初ちゃんの「ボチボチ生きようぜ!」

毎日の生活で出会った事をボツボツ綴っていきます。

市民劇場「12人の怒れる男達」

2009-10-31 | 未分類

今回は忙しくて題名も確認できず早めに行った。


原作はアメリカの陪審員制度を扱ったもので、今年から日本でも裁判員制度が始まり興味深い作品だった。


舞台は幕が上がりっぱなしで照明も会場と同じ照明。


今までと少し違う展開に観客の私が戸惑ってしまった。


陪審員のテーマは16歳の少年が父親を殺したと言う容疑の刑を決める為に12人の陪審員が話し合う場面からスタートした。


最初に評決を取ったら一人の男が無罪だと手を上げた。


ここから話が発展していくのだがその男が立ち上がり「果たしてこの少年は本当に殺人を犯したのだろうか。もし、間違っていたら16歳の少年の命を奪うことになる。安易に有罪とせずにもっと検証して何が本当かを突き詰める責任がある」


と他の陪審員に提案するが、誰も「早く帰りたい」「いつも虐待されているから殺したに違いない」など考えようとしない。


が、この男は粘り強く一つづつ検証を進めていく。


12人の役者さんの個性がとても面白く、一つづつ検証するたびに無罪を挙手する人が増え最後は全員が「無罪」の評決をする。


その謎解きがまさに手に汗を握るくらいの面白さです。


最初は確固たる無罪の証明は出来なかったけど全員が検証に参加し、白熱の議論を戦わせることで少しづつ無罪への道が開けてきた。


自分が裁判員になった時の心構えとして本当に参考になった。


休憩も無く白熱した演技を最後まで持続できるのはやはりベテラン。


いい舞台だったなあと思う。


だが、反面観客としてのマナーの悪さは目に余るものがあった。


今回私の席は一番前。


照明がつきっぱなしなので舞台からも丸見えである。


いい場面で舞台に見入っていたら突然目の前に人影が。


左隣の男性が堂々とトイレに行かれた。


次に右の二人目の女性が大きな口を開けていびきをかき始め煩い。


「つついて起して下さい」と隣の人にお願いしたが困った顔をされた。


その隣の人もコソコソカサカサとかばんに手を突っ込み飴を口に入れる。


やれやれと思うまもなく左手から女性がトイレに立ち、帰ったら次の人が紙袋にものを入れたり出したり・・・・。


もはや、私は恥かしくて舞台が見られないような状況になった。


客席が暗ければまだしも舞台で懸命に演技されている役者さんに対し失礼この上ない。


テーマが裁判員制度なので退屈だったのか、集中力が続かないのかこれはどうにかしたい。


昔はいわゆる「芝居好き」の会員が多くお年寄りの方は入る余裕が無く、今はやっと余裕ができ芝居を楽しもうとされているのはいい事だと思うが先輩方にマナーを理解していただくにはどうしたらいいのだろう。


毎回マナーについて口を酸っぱくして上演前にお願いしている役員さんも頭を悩ませていることだろう。


いい気分と嫌な気分を味わった市民劇場でした。




インフル注意報

2009-10-27 | 未分類


私の50肩騒動に続いて今度はインフル騒ぎに巻き込まれています。


先週の金曜日、中1の孫が帰った早々「私の友人が新型インフルにかかって発熱したそうよ」と、メールを見て話した。


私は「仲良しだったらきっともう移ってるよ。覚悟しなきゃ」と言って私自身も用心していた。


月曜日は学区内の小中学校が休みなので面倒を見てくれとずっと以前に頼まれていて夫も休みを取ってみんなで何処かへ行こうと計画していた。


動き回るのが好きな子供達の為にと三次の平田農園でフルーツ狩りをしようかと話していた。



所がやっぱり月曜日の早朝電話があり中一の子供が発熱し、娘も会社を休んで病院に連れて行くという。


研修中の娘は休みたくないらしいが自分もどうもおかしいと言う。


それならばと午前中用事であちこちし「じゃあ昼から何処かへ行くか」ということになった。


新聞に載っていた吉賀町の赤そばの花でも見に行こうと言うことになりお昼をサッと済ませ高速道に入った。


お昼ごはんを食べたばかりと閑散とした中国道に眠気が来た夫が中央線をはみ出したり路肩に突っ込んだり危なくていけません。


仕方なく吉和SAで休憩をする事になりました。


コーヒーを飲みながら外を眺めていると立ち寄った人たちがウロウロしています。


「外に出て景色を見てください」との張り紙に誘われて裏手に回ると今を盛りの紅葉に思わずシャッターを。


表に回ると石の庭があり、どうだんつつじが真っ赤です。


以前はこのどうだんつつじの葉を押し花にして作品を作っていましたがモミジはあの真っ赤な色が取れないのですがどうだんつつじは色が落ちる事無く押し花になるので重宝しました。


ひと時の紅葉狩りに心が弾みもうすっかり秋を堪能した気分です。


六日市インターで下車、柿木村の道の駅を目指します。


日曜日には随分にぎわったことでしょうが月曜日はあまり思ったものが無く、大好きな「なすのからし漬け」を買って先に大井谷の棚田を見に行きました。


ネットではいつも見ている大井谷ですが小雨が降り始め展望台は諦め下からの眺めを写しました。




赤蕎麦の花は遠目にもピンクの絨毯が見えすぐに判りましたが先客に若者の一群が見えます。


どうもTV取材のクルー達のようですが打ち合わせ中らしく田んぼには降りずに道路から写しました。


赤蕎麦はこれも押し花にすると赤い色がくっきりと残り、華やかさを添えてくれます。


花が咲いても柔らかいのでサッと茹でておひたしにするとちょっと粘って美味しいのです。


帰りは錦町から吉和、湯来、沼田と裏道を通って帰りました。


錦町から吉和の道はあの宮本常一が歩いたとテレビで見たことがあり一度通ったことがあります。


夕方には自宅に着き思わぬドライブに元気が出ました。


娘宅に電話すると何とか落ち着いたようで今日は娘は仕事へ復帰、子供はメールだと37.7度まで下がって順調に回復中だそうです。


昨日買った鯵を南蛮漬けにしたのでこれから下の子のお留守番に行きます。


勿論、マスクをして。


紅葉と赤そばの花スライドショー


9月に写した八幡高原のスライドショー




元気でいます

2009-10-19 | 未分類

長い間ブログを休み心配をおかけしました。


カレンダーを見るともう一ヶ月近くになり訪問して下さった方に心からお詫びを致します。


沢山の方の励ましのコメントに元気を頂き、殆んど減ることの無いアクセス数にも驚きながらその後のリハビリを頑張っています。


ブログアップの後、殆んど動かせなり、3連休の中盤、友人達やコメントにヒントを得て、3時間待ちで当番医に行くと一目見たら肩にブスッと注射。


医師から「痛いよ」と言われたけど車の振動でも激痛が走り、ましてトイレでもお尻が拭けず、冷蔵庫にも手が上がらず、髪もとかせなくなったのでその痛さから逃れる為には注射の痛みは殆んど感じない程度です。


その日の夜から眠れるようになり激痛は止まりました。


翌日から少しづつ動かせるようにはなったのですがPCはマウス操作のみ。


連休明けに整形外科を訪ね、リハビリに通ったほうがいいと言われたので「リハビリは整体と鍼でします」と言うと「自分の好きな方法で」と言われたのでいつもどうりに整体に通っています。


最初に通い始めた「腱鞘炎」は今はすっかり柔らかい手になり痛みも無理をしなければ殆んど無くなりました。


最初に肩を回された時には飛び上がるほど痛かったのですが毎回肩と腕を集中的に治療しているおかげで随分良くなりました。


が、タイピングはあまり良くないようです。用心用心。


しかし、休んでいた間にサボっていた公民館まつりの作品作り、音訳ボランティア、ホームページ更新ボランティアなどの作業などが目白押し。


更に今日から働き始めた娘宅の留守番。


追い討ちをかけるように子供達のインフルの学級閉鎖が明日から週末まであり夫の会社も発症者が出てインフルの脅威にもさらされています。


この調子だと私も家族の誰かに貰って発症・・・と言うことにもなりかねません。


書きたいこともいっぱいあり、写真も溜まっているのですが来月初旬の「公民館まつり」終了まではもう少し休むことになるかもしれません。


この間、読書三昧。印象的だったのは東野圭吾「さまよう刀」


今上映中ですが悲しいかな行く時間が作れません。


見ておきたい作品です。


では、今日はこのくらいで。


いつも来てくださる皆さん、本当にありがとうございます。