いい加減社長の映画日記

ウダウダのいい加減社長の映画鑑賞の感想などを載せていきます。

ゲゲゲの女房

2010-11-28 18:59:46 | 映画(カ行)
パラノーマル・アクティビティ 第2章 TOKYO NIGHT」も、気になってはいたんだけど。
やっぱり、水木しげるさんかな?ということで、「ゲゲゲの女房」を、1週間遅れで鑑賞。

UCとしまえん」は、金曜日としては、かなり少ない感じ。
ゲゲゲの女房」は、小さめのスクリーンで、2割程度。


【ストーリー】
お見合いからたった5日で、漫画家の水木しげると結婚した布枝。
故郷の出雲・安来から、知り合いもいない東京の調布に嫁いでくるが、結婚前の話と違い、家計は火の車。
極貧の新婚生活に最初は不満を募らせていた布枝だが、だんだんと夫婦の心が通い始め、漫画のアシスタントも務めるようになる。
戦争で片腕を失くした不自由な体をものともせず、熱心に漫画を描き続けるしげるの姿を見て、いずれ彼が成功することを信じるようになる。

【スタッフ&キャスト】
監督: 鈴木卓爾
出演: 吹石一恵、宮藤官九郎、坂井真紀、平岩紙、沼田爆、村上淳、宮崎将、唯野未歩子、夏原遼、柄本佑


NHKの朝ドラで、高視聴率を記録した作品。

テレビドラマの映画化かと思っていたら、映画化の企画は、テレビとは別に進行していたらしい。

それで、キャストも変わってたんだねぇ。

TV版では向井理さんと松下奈緒さんが夫婦を演じたが、映画では宮藤官九郎さんと吹石一恵さんのコンビ。

松下さんは、これで紅白の司会までゲットしちゃいましたね^^

テレビドラマは未見で、なんの予備知識もなく観ましたが。

始まりから、なんとなく暗い雰囲気で、重苦しい感じも。

出雲で、家族の手伝いで、いき遅れかけていた布枝(吹石一恵)の縁談に、親がやっと同意。

お見合いから5日で結婚。

戦争で左腕を失ったけど、軍人の恩給で生活は安泰と聞いていたのに。

金はなくて、質札ばかり^^;

貸本漫画を描くしげる(宮藤官九郎)だけど、描く漫画が暗くて、人気がない。

暮らしは、苦しくなるばかり。

時代は、昭和36年ごろだとか。

私が、生まれた年じゃん^^;

さすがに、生まれたての記憶はないけど、時代の雰囲気は理解できる。

貧乏が珍しくない時代。

それでも、工夫しながら、なんとか食いつなぐ。

「貧乏なんて、怖くない。貧乏で死んだやつはいない」って、しげるの言葉があるけど。

餓死する知り合いがいたりして・・・死んどるやん^^;

途中、妖怪が、いろいろなところに実写で登場したり。

紙に描かれた鬼太郎が、アニメで動き出したり。

でも、やっぱり雰囲気は暗いかな。

テレビドラマとは、かなり印象は違うらしい。

映画では、そのころ出始めてた週刊漫画の読み切りに採用されて、よくなりそうなところで終わり。

全体的なイメージは暗いんだけど、観終わってみると、なんだかほんわかした感じで悪くない。

ま、でもこの雰囲気だと、テレビでも視聴率は取れないかもねぇ^^;

戦後から高度成長の時代と、当時の夫婦、家族の姿を描いた点では、3丁目の夕日にも通じる感じ。

でも、今の子供たちが大きくなる頃は、こういう映画も、一種の時代劇に近いイメージになっちゃうのかな^^;


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