コンゴウフグを水面上から・・
前から・・
横から・・
干してから・・(汗)
ハコフグの仲間は不思議だ。
甲羅のような硬い体・・動くのは口とヒレくらい・・意外と目にする(多い?)・・棘や形が微妙に違う等々・・
まずは、そこらの水族館から種別を・・
ミナミハコフグ・・大きくなるとかわいくない。小さくてもアップにすると顔の網網模様がイカツク見えるか・・?
それにしても不思議な体の形だ。立方体に近いけど、実に複雑だ。。
速くは泳げないけど、方向転換など細やかな泳ぎは上手に感じる。
タツノオトシゴよりは、泳ぎは上手か・・?
テングハコフグ・・こいつは日本近海にはいなかったような気がする。。
尾の付け根(甲羅に包まれていない部位)が長い・・
コンゴウフグでは、頭とお尻の甲羅の端に長い棘まであって、尾鰭も棘のように感じる・・
ヒョウモンハコブク・・
甲羅の立方体のような側面は、どの種も少し内側に窪み、背中とお腹は微妙に膨らんでいるように感じる。
ハコフグ・・とだけ記されていた幼体。
ハコフグの成体・・・毒々しく見えるだけでなく、皮膚から毒を出すらしい。
釣れた時は、ほかの魚と別のバケツに入れないと、他の魚が死んでしまうとか、自らの毒で自分も死ぬとか聞く。
似たような種で、ウロコが棘状のハリセンボンの方が、よく泳ぎまわっているように感じる。
ウミスズメ・・・コンゴウフグに甲羅の形は似るけど棘が短い。
海辺でもよく見かける・・
こんなのも拾った・・・
ウミスズメの甲羅のウロコをばらしてみると、大きさ・形・厚みなど、実に様々・・・
一般的な、クロダイ(手前左)やボラ(手前右)のウロコと比べると、完全に別物。
標準的な形と大きさの物でも、実にバラバラで、サッカーボールのような規則性は感じられない。
正六角形のハニカム構造による堅牢な甲羅ではないみたいだった・・
正六角形に近いウロコの表側・・・不規則な小突起に覆われる。
裏側・・・小突起は無く、縁が分厚く中央がやや薄く凹む。
年輪のような成長線は不明。縁の白い部分が3段くらいに分かれているように感じるのがそれか?
凹んでいる部分の顕微鏡写真・・・甲羅の組み合わせの縮小版が展開されているように感じる。。
一番小さな鱗の顕微鏡合成写真・・・形状は何となく普通の魚のウロコ(櫛鱗)に似ている気もする・・分厚過ぎでボケてます。
甲羅状鱗の接合部・・・不規則なギザギザで噛み合っているところが鱗の継ぎ目。
鱗の数を数えてみると、幼体と成体であまり変わらないけど。
鱗はどうやって大きくなっているのだろうか・・?
幼体の時から鱗が増えないとは考え難い気がするけど・・・増えないなら、最初にどうやって形成されるのか?
また、増えるのならどうやって増えているのだろうか?(非常に小さな鱗は肛門周辺にあったけど・・)
普通の魚のように再生鱗は生ずるのだろうか?
ボラのウロコの拡大・・・
鱗を分解してみて、このペーパークラフトのハコフグが、実に良くできていることに気づいた。
ハコフグの帽子をかぶるさかなクンなら、知っているのかなぁ・・・
以上、寝苦しい夜は続くのでした。。「本日もご覧いただき、ありがとうございました。」