大野威研究室ブログ

おもにアメリカの自動車産業、雇用問題、労働問題、労使関係、経済状況について、最近気になったことを不定期で書いています。

マイクロソフト、有名ゲーマーと独占契約: ニンジャ氏、6年で数十億円

2019年08月12日 | 日記

 ウォールストリートジャーナルは2019年8月12日、マイクロソフト有名ゲーマーのニンジャ氏と6年で数十億円の契約を結んだと伝えた。 

 アメリカではインターネットでのゲーム中継(ゲームのライブ・ストリーミング)が大きな成長ビジネスになっている。

 現在トップの座をしめるのはトゥィッチ(Twitch)

 日本ではまだ多くの人がこの分野の成長性に気が付いていなかった2014年、アマゾンは9.7億ドル(1000億円:1ドル=105円)でTwitch(2011年創業)を買収

 ウォールストリートジャーナルによれば、買収当時、アメリカにおけるインターネット通信量は多い順に<1>グーグル、<2>アップル、<3>ネットフリックス、<4>Twitchとなっていた。

 2017年第2四半期におけるゲーム中継の企業別シェアは、1位がTwitchで70%、2位がYouTube(グーグルの子会社)の20%。これをマイクロソフトが所有するミクサー(Mixer)の3%が追っている。

 ゲーム中継企業は、有名なゲーマーと独占契約することで多くの加入者、視聴者を呼び込み、それで加入料、広告収入をアップさせてきた。

 今回、マイクロソフトはTwichとの契約終了をまって人気ゲーマーのニンジャ氏と契約。上位2社を追うかまえをみせている。

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