昨日は遊びに来た子供達と紅葉狩りに出かけた。
午後出かけたので、山に向かうと段々日が翳り始め人出の割には紅葉も進んでなくて肌寒く、出直すことにした。
加計まで引き返すと誰かが『お腹が空いた・・・』と言ったので久しぶりに「よしお」に寄った。
「よしお」は加計の商店街の中にあるたい焼きやたこ焼きを売る店で寒くなると寄っては熱々のたい焼きを車でほうばるのが楽しみの一つ。
夫が「よし!久しぶりにたい焼きを食べるか」と、車を走らせると店の前にはすでに数台横付けている。
お店に入るとお客さんが4~5人並んでいて、次々に車が止まっては後ろに並んでいる。
やっと順番が来てほくほくを食べながら車を走らせる。
甘いものが嫌いなのにこのパリパリのたい焼きは好きだ。
焼いているのを見ると「え!」と驚くぐらいのあんこ。
家族中で懸命に作っている。
最長老のお婆ちゃんがレジを務め、岸田京子さんに似た笑顔で応対してくれる。
男性二人は黙々とたこ焼き、たい焼きに分かれて焼いている。
昔、加計町にNTTがある頃に加計線のJRで「お座敷列車」が走り、ビールを飲んで食事をして、あの商店街で盆踊りをたのしんだ事がある。
町をあげての取り組みに沢山の住民の方のボランティアで盛り上げ、もてなしてもらった。
今はすっかり寂れて寂しくなったがこの饅頭やさんだけは健在のようだ。
もう少し寒くなったらもう一度温井ダムの紅葉を見に行こう。