高齢者大学写真講座作品展は前期が好評のうちに終了。たくさんの方にご鑑賞いただきました。ありがとうございました。
今日からは後期の作品展が始まりました。自然や風景を見事に写し撮られた意欲作全11点です。
大きなものは全紙サイズ。
すてきな写真を鑑賞にお越しください。
会期は今月28日(日)までです。
(h)
高齢者大学写真講座作品展は前期が好評のうちに終了。たくさんの方にご鑑賞いただきました。ありがとうございました。
今日からは後期の作品展が始まりました。自然や風景を見事に写し撮られた意欲作全11点です。
大きなものは全紙サイズ。
すてきな写真を鑑賞にお越しください。
会期は今月28日(日)までです。
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学校の冬休みが明けてからしばらく、この冬一番の冷え込みで、冷たい冷たい空気の底に沈みこんでしまったかのようなへそ公園です。
でも、夜の冷え込みは空に雲がないためで、夜空もこの冬一番の美しさだったかもしれません。
11日の夜、寒さに震えながら、冬の星たちが瞬くのに見入っていました。
12日に日付が変わろうとする時間帯の南側の空です。
この間、一緒に探したオリオン座がありますね。
3つのボタンで留めたリボンのような星の並び、分かりますか?
これですね。
リボンの左上の角のオレンジ色の星をベテルギウスといいます。
ベテルギウスの東側(この画像だと左側)の低いところにある、もっと明るい青白い星がシリウスです。
シリウスは、目で見る明るさが一番明るい星です。
シリウスの東側、今度はベテルギウスと並ぶように見えているのが、プロキオンです。
この、明るい3つの星をつなぐと、「冬の大三角」になります。
この冬の大三角の中に、いっかくじゅう座が隠れています。
冬の大三角の上半分の部分に、ベテルギウスに向かって「てん、てん、てん」と3つ星が並んでいるのが分かりますか?
こんな感じです。
この3つの星の並びが、いっかくじゅうの胴体部分です。で、残りの星たちを結ぶと…。
こんな感じにかたどれます。
暗い星ばかりなので、見つけにくいですが、傘の骨のようなイメージで探してみてくださいね。
ちょっと、いっかくじゅうはイメージしにくいかもしれませんが、かえってそれが幻の生き物らしいのかもしれませんね。
さて、実はこのいっかくじゅう、夜空の宝石を持っています。
これです。いっかくじゅうの前足の先に当たるβ星です。
テラ・ドームの81㎝反射望遠鏡で見ると…。
3つの青白い星が寄り添うように並んでいるのが分かります。3つの星が重なるように並んで見えるので、三重星と呼ばれています。
しかも、この3つの星は互いに重力的に影響を及ぼしあっていて、お互いがお互いを巡りあっている連星なのだそうです。3つなので3連星です。
1781年に、この星が三重星であることを発見したウィリアム・ハーシェルは「空でもっとも美しい眺めのひとつ」と書き残しているのだそうです。
確かに、レンズの中、3つきらきらと青白く瞬く姿は、神秘的で美しく、3つの太陽が輝く世界ってどんなだろうかと想像力を掻き立てられます。
幻の生き物、いっかくじゅうの秘密の宝物、というところでしょうか…。
テラ・ドームの夜のスターウォッチングでは3月の下旬まで、ご覧いただけます。
※ただし、1月23日(火)から2月12日(日)まで天文台ドーム改修工事のため、天文台の見学および天体観測はしていただけません。ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。
written by A