ハンブルグ、ミニチュアワンダーランを見た後、Kさんがハンブルグを案内してあげるとの事で、ハンブルグの港の遊覧船に案内してくれました。
ハンブルグの港はエルベ川そのものが港です。 本流の横が入江のように小さな運河がたくさんあって、小舟はこういうところに係留してあります。 飛行機もごく普通に係留されているのでびっくり。
並んでいるのが観光船。 こういう船に乗って観光です。
初めは運河を進んでミニチュアワンダーランドの近くで折り返して、港に戻り、そこから本格的な港観光に向かいます。
塔がある建物が港の中心でしょう。 それにしても、空は真っ暗になるし、波は高いし、小舟では恐ろしい感じになって来ました。
大雨で窓の外も見えない。 この時点で中止かと思ったのだけれど、船は進んでいる。
ここから、エルベの本流を横切って、船のドックがある方に向かうのだが、川の流れもあって、船は大揺れ。
向かいに座っていた親子も不安そう。 乗客はこの親子と私たちの合計四人だ。
一方、Kさんは不安そうだが、それを隠そうとやせ我慢している。
この時私はさりげなく、救命服の場所を確認して「我、エルベに死す」も覚悟していた。
それほど大雨と船の揺れで、素晴らしいエルベの洗礼を受けていたのでした。
そんなことはお構いなしに船は観光ルートを進んでいる。 川を横切ると揺れはましになった。 そして、後ろに他の観光船がいるのを見て、みんなで渡れば怖くない、という気持ちになり、不安は解消されてきたのでした。 でもまだ不安は残っているよ。
放送では、ハンブルグには大きな船のドッグがあり、何じゃらかんじゃら説明している。 英語です。 だから雰囲気だけで理解している。
確かに大きな船がドックに入っているのだが、まだまだ、不安が残っているので見たような気がしない。
船のスクリューだ。 大きな船がこんなに小さなスクリューで動くのだ。 と言っても実はスクリューもどでかい。
と言う事で雨も止んできて、ハンブルグの恐怖体験ツアー?も 終わり。 多分、夕立だったんだろう。
すごい経験をしました。
この後、Kさんが、夕食を奢ってあげるとのことでレストランに行きました。
レストランはこの運河の並びの明かりが点いている所だったろうか。
この料理です。 何だと思いますか? 実はこれは「うなぎ料理」なんです。
ナイフのそばの切り身が鰻ですね。
Kさんが、ドイツでは夕食には冷たいものを食べるのです、と説明してくれる。
そうか、日本に来て数日間機械の設置をしている間に、日本での夕食はほとんど温かいものを食べるのを覚えたので、わざわざ冷たいものと説明してくれているんだ。
なんにせよ、一人ではこんな店は見つけられないし、めったに一人でレストランには入らない。 毎日飲み屋かファーストフードに近いものをばかり食べていたので、最後のドイツの夜に有難い。
食事後、ホテルまで彼の車で送ってもらったが、アウディーだった。
いよいよ明日は帰国です。
つづく
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