公民館まつりの当番も無事終わり、娘の家族と芸北の紅葉を見に行った。
北広島の夫の実家によると草ボウボウで裏に回ると野いちごが真っ赤に熟していたので摘んで食べていたら孫達が来て「甘酸っぱいね」と、言いながら手にいっぱい摘んではしゃいでいた。
足元にはバッタがいて、追いかけっこをして遊んだり、都会育ちの子供には珍しいものばかりだ。
体力も気力も年々落ちてきて荒れるに任せていたが、娘の家族が遊びに来るのなら少し元気を出して綺麗にしようと思った。
「そうだ、寒くなる前にバーベキューをしようと思ってネット友達にレシピを教えてもらったのでバーベキューしようね」
と、言うと「バーベキューならいつでも良いよ」と、乗り気だ。
大朝から芸北町を経由して温井ダムに向かった。
先週と違い、黄、赤、緑のコントラストがきれい。
後ろで娘が「以前、子供を育てるのに大事な事は自然の移り変わり、季節の行事などをして四季を感じさせる、それが大事です、と聞いた。私、ちっともそんな事してこなかった、反省や。」と、話しているのが聞こえた。
すかさず子供達が「こんな山の中にお弁当を持って来たい。スキーもしたい」と、せがむ。
私も夫と「綺麗な紅葉を見せてよかったね」と話した。
自然の美しい風景を見るとやっぱり心がほぐれる。
心に栄養を貰った紅葉ドライブだった。