テナガエビ・・小さなのが数匹捕れた。
色の濃いのも・・
より小さなのは、ハサミ脚もそんなに長くなくスジエビによく似る。
額角の歯が細かく、胸部のm字模様が識別ポイントらしい。
指導員の方がとても詳しくて、瞬時に同定し、ありがたい解説が途切れなく続いたけど・・
自分で探したり、捕まえたりすることができない、実に虚しい観察会でもあった。
こんな小さなハゼ科の幼魚にも、いろんな識別ポイントの説明から、「ヨシノボリの仲間だと思う」と説明してくれた。
でも、体験が大切なことと、昔は普通にいた、「今のは、よかったよ!」、「ありゃ、難しいぜ!」、「がんばれ!」等々、見ず知らずのおっさんからの温かな声援で、自分は成長してこれたんじゃないかと思った。
家族やグループの狭い価値観に押し込まれずに、純粋に評価される温かみのある短い声援・・
そんな声を発せられるジジイを目指してみたいなぁとも思った。(笑)
胸鰭が大きなハゼの仲間は・・
ゴクラクハゼだった。
県内の淡水で見られるハゼ科の中では、唯一、青い小斑点が点在するキレイな魚体とのこと。
ナイルテラピア・・イズミダイと呼ばれる食用魚だけあり、上から見ると結構肉厚か?
横から見ると・・ブルーギルにある鰓の青い模様がない。ブルーギルより大きくなり、40cmを超えるとのこと。
オイカワ幼魚・・水面付近に流れてくるエサを捕食しているので受け口とのこと(水面を見上げる角度で餌を受けやすくなっているのかなぁ?)
ヌマエビの仲間・・この識別には顕微鏡鑑定が必要らしい。。
チリメンカワニナかな?・・・正確な同定は極めて難しいらしい。
この水草は、コウガイモ(葉の縁がざらざら)と外来のコウガイセキショウモ(葉の縁がつるつる)の混在とのこと。
途中からは、コンクリートブロックの上に現れる生き物を、一人でぽぉーと見ていた。意外と多くの生き物がいて、楽しいひと時だった。
以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。