拙者は、るんるん!

紙工作、ペーパークラフトなどを紹介しています。

ぬくもりエッセンス

2006年10月24日 | 絵本通信

誰かが いつも そばにいて

頬笑みかけてくれるから

ほろにがハートも とけてくる

時のめぐりと いっしょに歩き

すなおに泣いて 笑える今がある

あたりまえのようで

そうでもない

そんな 小さな幸せを

きっと思い出させてくれすはず

かじかみそうな夢のしずくさえ

きっと あたためてくれるはず

 久々でしょうか!絵本通信を掲載します。作者は、「さとうわきこ」さんで、これは“のぼの んわか のぬくもり 陽の匂い”と題したページの冒頭の詩です。[写真と合わないので、申し訳ないが・・・・許せ takaさん!……以上]


永遠の 一瞬のために

2006年09月14日 | 絵本通信

ひとりぼっちのとき

なにもかもに うんざりしたとき

そんなとき そっと ふりむいてみたら

いつだって そこにいてくれる

気どらぬ頬笑みで うなずいてくれる

大きなぬくもりが はずんでいます

いつか みんな みつめていた

あの憧れの行方を知っていて

涙のしずくさえ シャボン玉にかえる

不思議なメロディーを知っている

底ぬけのハートが息づいています

 これは、絵本通信№34[以前にも紹介しましたが・・・]P5の『七彩のメルヘンをポケットに描き 詩い 歩きつづけ』。作者は「やなせたかし」さんのページにある詩です。やなせさんは、あの有名な「それいけ!アンパンマン(1991年)」の作者です。

  わすれないで
  あのころのこと
  草や花や虫たちと
  友だちだった
  おさない日      『人間なんておかしいね』より  やなせたかし/著


絵本通信 VOL58

2006年06月29日 | 絵本通信

ただ一滴に閉じこめられていた涙が

いっさいの呪縛をふりはらい

涸れはてたまま  眠りこける

あなたの心景に  身をよこたえ

融けあったとき

それは ほんとうに微かで弱々しいけれど

行き場のない一千億の言葉より

たしかで  澄み透った

水のふるえる音が  響きはじめます

[絵本通信 VOL58 2006 春季号より]


絵本通信 VOL.52

2006年05月24日 | 絵本通信

ためらいがちな黄昏のなかで
笑いながら 通りすぎていった
無数の 痛いほどの叫びに
ひとつずつ 名前をつけているはずだったのに
小さなまどろみから 目ざめれば
そこは いつか帰りたかった季節
私が 私であることさえ知らず
ぎこちない微熱だけが ときおり話しかけてくれていた
そこは 暮れることもなく穏やかな
誰の心の鼓動もとどかない
ひとりっきり 時の箱船にうつろう季節
[絵本通信 VOL.52 フロント・ギャラリーより]

 ちょっと疲れたりすると、この絵本通信を手に取ってみてます。ちょっとだけ癒されるような気がします。こんな些細なことでもオイラにとっては大事な時間です。
 あなたの癒される事は、な~に? また、時間(ひととき)は、い~~つ? 教えてーくださいな      

 写真はです。このが咲き始める頃から........海には“サザエさん”が捕れ始めます。  う~~ん ま~~んでラッキー

←山の藤      庭の花です


絵本通信 VOL42

2006年04月23日 | 絵本通信
素肌でしか 夢を抱きとめられない
言葉をついばむだけの 迷い鳥には
そんな 信じられないほどの
深い傷みと 優しさを
ひっそりと 胸の芯にたたえたまま
それでもなお 哀しみも怖れもなく
宿命のような季節のめぐりにも
穏やかに うなずこうとする貴方が
ときには 見えなくなってしまうのです
その息吹きさえ きこえなくなってしまうのです

[絵本通信 VOL42 2002春季号]

絵本通信より

2006年03月30日 | 絵本通信

幾百千の 朽ちてしまった希い

朽ちかけていた言葉たちは

もう すっかり

深い谷あいに とけてしまったはずなのに

無邪気な木霊たちの悪戯なのでしょうか

午後の木洩れ陽の向こうから

旅人さえ知らぬ あの風の通り途から

胸のほむらを熾すように

ふいのマドリガルが 響いてくるのです

めぐり還る こぼれおちた時 まばゆい記憶の後ろ姿

[絵本通信 VOL50 .2004年 春季号]

※前回ご紹介した絵本通信の詩に「作は人なり」とのコメントをいただき、大いに考えさせられました。難しいですよね。ほんの些細なつもりの言葉が、受ける感性や感じる情感に反映・発展し、それによって与える印象までのが違ってくる。う~~ん、考えさせられます。んで、手元には「近代詩」(石川県近代文学全集)を久々に紐解いてます。この全集は石川県の明治以降の文豪・詩人たち(室生犀星など100名ほど)が紹介されています。文語体がほとんどなんですが、なかなかのものです[正確には、読みにくいし表記等は難しい]。オイラの新たな感性や感覚の覚醒のために・・・・・。んんでもって、気に入ったものは、ご紹介しますね!


絵本通信より

2006年03月23日 | 絵本通信

移り気な真夏の雲の影で

好奇心いっぱいの西風が

偶然のように紡いでくれた時の飛沫を

朝の光の薄羽にくるんで 贈ります

恋の幻戯からこぼれおちた

哀しみのしずくを

あなたの手のひらに

みつけてしまったから

 [絵本通信 VOL.47 2003年:夏季号より]

※やっと朝青龍の連勝記録とオイラのブログの更新日数が並びました。今後とも「継続は力なり」を実践していきます。ただ、これからの目標としては1度でいいからブログ人気ランキングの1000番以内に入りたいです。ipポイントが250ipくらいでないと1000番以内に入れません。ぜひ、もっと内容の濃いブログの更新をしていく努力をします。今まで通り楽しいブログを目指します


絵本通信より

2006年03月11日 | 絵本通信
はしゃぎながら
遠ざかり 消えてゆく
風と光のフーガに
耳をかたむけることもなく
そっと あさい吐息を洩らす
あの儚げな
薄紅の花びらは
いったい 誰の愁いのかけらで
染められているのだろう

[絵本通信 VOL.48 2003年:秋季号より]

絵本通信より

2006年02月12日 | 絵本通信

あれは きっと
季節の移り気な心の形見なのですね
かそけき瞬きのうちに しらず舞い散り
あでやかに水面を染めつくし
まなざし そっと とじて
いま 黄昏とともに 還ってゆく
花びらたち
どこか遠い時の彼方へ
(絵本通信 VOL.34 フロント・ギャラリーより)

これは、定期購読していた「えほん町 おおしま」の絵本通信(P3)の詩です。いい詩などがいっぱいあって、ま~~んで気にいってましたが、継続するの忘れて…。今は届いてませんまた、この詩のページにはすばらしい写真もあって、これもま~~~~んで気にいってたんですが…再開を計画中です。

自分のこれからのボログに活かせればいいな~って思ってます。もっと違った可能性を信じて、オイラを知ってボログを見てくださっている方からすれば、大笑いされそうですが、昔~の、む・か・し~、中学生や高校生の時・・・。ちょっとだけだけど[本当にちょっとだけですから…]詩みたいなもんを書いていたことがあるんです!(ホラーっ!やっぱり笑った?)当然、当時書いた詩などは一切ないので・・。これから新たに初めてオイラのボログに登場しても見てね

これが成功したら?朝青龍の連勝記録以上のオイラのボログ日数更新が可能だろうかね~?ま~とりあえずは今日も無事更新出来たってことで…

で、写真の方は、デジカメの一眼レフがほしいです。35mmのネガ写真用の一眼レフは持っているんだけど・・。けどけどけど、今度はスキャナーが無いし・・・。canon デジタル kiss N がいいレンズの互換性からも・・・。

誰か~安~~く~~、手に入るお店知りませんか?