老舗店の包装紙と名物菓子を描きつづります。
包装紙がらのなんと面白く、何気ないものか 気になるお店の包装紙を巡ります。
紫野和久傳 丸の内
包装柄は、山椒の実を図案したような柄。京都ならでは。
「れんこん菓子 西湖(せいこ)」
西湖は、蓮の花が浄土のごとく咲き誇る美しい湖。
蓮の根から採れるでんぷんと和三盆でつくる品のいい甘みのお菓子です。
笹和三盆の甘みとれんこんのもちもちとした口当たり。
つるっと滑り込んでいく喉越しを、二枚の笹で包み込まれた、かすかな笹の葉の香りとともに。
筆者画