へそ公園にて。春先キタキチョウが活動を始めたので、産卵が近いだろうと思っていたら、もう産み付けていました。
拡大して撮りました。
幼虫の食草はメドハギ。まだ伸び出したばかりなので、探すのは結構たいへん。でも目が慣れてきたらすぐ見つかります。緑の葉に純白の細長い卵! 卵のサイズは1mm。先の方にもう変化が見えます。順調に経過しているようです。
一度目にすると、忘れられないでしょう。
これから先、孵化までの様子を追うことにしています。
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へそ公園にて。春先キタキチョウが活動を始めたので、産卵が近いだろうと思っていたら、もう産み付けていました。
拡大して撮りました。
幼虫の食草はメドハギ。まだ伸び出したばかりなので、探すのは結構たいへん。でも目が慣れてきたらすぐ見つかります。緑の葉に純白の細長い卵! 卵のサイズは1mm。先の方にもう変化が見えます。順調に経過しているようです。
一度目にすると、忘れられないでしょう。
これから先、孵化までの様子を追うことにしています。
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今回ギフチョウについては、幼虫の食草カンアオイを準備するのがたいへんだということもあり、展示せず一部飼育するにとどめています。今、撮影を通して生態を記録しているところです。孵化場面をすこしご紹介します。
直径1mmの卵。孵化直前です。
側単眼が見えます。
頭部を出しました。
体長は2mm。
体を伸ばすようにして殻から出てきます。
出終わったばかりです。
これらの幼虫は殻を食べることなく、間もなく葉を食べ始めます。
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へそ公園にはマツがいっぱい。それで、マツの木の下を探せば、マツの芽生えがいくつも見つかります。どんな大木の命もはじめはごく小さな芽生えから始まります。
ここに。
そこに。
時間をさかのぼると、閉じた子葉の先に種皮が就いた例が見つかります。これはこれで感動的な姿です。
芽生えを見て、そうして改めて木を眺めると、自然の大きさに触れたような気持ちになります。
公園はそんな命の尊さも教えてくれます。
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最近夜10時ごろ、南東の空にとても明るく光っている星がありますね。
あの星は、太陽系最大の惑星、木星です。
夕方の空に見える金星が「宵の明星」と呼ばれるのに対し、木星は「夜中の明星」と呼ばれることもあります。
望遠鏡では表面の縞模様や、ガリレオ衛星と呼ばれる4つの衛星を見ることができます。
4月18日の深夜、大気が安定していたので、木星を撮影しました。
木星と、4つの衛星が見えています。
衛星の名前はこんな感じです。
木星の右端をよく見ると、ホクロのような黒い点がありますね。これは、木星のすぐ右に見えているイオの影が木星に映っているものです。
木星では日食が起こっているということになりますね。
30分後の様子を拡大してみました。イオの影が少し中の方に移動して、木星の横にあったイオがなくなってしまいました。
実は、写真の中にイオが見えています。影の少し右上に、小さなオレンジ色の粒がありますが、これが木星の手前を横切っているイオの姿です。
木星をじっくり観察していると、色々と面白いことが起こります。
テラ・ドームのスターウォッチングでは5月中旬ごろから見ごろになります。ぜひ木星と衛星たちを見に来てくださいね。
あと、今年の7月31日には火星が15年ぶりに大接近します。肉眼ではかなり明るく見えるようになってきました。
写真は4月24日の火星です。夏が待ち遠しいですね。
(た)
ベニシジミが孵化しました。これが第一号です。
卵の天頂部分に穴が開き始めました。
それから1時間後。頭が見え始めました。
穴の大きさが大きくなったとき、休むことなく出始めました。
どんどん出て来ました。感動的な場面です。
こんなからだが殻の中に入っていたのかと思うと、びっくりするばかり。
何とか撮影できました。一部を館内に展示しました。
(h)