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もう1回やってみよう・・・

身近なことを勉強中です。

飛鳥資料館・・

2023-11-07 19:25:33 | おすすめ?

稲穂が垂れる、実りの秋・・

 

橿原市昆虫館から、ふらふらと歩いた。

 

杉木立の中の・・

 

整備された遊歩道を登って・・

 

飛鳥寺方面を見渡したり・・

 

コスモスに癒され・・

 

飛鳥寺の裏を通ったり・・

 

のどかな景色が多かった・・

奈良が田舎なのは、自分の敷地や道路工事だろうと、文化的な埋蔵物が出てきてしまえば工事はできなくなるから・・

実際、どこから出てきてもおかしくないほど、そこら中から見つかっているんだ・・

そんな話を聞いてから、既に数十年経っているけど、良い意味で変わっていないなぁ・・と思った。

 

藤原宮跡・・近鉄の特急停車駅「大和八木駅」から約2.5km。

広大な遺跡?は、コスモス畑として活用されているように感じた。

 

藤原宮跡資料室・・・

展示スペースは狭いものの、藤原宮の紹介と瓦をまとめた展示は分かりやすかった。

 

以下は、飛鳥資料館内を・・・

何故か柱の裏側?に置かれていた、顔出しパネル・・・顔出し位置が大人の顔の高さ。

子供が来て楽しめるような場所じゃないということか?

 

石人像・・重要文化財。

「庭園で噴水として使われていた花崗岩の石造物・・」

「外国の使節などをもてなした場所・・」

「外国人を思わせる姿をしている・・」等々とのこと。

 

山田寺コーナー・・

解説には、聖徳太子、蘇我氏、中大兄皇子等の名前があった。

7世紀の建造物が、倒壊したままの状態で土中から見つかったらしい・・

1982年の発見当時の新聞見出しには、「法隆寺の半世紀前、最古の木造建造物・・」とあった。

 

瓦の再現・・

 

八弁の単弁に子葉をもつ蓮華文・・

 

「複製品」との表示もあったものの、全ての解説に「重要文化財」とあった。仏像周辺の装飾の類か?

 

山田寺の仏頭・・685年に完成した如来像。火災にあって頭部だけが残ったとのこと。

 

木組みや回廊の復元・・

この山田寺展示コーナーの解説を読んだだけで、飛鳥時代のことが分かったような(もう十分な)気になった・・(笑)

 

が・・展示は、ここからがメインのような展開だった。天皇中心とした中央集権的な「律令国家への歩み」。

推古天皇、蘇我馬子、飛鳥寺等の紹介から・・

 

遣唐使が唐から飛鳥へと伝えたとされる、当時最新の水時計の復元・・・

 

そういえば・・その遺跡「飛鳥水落遺跡」の横も歩いてた。

 

百済の影響も・・

木・炭・鋳型・銅・鉄・金・銀・ガラス・施釉陶器等々・・

ここまでで、もぅ、頭がパンクしそうなところ・・いよいよ本当のメイン展示が続くのだった。

 

高松塚古墳 墳丘断面の展示・・

 

キトラ古墳 壁画コーナー・・中央は天井部の紹介。

 

キトラ古墳 壁画・・東壁

 

西壁の一部・・

 

南壁の一部・・

 

続いて、高松塚古墳 壁画 高精細スキャンパネル・・

よく見るところは、壁画のほんの一部だと知る。

 

大半は何が書かれているのかよくわからなく・・これはかなり綺麗な部分。

 

別の展示室に、石室の解体の紹介と、石室の実物大模型があった。

壁画の大半はボロボロ・・

石の表面に漆喰が塗られ、その上に描かれているものの、漆喰にカビが生じ、漆喰部分だけを取り外せない為に、石室を解体したとあった。。

ここには入ることができた。一人用の山岳テントの方がはるかに狭い。

天井の4枚の石のうちのある1枚の重さが1.5tもあったとも記されていた。

 

この右側の一部が、よく出回っている壁画部分だと知った。

この高松塚古墳に関するコーナーだけでも相当な解説と見応えのある展示があった。

この資料館は、決して広くないのに・・凄かった。。来て良かった。

 

他にも、川原寺や・・

 

坂田寺、飛鳥寺、石造物等々・・

関連する場所巡りや、歴史背景を学べば、一生付き合えるレベルの展示だと思った。

 

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。


橿原市昆虫館へ行った・・

2023-10-26 19:02:57 | おすすめ?

入り口前の記念撮影用オオゴマダラのスクリーン・・立派だ!!

 

洞窟状のゲートを入ると、バージェス頁岩の化石から展示が始まった。

 

芋虫型から昆虫への進化の解説は、わかりやすかった。

 

大きくて立派な、「ガザミの仲間」の化石。

「約5000万年前のイタリア モンテバルドの軟らかい岩から見つかった」と記されていた。

 

ミツバチの仲間・・

こちらは、「中新世(2300-500万年前)の中国 山東省 臨胸山旺」・・

 

化石と反対側の壁面は、古生代からの地層が紹介されていた。

ほぼ一緒に入館した2組の家族が一瞬に通過した、このエリアだけで15分はいた(笑)

 

1mを超えるオオサンショウウオの剥製・・・生きていた時は113cmもあったらしい。

 

続く展示室・・

 

オオゴマダラの体の構造が、輪切り状に引き出せた・・

 

よくできている・・

 

解説も簡潔で分かりやすい。

昆虫の展示は、夥しい数の標本に辟易させられることを覚悟していたので、良い意味で裏切られた。

 

劣化感はあったけど・・自分で拡大して、鱗粉を見れるコーナーもあった。

 

解説はどれもが素晴らしい・・

この他にも、ボタンを押すと特徴的な虫の鳴き声が聞こえたり、昆虫目線での地球環境の考察や、ヘラクレスオオカブト等の大型甲虫の生体を拡大して見れたり、当地の昆虫等々・・

妙な危機感を煽るような誇張が無い解説には、違和感なく見入ることができた。

自然科学の根幹は、正しい観察と報告だと思う。

 

標本には解説は無く、実に特徴的なものが選りすぐられていた・・

キラキラ系・・

 

抜群に綺麗な、レテノールモルフォ・・

 

モルフォ蝶の仲間・・とだけ記されていた。突き刺さるような青色ではないけど、実に繊細に感じる・・

 

メガネトリバネアゲハ・・・実際に、飛んでいる姿を見てみたい。。

 

オサムシの仲間・・とだけ記されていた。翅の上の突起は何のためにあるのだろうか??

 

ゴライアスオオツノハナムグリ・・

 

ギフチョウもあった・・

 

続いて、チョウがたくさん舞う温室。

 

オオゴマダラ・・いきなり、顔の前を横切った。デカかった。。

解説によると、成体の寿命は、以前の調査では平均62日もあり、最長のオスは191日とあった。

 

ツマムラサキマダラ・・翅を閉じて止まるので、内側?の青い部分は、チラッとしか見えない。

温室内の最大数種。温室内で成虫にまで育つのもいるらしい・・

 

リュウキュウアサギマダラ・・

集結していた・・

 

シロオビアゲハ・・飛んでいると、翅の白い帯状の斑点が、不思議と綺麗に見えた。

 

ジャコウアゲハ・・

逆光&ローアングル、何枚チャレンジしたことか・・(笑)

チョウがたくさん舞う温室は、実に楽しかった。

 

マダカスカルオオゴキブリ・・に触れた(喜)

解説には、「触るとシューシューと鳴く」とあったけど・・鳴かなかった。

つるつるしたガラス面も登るので、逃げられないように飼育する必要があるらしい。

 

「G」コーナー

 

確かに、クワガタムシやカブトムシは匂う・・

 

ジャイアントウッドローチ・・

中央アメリカ原産。つるつるした壁は登れないので、飼いやすく、大型になるのでペットとしても人気だとか・・??

 

チリアンコモンタランチュラ・・手の平くらいの大きさに感じた。毒があり、噛まれると痛いらしい。。

 

他にも、南西諸島のバッタや、当地のバッタ等の展示があった。

この、トノサマバッタの飛翔姿は、実にきれいな標本に感じた・・

 

いゃぁ・・・楽しい展示だった。。

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。


東海大学 海洋科学博物館の続き‥

2023-10-08 17:17:19 | おすすめ?

コバンザメ・・

 

バックヤードの水槽の上から見た時は、普通に泳いでた。

 

オオニベ・・側線上の星のように光る部分がカッコイイ。この魚を見られただけでも来て良かったと思った。

 

バックヤードで、水槽の上から覗いた時・・・ちょっと怖かった。。

 

同じくらいの大きさの水槽が並び、駿河湾近海の魚たちが実にきれいに見えた。

 

バックヤードはこんな感じだった・・

 

ニベ・・よく、スーパーで買って、塩焼きにして、耳石を取り出した。

子供の頃は、魚屋で激安だったのを見て、魚釣りが道楽だと知った思い出の魚でもある・・

 

アカアマダイ・・こいつは高い。

 

イトヒキアジ・・水槽の中でさえも、銀色にキラキラする魚体が、水の中に保護色のように溶け込んで見える気がする。

 

シマイサキ・・こいつも珍しい魚じゃないけど、改めて見てみると、やや渋めの銀色肌のベースに不規則な黒い縞模様が、水槽内の壁面の岩の凹凸による明暗に溶け込んでいるように感じる。。

 

チャイロマルハタ・・と書かれていた。見たことも聞いたこともなかったけど、クエに劣らぬ美味らしい。

 

サクラダイ・・微妙に模様や色が違うものの、皆、キレイ。雌性先熟でこれも雌。

 

水槽全体・・赤い体色に白い斑点が雄。

 

バックヤードで上から見ると、みんな一緒に見える・・

 

駿河湾の深海標本コーナーには、水槽なんかいらない・・と思えるほど魅力的なのが多かった。

 

採集日が1987年!! マラドーナが伝説になった1986年メキシコワールドカップの翌年から標本になっているのか・・

 

オオタルマワシ・・・かつて、名古屋港水族館で生体を見た時は、小さくてどこが頭かも分からなかったけど、これはよくわかる。凄い!!

 

ヘダイ・・珍しくもない魚に見入る。

 

ヒイラギ・・子供の頃、ハゼの次によく釣った魚のような気がする。メゴチと並んでヌルヌルの魚体だけど、美味しいのでよく食べた。こんなに綺麗だったか・・?と見惚れた。

 

ネンブツダイ・・これは、釣れると悲しい系。。でも、熱帯魚のように綺麗な魚体だと見入った。

 

マツカサウオ・・動かないから、アップで写真に撮れた。

常在のバクテリアによって暗闇で顔が光ると、以前、名古屋市科学館で展示されていたけど、明るい写真では拡大しても分からないなぁ・・

 

バックヤードでは、すごく沢山寄ってきた・・近づいて来てくれるのは嬉しい。。

 

カゴカキダイ・・潮だまりでも見る身近な普通種。

小さなイソギンチャクを食べているとは・・知らなかった。

 

シロウニ・・正面のガラス面にくっ付いていていた。

吸盤の水管は棘と同じくらいの太さの点でしかなく、密度もまばらなことにちょっと驚く・・

水族館の生き物紹介?は終わりそうにないので、この辺にしておきます(汗・・)

 

水族館裏の真崎海岸。雲が無ければ、正面に富士山が見えるらしい・・

 

駿河湾らしい丸石浜で、貝殻などの漂着は殆ど無し。

 

清水港は、ボラが跳ね、足元を覗くと大きなクロダイが悠々と泳いでいた。

 

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。


近頃見た展示・・・

2023-08-09 21:25:18 | おすすめ?

にゃんとクールなハンターたち名古屋市科学館「猫展」・・

常滑のとこにゃんに似ている気もするけど、関連はないみたい。

 

毛皮・・・(左上)ヒョウ、(左下)オセロット、(真ん中下)ピューマ、(右上)ジャガー、(右下)ベンガルヤマネコ。

ベンガルヤマネコが小さく感じる。

 

爪・・先の曲がり方が、猛禽類のくちばしに似ているように感じた。

気にもしていなかったことが、わかりやすく解説されていた。

 

マヌルネコ・・ 「ダーウィンが来た!」のマヌ子ママみたいなデブじゃなかった。。。

 

メイン展示は、このツシマヤマネコと・・・

 

イリオモテヤマネコ・・・

生息する対馬や西表島の生態系の頂点に立つと紹介されていたけど・・可愛らしく感じた。

 

ちなみに・・徘徊コースで、いつも睨みつけてくる野良猫。

剥製は義眼とはいえ、こいつらの眼光の方がビビるし、栄養状態も良さそうに感じる・・

 

若かりし頃に、相応な装備でジャングルを目指したものの、早々に宿に泊まり、スキューバダイビングなどして、まったりとすごした思い出の島・・・

グーグルマップで見ると、当時は海からしか行けなかった未開のジャングルに、今はガードレールがあり、立派な宿泊施設もある。

 

どちらのヤマネコも推定生息数100頭程なのに、交通事故で多い年には15頭も死んでいるとあった。

こちらの本には、繁殖期にメスを探すオスと親離れ期の子供の事故が多いと書かれていた気がする。

 

イリオモテヤマネコの毛皮に触れた。

 

ツシマヤマネコでは、夏毛と冬毛の両方に触れた・・

毛皮はスゴイなぁ・・・

 

こちらの展示によると、三毛猫はメスの遺伝子にリンクしているので、殆どがメスらしい。

 

先の野良猫では、こちらはメスで・・・?(←猫好きの知人によると、これはブチで、ふてぶてしく丸っとした体格はオスではないかとのことです。。)

 

ふてぶてしさを感じるこちらは不明(←これもオスでは?とのこと・・)

それにしても自分が撮るネコはどうしてこんなにも攻撃的な目つきになるのだろうか?

(まさか私を獲物として狙っているのか??)

 

名古屋港水族館の特別展示、「透ケルトンズ~グラスないきもの、硝子のいきもの~」

 

トランスルーセントグラスキャットフィッシュ。

子供の頃の観賞魚屋の定番。当時も安かったけど・・水族館の特別展で写真を撮ることになるとは・・・

 

グラスハチェット・・

 

ヒメイカ・・世界で最も小さなイカの仲間と紹介されていた。

 

スジエビ・・・!!

特別展の水槽に単独展示されていた。でも・・特に目を引く解説は無かった。

 

解説は見やすくて分かりやすかったけど、読んでる人は自分くらいだった・・

 

名古屋港水族館の久しぶりの特別展は、5段階の自己評価で★3つくらいでしょうか?

もう少し踏み込んだ解説と、ここを見ると楽しいよのワンポイントアドバイスが欲しかった。

 

あくまでも個人的な指向ですが・・お金をかけた装飾や珍しい魚は「どうぞご自由に・・」と思う。

普通に見られる身近な生き物の「えっ?」「スゲー!」「そうなの・・」を感じられるのが一番素晴らしいと思う。

今回のスジエビに、もう一言があったら、★5つの満点。

 

透明骨格標本なら・・

 

JR弁天島駅から歩いて行ける浜名湖畔の小さな水族館「ウォット」の体験で作ったソラスズメダイ・・

 

逆から見ると・・魚やラベルの位置が微妙にずれてしまった。

 

ウォットはとても小さな水族館だけど、大人の入場料320円。身近な浜名湖に特化した展示で楽しい。

季節にもよると思うけど、春のウミウシや、タツノオトシゴやサバやアカエイの幼魚などをまじまじと見られたのは良かった。

 

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。

 


深海魚・・

2023-07-13 22:10:06 | おすすめ?

フウセンキンメ・・体長14cmほど

 

耳石(平衡石)・・約8mmもあった。

 

金目・・・?

 

名古屋大学博物館の「深海魚の観察と耳石標本作りワークショップ」へ参加させてもらえた。

素晴らしいイベントだった。

形や色など、様々な深海魚を見ているだけで楽しかった。

志摩半島沖合、水深180-350mで先月採れた26種・・

意外と綺麗な色が多かった。

 

アズマハナダイ・・一人2種類を選んで、鰭立てをして写真撮影ののち、耳石の取り出し。

 

自分が選んだのは、先のフウセンキンメとこのアズマハナダイ。ハナダイの仲間通り、とてもきれいな体色だった。

 

牙状の長い歯が、下顎の中間にあった。きれいな小魚だけど、深海魚らしい不思議さがあった。

 

耳石はこちら・・米粒型。尖っている方が前で、溝のような部分を「サルカス」と言い、識別の重要ポイントらしい。

 

とても見やすく、わかりやすい解説用紙も頂けた。

耳石の取り出し安さの目安が書かれた資料や、図鑑と言えるような濃密な冊子までも貰えた。

 

発光器が化石になる仕組みを研究されている院生など・・先生だけでなく、スタッフも凄い方たちだった。

 

更に、3時間に及ぶ充実したイベント終了後・・余った深海魚がもらえた。

キホウボウは、残っていたので、では・・と手を伸ばそうとしたら、少年が「欲しい」と声をあげたので、見送った。

頭をアップで見ると、魚というより、甲殻類、エビに近く感じた・・

 

貰った残り物その1、ツボダイ・・

 

凄く立派な棘鰭・・

 

顔の・・涙骨(目と上顎の間)や、上頭骨(目の上)あたりの花びら状の凹凸は、感丘のような感覚器か? 

背ビレの前には神経棘があるタイプらしい。

 

残り物その2.シマベニカワムキ・・

 

腹鰭部にある棘は出し入れ可能で、取り出すと、ギマのように立てることができる。

名前の通り、皮も簡単に剥がせたので、さかなクンの紙粘土内張式剥製づくりにチャレンジしたものの・・・余計なことをしてしまい、悲しい結果になってしまった。

更に、耳石の取り出しも失敗・・2mmの耳石は老眼では見えなかった(泣)

 

貰い物その3. リュウグウハダカ・・・

 

大きく開く顎に鋭い歯、下側一面に発光器が並び、鱗がない体表。実に深海魚らしい魚体。

 

上顎のほぼ付け根まで、鋭い歯がある。

 

発光器は下顎の下面にもびっしりと並んでいた。

 

発光器を顕微鏡で見てみた・・

懐中電灯のように、レンズや反射板のような構造か・・?

 

裏側には光るような部分無・・

 

発光器にもいろんなタイプがあるらしい・・

篠原現人著「深海魚コレクション」によると、①カウンターシェーディング、②サーチライト、③ルアー、④光のアラーム、⑤オスとメスのコミュニケーション等々の用途が紹介されていた。

 

不思議だったのは、この写真上部にうっすらと映る、表皮らしき膜のようなモノ。

ハダカイワシとよく似るけど、鱗が見えるか・・と顕微鏡で見てみた。

 

ティッシュか、薄い紙を見ているみたいだった・・鱗は片りんや痕跡さえも分からなかった。実に不思議だ。。

 

発光器などの軟組織が化石に残るメカニズムのweb講演にも申し込んだ。

いゃぁ・・不思議な世界は、実に楽しい。。

 

ちなみにこのリュウグウハダカの耳石は、先のシマベニカワムキよりも小さく、耳石の取り出し難さは最高難度。

耳石が入るカプセル状の骨までは問題なかったので・・そのまま肉眼でチャレンジして見失った。。

やっぱり、手間を惜しんではダメだった。

 

他にも、取り出した鱗や顎、鰭条などをアルコールに保存。顕微鏡との戦いは長く続きそうだ・・

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。