイントに舌鼓。

うむ、安定の同じ味ギネス。

さてトイレも済ませて
弟のトイレタイムの間に一服でもしよ。
次なるは!と
店を出た瞬間、悪夢が待っておりました。


ふらーと缶ビール片手に現れた巨人。
もとい
浮浪者に声をかけられたのです。

何を言っているのかはサッパリでしたが、
たぶんタバコをくれか、小銭よこせだったと思います。


よくわかりませんと言いつつ
横をすり抜けようとした瞬間。
巨人の態度が豹変!!!

何やら大きな声で叫び
私に向かって激昂し
罵声を浴びせてきました。

殴られてはイカンと、道を渡って避難しましたが、
道の反対側からも大声で罵声を浴びせてくる始末。
人通りも多く、日中にも関わらず
悪意の塊をこれでもかと投げつけてきます。

後から来た弟は事の顛末を何も知らずに合流。

どないしたん?

いや、どないもこないも、、、、

すっかり落ち込んで一服していると
今度は反対側から黒ずくめの男。
今度は何?
もう怖い。
帰りたい!
来た!
黒ずくめが来た!!!!

「ライター貸して」

ち、違うのか…
取って食うつもりではないのか、お主?

オドオドしながらライターを貸すと
黒ずくめは「ありがとう」と言いながら
私の肩をポンと優しくたたきました。

ん?
見てたのか
見てたのね、さっきの顛末を。

は、恥ずかしい、、、



つづく。





(帰りしなチラっと外観を見たライブハウスKoKo)
コメント
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