水徒然

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河川からの原料による鉄鋼生産の盛衰に係る記載を調べました。

2010-12-16 | 日記

 鉄鋼は世界を支える基幹産業ですが、そのような大量消費材ですら昔は河川からの原料による生産していた記載を調べました。 
 日立金属 「 たたらの話」によれば、
http://www.hitachi-metals.co.jp/tatara/nnp0205.htm

「昭和に入り、15年戦争が始まると、軍刀需要をうけて靖国たたら、叢雲たたらなど一時期たたらは復活しますが、戦後は廃絶します。昭和45(1970)年、たたら製鉄技術の消滅を恐れて、日本鉄鋼協会主導の下にたたら復元実験が行われましたが、たたらの復活をねらったものではありませんでした。しかし、昭和52(1977)年、日本刀の原料としての和鋼が払底するに及び、文化庁後援のもとに、日本美術刀剣保存協会が日刀保たたらを建設し、現在も冬季に操業して各地の刀匠に玉鋼を提供しています。たたらは再び生き返ったのです。」
⇒希土類金属の消費量推移と比較するために、昔主流であった「たたら鉄鋼の消費量」を調べました。
 約2万トンの生産(金属換算)がなされていました。Nd(ネオジウム)Y(イットリウム)、Ce(セリウム)などの希土類金属各元素の生産量(金属換算)は?今後確認予定とします。
たたら生産量の推移は引用URLをご参照願います。

関連文献:
河川からの金属資源を利用していた「たたら製鉄」に係わる記載を調べました。
希土類金属のリサイクルに係る記載を調べました。


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