設計事務所が提案する納得の家づくり!

哲・Braveの現場で悪戦苦闘している様子や、ちょっとした工夫により、その中に大事なヒントが・・・。

改修設計の難しさ!

2006年07月08日 | 納得のいく家づくりをするためには
こちらの写真は、O邸の玄関廻りです。

現在、O邸のCM設計監理の他に、

小学校以来の友人、G君の改修設計を行っております。

こちらも、CM方式で改修をする事になりました。

今年の3月頃より設計を依頼され、

早4ヶ月にならんとしております。

この間に、いろんなパターン(間取り)の検証を行いました。

前回、ほぼプランが決まりました。

そして、今回、展開図を基にしながら、

建具やサッシの形状の確認、

また、電気設備の関係を確認しました。

ある程度図面の方も、纏まってきました。

もう少し、図面を整理しいよいよ積算へと移っていきます。

G君の奥さんも、かなり予算を心配している様子。

質を落とさないで、設計での知恵と工夫を凝らしながら、

納得のいく予算に収めたいと思います。

G君は、仕事柄いろんなお客さんと接する機会あり、

また、建築とも接する事が多くあり、

非常に建築意識の高いお施主さんであります。

故に、設計事務所に依頼するメリットを解って依頼してくれました。

本当に感謝にたえません!

今回の改修は、既存のプランをかなり利用しながらの計画であります。

また、今の間取りをかなり生かしたい、

との思いの中で出来上がったプランとなっております。

お施主さんの様々な思いを汲みながら、形にしていきました。

まさしく、その過程は設計者の実力が問われる所でもあります。

そんな、偉そうな口を叩けるほどの実力は、

まだまだですが、

さらに信頼される建築士として努力して参りたいと思います。

その絡みで、前回友人のB君の持ってきたDVDの感想を、

近々記載させて頂きたいと思います。
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今日は何処(どこ)!

2006年07月06日 | 納得のいく家づくりをするためには
今週は特に、お施主さんにはハードに動いてもらい、

確認をさせて頂いております。

昨日に引き続き、

本日は、伊那市にある某S木材さんに来ております。

S木材さんでは、毎月1回材木市を開いており、

今日で、お施主さんにとって3回目の訪問となりました。

食卓カウンター及びカウンターの材(無垢の一枚板)を捜し求めて、

とうとう3回まで来てしまいました。

前々から、ここの食卓はこんな感じのテーブルがほしいとの思いがあり、
なかなか、イメージ通りの物が見つかりませんでした。

前回の時にもう一歩でイメージに近いものがありましたが、

妥協を許さないOさんにとって、納得の良く物が出るまでは・・・。

そんな中、今日が最後との思いで期待して来た様子。

お施主さんのこだわりのある、

テーブル材の細かい条件をしっかり聞きながら対応したS木材のT君。

100%要求を満たしたとは言いませんが、

満足度の高いものを展示して頂き

最終的に椎(シイ)の木の一枚板に決まりました。
(存在感のあるがっちりとした一枚板です。)

このブログの写真は、S木材のT君がお施主のOさんに、

決まった材(椎の木)を説明している様子です。

また、3ヶ月係りでようやく材料が決まり、

少し安心したOさんでありました。



本日の現場は、意気の良い板金屋さん4人(20代の若手職人)が、

外壁のGL(ガルバリウム鋼板)角波葺きに入っておりました。

明日は、左官屋さんも入って来るだろう!
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視点の違いの、おもしろさ!

2006年06月30日 | 納得のいく家づくりをするためには
昨日の話ではありますが、

私自身も大変感心したし、また勉強をした思いがした出来事がありました。

それは、O邸の現場で起きました。

CMならではの、事と思います。

毎週1回の早朝工程会議を行い、また

その他にも、何度と無くいや毎日の様に足を運んで、

現場を良く見てくれている様子のOさん夫婦。

「自分で出来ることは、自分でする!」との思いの中での

現場のお掃除を、休みの時にもしてくれてるとの事。
(当然、大工さんもお掃除をしていますが。)

お施主さんに対し、大変頭の下がる思いであります。

そんな中で、現場を隅々まで見てくれる

お施主さんならではの、指摘でした。

見えなくなる所での視点でした。

『これでよいのか?・これで大丈夫なのか?』

素朴な疑問でした!

大工さんにしても、私にしても、さほど気にしていない部分でした。

私なりに答えさせて頂きましたが、

逆にこうした方が良いのではと提案を受ける始末。

大変感心させられた一コマでした。

すぐに、大工さんに対応をお願いする。

また、大工さんにも、

お施主さんが何処を良く見ているかを説明する。

仕上げ(造作部分)を気を使うのは、当然ではありますが。

その他の部分だあっても(造作ほど使わないにしても)、

施主の視点に立って、工事をする事が大事であると思います。

通常の請負方式ならば、あまり目に付かない部分であるかもしれません。

CMならではの、発見部分であります!

また、お施主さん自身にとっても、

納得のいく『家つくり』の一コマであったと思います。

この一コマ一コマも、つなぎ合わせていく事が、大事だ!

そして、最終的に満足のいく『家つくり』になると思いました。

以上、視点の違いのおもしろさ!

いや!大事なお施主の視点でした!










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続き!

2006年06月24日 | 納得のいく家づくりをするためには
昨日の続きでありますが、

本当に、安心安全納得のいく『家造り』をするためには、

建築に精通した、専門家に工事監理してもらう事が、

重要であります。
また、
工事監理をする事により、信憑性が更に、増すのであります。


お施主さんにとっては、当然良い事であり、

施工会社にとっても、建築専門家に監理してもらうことによって、

自社の工事(施工性)を確認してもらうことが出来、

客観性の高い責任施工となります。


「さすが、この施工会社は言うだけの事はある!
 確かに、しっかりとした工事をする!」

と専門家より
 確証を得る事が出来るのであります。


それには、設計事務所のしっかりとした設計監理が、
必要不可欠であると考えます。
 
私が主張していることは、真新しい事でもなく
以前からも心ある設計事務所では、
常に言われている事であります。


大手メーカーや人気のある工務店大工さんは、
まだこの勢いで仕事をしていけるかもしれませんが・・・・。

今、大変苦しんでいる工務店、大工さんにとっては、
これからの大きく発展していくためには、
その手掛かりが、ヒントが
ここにあると思うのであります。

私自身も、大工の息子として育ってきただけに
一層!そう思うし、お施主さんから全幅の信頼を受け
工事をする施工会社としての存在となって頂きたいからであります。

以上のことからも、三者の関係性が大変重要であります。







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