初ちゃんの「ボチボチ生きようぜ!」

毎日の生活で出会った事をボツボツ綴っていきます。

スマホ

2012-09-25 | 勉強

昨日広島市ICT講習に行ってきました。

今回はスマホ。

最近買った「日経PC」の特集がスマホだったので興味深く読んだら何と面白いアプリが沢山あって自分好みにダウンロードしては使う仕組みなんですね。

少し前からスマホに切り替えようと思っていたので「自分は何がしたいのか」を考えていました。

夫や娘はそんなことは全く考えないで最初に飛びつく人なので使いながら楽しんでいるようですが私はそこまでお金をかけたくないと思っていました。

所が、先日PC教室の先生が「10月はスマホをやろうと思ってるの。少しPCが出来るようになったら次の事にチャレンジしたい人がいるから」と言われ、やっと踏ん切りがついたのです。

その後広島市のICT担当さんからメールが来て次回の講習はスマホだと聞き願ったりかなったりです。

私はdocomoで申し込んで他の先生たちも偶然に同じ日になりました。

一人ずつピカピカのスマホが用意してあって説明も半分くらい聞いて殆ど遊んでしまいました。

頭で判っても指先がすぐに他の所にさわり画面が動くので元に戻ってはの操作でしたがあっという間の2時間。

私と一緒にアシスタントしている彼女は一年前に息子さんに与えられて今はベテランで二つの機種を持ち歩いています。

面白かったのは写真、スケジュール帳、音楽、メール機能など利用価値は大です。

今回の説明会では触れなかったけれどfasebookへの投稿もこれでスピーディに、写真もなかなかの良い画像が撮れ楽しめそうだと思いました。

お年より向きの「ラクラクホン」の説明もありましたがこれは操作は楽ですがアプリのダウンロードもできず、スクロールも縦方向だけで物足らない感じでした。

その分安くお年寄りには向いているのかもしれません。

終わった後で4人で食事に行き「ラクラクホンは面白うない」と言ったら早速「ダメよ初ちゃん、これは楽だからいいねえ」と言うのよと先生が注意。

まずは使ってもらうことから始めなくちゃと言うところでしょうか。

私は思ったことがすぐに口からこぼれるので「年寄りじゃね」と言ってしまいそうです。

これからPCもタブレット型になりハードディスクに保存なんてことも無くなるし、持ち歩いてさっと出して画面にキーボードを出して書類を作り送信、スマホとPCを組み合わせたような形になるのでそのための過渡期の練習だと言われていました。

動体視力が落ち、見えにくくなり、手先の器用さも落ちてくると結構ついていくのがしんどそう。

もう数年のお付き合いですが先生たちと年の話をしたら5歳づつ違って55歳、60歳、65歳、68歳でした。

生徒さんは60代70代が中心ですが最近は30代、40代の人も来られます。

いつまで続けるかは判りませんが何せ楽しい教室の雰囲気が皆さん元気の素だと言われるのでもう少し続けようと言うことになりました。

こうなると一日も早く欲しいですね。


「あなたへ」

2012-09-21 | 映画

「あなたへ」公式サイト・・・写真をお借りしました。先日行った門司港のシーンです。

http://www.anatae.jp/

先日高倉健主演の映画「あなたへ」を見に行った。

健さんの主演映画は6年ぶりだと聞いたが昔の任侠映画はあまり好きでなかった。

NHKの「プロフェッショナル」の特集があり録画を見た。

デビュー当時、何故任侠映画に出たのか、彼の映画に賭けた生き方も何となく判った。

NHKの取材から見えて来たのは映画俳優と言う職業を全うするにはそれなりの覚悟が必要だったと言うことだ。

いわゆる「役者さん」はあまり私生活をさらさない。

それだけイメージを大事にしていると言うことだが最近の風潮としてイメージをことさらに前に持ってきて売り出す傾向にあり幻滅を感じることもしばしばある。

彼の生き方が一番いいとは思わないが心意気が素敵だなとは思う。

私は小学生の頃から映画を見て育ってきたが昔は映画を見た余韻がずっと残りいまだにフラッシュバックするからよほど脳裏にこびりついたのだろうと思う。

最初に見た映画は小1で見た「山椒大夫」

今でもクライマックスシーンの安寿と厨子王が親と引き離されるシーン、母と再会した時の歌もはっきりと覚えている。

「安寿恋しやホーヤレホ、厨子王恋いしやホーヤレホ」

私はこらえきれなくて大泣きをしてしまった。

映画館の中であまりに大きな声で泣くので先生に「これはお話なのよ。だから大丈夫だからね」と諭されても最後までやりきれない思いがして泣いた。

その後、チャップリンや日活の青春映画、第3の男、ベンハー、ローマの休日、太陽がいっぱいなど本当に沢山見た。

社会人になっても映画サークルに入り映画漬けになったが今と比べるとあの頃はヨーロッパ映画が多く、せりふが少なくギリシャ神話が素材になったものなど何度も見ないと理解できないものもあった。

それでも映画を見る楽しさは捨てがたくお金の許す限り映画館に通っていた。

映画の傾向が少しづつアメリカ映画にシフトされていくとあまり考えなくても多セリフのおかげで内容はすぐに判り随分楽になったなあと感じた。

アメリカ映画も「ゴッドファーザー」「風と共に去りぬ」などいい映画が沢山あったが娯楽映画が多くなってきて説明の少ないヨーロッパ映画は敬遠されたのかもしれない。

今回「あなたへ」を見て高倉健さんの少ないセリフと日本各地のさりげない風景がマッチして心穏やかに鑑賞できた。

少ないセリフでも見る側に色んなことを感じさせる映画がもっと増えて欲しいなと思う久々の映画感想でした。


よづくはぜとバトウ

2012-09-16 | ドライブ

3連休ドライブに行きました。

夫が辞めてから平日はボランティアと孫育て、休日は家にじっとしてるのが嫌な夫が気ままなドライブに行きたがります。

動ける間はなるべくお付き合いをしようと思うのですが出かけると折角の休日の家事が出来ません。

大抵朝になって「今日は〇〇へ行く」と言うので休日は朝から着替えをしてお化粧もして支度を整えていることにします。

相手に合わせすぎると時折疲れが出て爆発しますがどちらかが病気や運悪く亡くなったりしたら後味が悪いので私の体調を考えながら付き合って行こうと思います。

中国道を三次まで走り、54号線を赤名過ぎで左折三瓶高原を目指しました。

途中、トンネルを抜けた所で「よずくはぜ」が組んであるのを見かけたので降りて写真を撮りました。

数年前、友人から教えて貰っていたが本来の「よずくの里」は石見銀山」近くの温泉津にあります。

まだ組んだばかりで青々として風景になじんでいました

そこから三瓶山はすぐです。

三瓶は若い頃に幾度となく登ったりキャンプをしたのでとても懐かしい場所です。

山が親三瓶、男三瓶、女三瓶・・・といように連なり簡単に縦走できます。

でも、昨日と今朝NHKで大山を放映していたので二人で大山や蒜山と勘違いして食事が遅くなりました。

結局「三瓶蕎麦」を食べたのですが600円は少し高いなあと・・・。

私の里は山陰なのでほぼ三瓶蕎麦に近いもしゃもしゃとした田舎蕎麦で育っているのでお金を出して食べるには高いのでは?と思ってしまいます。

甘いものがあまり好きでなかった私はおやつにはお菓子を食べるより「そばがき」をわさび醤油で食べるほうが好きでした。

そして、夏はトマトやキュウリのまるかじり。

所が大晦日の年越しそばはいただけないのです。

駄々をこねて私一人黄色いラーメンです。

そんな事を思いながら懐かしい登山道を見つつ蕎麦をすすりました。

そう言えば山頂で一緒に登った同僚と、居合わせたマツダ社員の方が恋に落ちて二人を遠目に見ながら下山していたら「くの字のカーブ」で勢いづいた向こうの同僚の方が登山道から落ちて大怪我をし、救急車で運ばれる騒ぎになって彼女の恋の行方はその後どうなったのか覚えていません。

結婚したとは聞いていないのでダメになったのでしょうね。

食事をして少し散策し石見銀山経由で大田市まで行こうと思ったのですが途中大渋滞。

さすが世界遺産に登録されただけに沢山の人が押し寄せています。

昔行った時にはひなびた町並みでのんびりとした雰囲気だったのに一変しています。

又行くことにして大田市から浜田道を帰ることにしました。

途中江津の道の駅に寄りお茶を飲もうと思ったけれどここも人が満員、苦手な夫は「もう帰る」とすぐに出て行きました。

賑やかな所大好きの私は一周して帰ろうと見て回りました。

すると以前「川本の道の駅」で無理やり買わされた「バトウのフライ」が3パック残っていました。

すぐに買えばよかったのですがぎゅうぎゅうづめの中を夫に知らせに行き戻ってみるとタッチの差で1パックになってしまい、手を伸ばしてやっとゲット。

こういう時には夫は全く役に立ちません。遠くで見ています。

おまけに、以前食べて美味しかったことも忘れ・・・いや食べたことも忘れていました。

ネットで調べると「バトウダイ」と言い鯛の仲間でした。

姿はどちらかと言うと「ハゲ」です。

この魚「白身」で揚げてすぐ食べると美味しいのです。

私は美味しいものを食べたら忘れないので私の方が「食いしん坊」なのですね。

夕方家に着きバトウのフライ、途中の干物屋さんで買った出雲の野焼きなどをおかずに美味しい夕食にありつけました。

長いドライブでしたがバトウとよずくはぜは今回の収穫。

 


四国の旅(岳人の森)

2012-09-01 | ドライブ

ここ数日色々あってPC環境から離れていました。

体調はまだ少し不安があります。

でも、昨日夫がドライブを計画したと言うので行ってきました。

この春、たまたま出会ったホームページが数年前に行った但馬公園植物園によく似ていたのでこの夏に行こうと問い合わせをしたのですが一番行きたかったレンゲショウマの時期が雨が多く行き損ねていたのです。

今の時期は花のない時期で行ってもなあ・・・と思ったのですが折角がんばって計画したので行こうと決心したのです。

朝8時過ぎ出発、私は朝6時には支度を整えていたのですが身体が動かず食欲も無い。

でも、カメラと携帯上着だけは持って車に乗り込みました。

広島から山陽道を走り倉敷から瀬戸中央道、坂出に着いてから一旦降りてどの道を行くか検討。

左回りに高松道を徳島方面に向かい途中から降りて神川町へ。

神川町に着くと小さな道の駅がありそこで貰った地図に詳しく書かれていて安心した。

2000メートル級の山だが登り始めると「民有林」と書いてあり、かなり登った所に「観月茶屋」と言う食事処があった。

これが目印なので看板を読もうと思ったが車のスピードと「もっと上」だと言う思い込みがそこを通り越してどんどん頂上へと登って行くことに。

暫くして夫が「ここは行き過ぎている。引き返してもう一度入り口を探そうと再び「観月茶屋」に戻り聞いた。

私は動体視力がかなり落ちているが看板にはちゃんと書いてあった。

入場料は花が少ないので一人300円。

園内の花地図を持って途中まで車で行った。

舗装された所もあるが山の傾斜はそのままなのでかなりきつい。

ヒイハア言いながら降りているとオーナーのご主人と出会った。

「夏に宿泊について問い合わせたのですが機会を失して今日日帰りで見に来ました」と言うと「今は花が無いけど春から夏はお花畑になりますよ。この池の中はクリンソウが咲き乱れあの辺りはヒメシャガが群生します」と案内してもらった。

宿泊施設もあり、本当に素敵な所だったが私には難は石ころ道や細い道は厳しいなあと思った。

少しの散策でも汗がぽろぽろ出てきっと傾斜がきついせいだと思った。

花は少ないけれど初めて見た「ヒオウギ」を始め「ハギ」「ヤマジノホトトギス」「ヤマハハコ」「白ゲンノショウコ」など写真に収め満足満足。

始めてみたヒオウギは本当に綺麗なハッとするような「赤」だった。少し前まで群生地で咲き誇っていたそうだ。

9月下旬ごろから10月にかけトリカブトなど秋の花が盛りになるそうだ。

下まで降りて湧水で作ったコーヒーを頂いた。「観月茶屋」は洋式トイレも完備お料理もなかなかのようだ。

オーナーの息子さんである「ミツルさん」は気さくで山野草談議も楽しくお花が好きでない夫も「まさか、アサギマダラが来るんじゃないだろうねえ」と言うと「来ますよ、あの優雅なひらひらが何とも言えないですよ~」とここで随分盛り上がった。

帰りがけ「そうだ、夕方から咲き始めるユウスゲの花ご存知ですか?見てください」と裏庭に案内された。

丁度開き始めたばかり、数枚撮った。

車に乗る前にカメラを持ってこられて「今度ブログに載せますよ」と二人で写して貰った。

帰りは教えて貰った地元の人が通る道を帰った。

10時前に着いたから初めて行ったにしては優秀。

次回は迷わず花の咲き誇った時期に行きたい。