市内の3つの小学校が合同で行っている自然学校に、観望会の出前に行ってきました。
例年、自然学校の時期はお天気が悪い日が多いのですが、今年は雲ひとつない快晴でした。
宿泊地の西脇市立青年の家のグランドで、まずは目で明るい星を見つけていきます。
西の空に輝く宵の明星から冬の1等星をめぐり、次は春の大曲線と北斗七星を探します。東の空には木星がのぼってきています。
そしていよいよ望遠鏡を使った観察です。
金星やアークトゥルス、しし座の連星アルギエバ、球状星団M13などを見ているうちに、いつの間にか木星が高くのぼっています。星が時間とともに動いてくことをきっと実感できたでしょう。
最後に、望遠鏡で木星を見てもらいましたが、縞模様や4つの衛星などがはっきりと見えました。
みんなで見上げたアークトゥルスからの光が届く37年後、皆さんはどんな大人になっているのか楽しみですね。
(た)