先日、中国の人工衛星の「天宮1号」を撮影しました。
「天宮1号を撮影」、といっても、天宮1号の機体そのものを撮影したわけではなく、冬の星座たちを射抜くように夜空を渡っていく天宮1号が、太陽の光を反射して光る小さな光を撮影したのでした。
何枚か画像を合成しているので、光跡が途切れているように見えます。
一枚だとこんな風です。画像の中央の上にオリオン座があって、三ツ星の下にある小三ツ星の下を小さな光が横切っているのが天宮1号です。
天宮1号は2011年に打ち上げられ、2016年に運用が終わり、すでに制御が不能になっているそうで、今月の30日から4月の10日ごろまでに大気圏に再突入するそうです。
天宮1号や、国際宇宙ステーションなどの人工天体は、太陽の光があり、ある程度空が暗い夕方や早朝の空で見られます。飛行機のように点滅はせず、まるで明るい星がスーッと動いていくように見えます。
今は HEAVENS ABOVE のような航路の予報サイトもありますので、皆さまも探してみてくださいね(#^^#)
written by A