古代の発火法は考古学的にみれば、キリモミ式と火打ち式がまず挙げられます。久しぶりに玄関前で、この方式を体験していただきました。
「自然学校でマイギリっていうのをしたけど、あれって縄文時代のものだと教わりました。まちがいなんですか」。そんな質問が6年生から出されました。もちろん、「そうかな?」です。鵜呑みにするのはこわい,こわい。「いつの時代から使ったのですか」「生活の中で使わなかったのなら、どんなときに使ったのですか」。さすがの疑問! 応答しながら、とにかく体験。
まずは火打ち式から。
こんなににぎやか。
やがてどんどんできかけました。
キリモミ式はどうでしょうか。高学年でもたいへん、たいへん。
煙は出ました。あとすこしというところまで行きました。誰もとても真剣。
体験した人たちに、なにがしかの知恵が付いたのではないでしょうか。
(h)