日本には神話がありますね。
日本を守ってくださっている神様、神宮に祀られている天照大神様ですが、
岩戸隠れなさっていたことがあります。
日本で初めて「引きこもり」になった神様でいらっしゃいますね。
原因、ご存知ですか?なんと、姉弟喧嘩です。
正確に言うと、天照大神様が、須佐之男様が天に上ってくるのを
「戦いを挑みに来た」と誤解なさって、戦支度をなさって待っていた。
それで、須佐之男様は「二心はありません」と誓って、誓約(うけい・賭けのようなもの)をなさって、
須佐之男様が正しいということになった。
で、「勝った勝った俺が勝った」と大暴れされるのを見て、注意なさっても庇っても治らなくて、
「あ”ーーっ」てなって、お引きこもりになったんです。
つまりね、神様同士でも、誤解もするし、姉弟喧嘩もすれば、仲違いもする。
だって、見てる世界が、考え方が、感じ方が、みんな違うから。
ということは、神様の世界でも、諮り事もあるし、戦争だってあるわけですよ。
八百万の神がいらっしゃるんですから、当たり前のことです。
さて、人間同士ではどうでしょうか。
一人ひとり、主義主張は違います。
感じ方も考え方も違います。
例えば、「在日の方、反日の方を日本から追い出す」。
それで、この国から争いはなくなりますか?
答えは否でしょう。
小坪氏のブログのコメントから溢れ出てくる、
「北朝鮮の施設があります、監視しています、いつでもご指示を!」
なんていう言葉を見るとね、それでいいの?と思っちゃうんですよね。
中国が、韓国が、朝鮮が、ロシアが、と言って排斥しようとするのは簡単です。
本気でそう思ってるんでしょう。「幸せな世界」を作るために。
じゃあ、その後はどうするんでしょうか。
「日本人が団結して」「一つになって」「戦いのない世界」を作る。
それは即ち、「個を捨てろ」ということになりませんか?
「自分の意見を捨てろ」ということになりませんか?
考え方を、感じ方を統一するんですか?
それって、北朝鮮とどう違うんですか?
自分の意見を、意思を表すことはできないんですか?
誰かリーダーを決めて、その人に依存するんですか?
みんなが足並みをそろえて、その人についていく。
違う意見を持つことは許されない。
そんな世界に、小坪氏のコメント欄にいる人たちは住みたいのかな。
天照大神様の岩戸隠れの時、天照大神様を引きずり出すために、八百万の神様が会議をなさいました。
考えてみてください。「会議ができる」=「多様性」なんですよ。
八百万の神々がおわす=多様性を認めるということなんです。
八百万の神々に守られている、とおっしゃる方がいる。
それは、「日本の国を守るためにどうするかという方針」が一致しているだけであって、方法は全く違う。
諮り事をする神様もいれば、調略も謀略も、スパイも何でもありでしょう。
中国が、韓国が、北朝鮮が、ロシアが、と言って排斥したあとに人間に残るのは、
本当に平和な世界なんでしょうか。
八百万の神々は、画一的な日本人をお望みなのでしょうか。
自分の意思を殺して、見てくれだけの「平和な世界・幸せな世界」を望まれるのでしょうか。
ここでね、こんな絵本をご紹介したいとおもいます。
「じろり じろり―どうしてけんかになるの?」
一度、読んでいただきたい本です。
日本を守ってくださっている神様、神宮に祀られている天照大神様ですが、
岩戸隠れなさっていたことがあります。
日本で初めて「引きこもり」になった神様でいらっしゃいますね。
原因、ご存知ですか?なんと、姉弟喧嘩です。
正確に言うと、天照大神様が、須佐之男様が天に上ってくるのを
「戦いを挑みに来た」と誤解なさって、戦支度をなさって待っていた。
それで、須佐之男様は「二心はありません」と誓って、誓約(うけい・賭けのようなもの)をなさって、
須佐之男様が正しいということになった。
で、「勝った勝った俺が勝った」と大暴れされるのを見て、注意なさっても庇っても治らなくて、
「あ”ーーっ」てなって、お引きこもりになったんです。
つまりね、神様同士でも、誤解もするし、姉弟喧嘩もすれば、仲違いもする。
だって、見てる世界が、考え方が、感じ方が、みんな違うから。
ということは、神様の世界でも、諮り事もあるし、戦争だってあるわけですよ。
八百万の神がいらっしゃるんですから、当たり前のことです。
さて、人間同士ではどうでしょうか。
一人ひとり、主義主張は違います。
感じ方も考え方も違います。
例えば、「在日の方、反日の方を日本から追い出す」。
それで、この国から争いはなくなりますか?
答えは否でしょう。
小坪氏のブログのコメントから溢れ出てくる、
「北朝鮮の施設があります、監視しています、いつでもご指示を!」
なんていう言葉を見るとね、それでいいの?と思っちゃうんですよね。
中国が、韓国が、朝鮮が、ロシアが、と言って排斥しようとするのは簡単です。
本気でそう思ってるんでしょう。「幸せな世界」を作るために。
じゃあ、その後はどうするんでしょうか。
「日本人が団結して」「一つになって」「戦いのない世界」を作る。
それは即ち、「個を捨てろ」ということになりませんか?
「自分の意見を捨てろ」ということになりませんか?
考え方を、感じ方を統一するんですか?
それって、北朝鮮とどう違うんですか?
自分の意見を、意思を表すことはできないんですか?
誰かリーダーを決めて、その人に依存するんですか?
みんなが足並みをそろえて、その人についていく。
違う意見を持つことは許されない。
そんな世界に、小坪氏のコメント欄にいる人たちは住みたいのかな。
天照大神様の岩戸隠れの時、天照大神様を引きずり出すために、八百万の神様が会議をなさいました。
考えてみてください。「会議ができる」=「多様性」なんですよ。
八百万の神々がおわす=多様性を認めるということなんです。
八百万の神々に守られている、とおっしゃる方がいる。
それは、「日本の国を守るためにどうするかという方針」が一致しているだけであって、方法は全く違う。
諮り事をする神様もいれば、調略も謀略も、スパイも何でもありでしょう。
中国が、韓国が、北朝鮮が、ロシアが、と言って排斥したあとに人間に残るのは、
本当に平和な世界なんでしょうか。
八百万の神々は、画一的な日本人をお望みなのでしょうか。
自分の意思を殺して、見てくれだけの「平和な世界・幸せな世界」を望まれるのでしょうか。
ここでね、こんな絵本をご紹介したいとおもいます。
「じろり じろり―どうしてけんかになるの?」
一度、読んでいただきたい本です。