九谷焼水族館へようこそ 九谷焼美術館 ９/１８日まで

　
　くらげ、蛸、海老、龍の落とし子、などが青い深海でゆらゆら泳いで居るのは、子供たちの絵を九谷焼に描き変えたものです。
　石川県加賀市の九谷焼美術館では、3年前から、「お花」「動物」そして今年は「魚たち」のテーマで子供たちの絵を公募しました。

　今年は全国から3000人ほどの応募があり、その中から選ばれた入賞者の絵が九谷焼作家によって九谷焼に描き写されます。
　九谷焼美術館では、伸び伸びと色とりどりに描かれた子供たちの素晴らしい「魚たち」は、九谷焼になって大皿の中に泳いでいます。

　九谷美陶園でも、他の作家の方と同じ様に、毎年受賞作を九谷焼に描き写す事をお頼まれするのですが、これはとても緊張する仕事で、描き手のイメージを伝えるように慎重に九谷焼にしてます。
　BLOGに載せた「くらげの絵」は、大皿にする前に、色などの調子を調べるため直径16センチ程に小さく描いたものです。実物は縁飾りなどあってもっと重厚なものになっています。

　矢張りこれらは九谷焼美術館でご覧頂いて素晴らしい感動を、あなたにも体験して頂きたいものです。
　彼らの才能が将来九谷焼に生かされたら、それは間違いなく国際グランプリになるでしょう（？）　　　　　　　　以上