"ちょっと外から見た日本"

今、スペインに住んでいます。
大好きな日本のこと、
外からの視点で触れて見たいと思います。

“私は一本のローソクです”

2011-09-04 03:26:26 | 日記

致知出版社、「偉人たちの一日一言」よりです。


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        「偉人たちの一日一言」
 
       〜致知出版社が贈る人生を養う言葉〜
                       発行 (株)致知出版社
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 今日の言葉  2011年9月3日(土)
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【一遍一念】

 この世は
 一遍きり
 
 だから
 一念を
 貫いてゆこう


           『坂村真民一日一言』より


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 本書に収録された厳選された5つの物語には
 「偉人たちの一日一言」メルマガでおなじみの
 東井義雄(とうい・よしお)さんのお話しも
 収録されています。

     ***

 第一話「心願に生きる」


 東井義雄さんは明治四十五年、兵庫県の但東町に生まれた。

 昭和七年、姫路師範学校卒業。故郷の小学校に勤務。
 以来、その生涯を小中学生の教育に捧げた人である。


 その東井さんの講演録をまとめた著書が、
 弊社から刊行された。
 題して『自分を育てるのは自分』。
 東井さんの教育にかける祈るような思い、
 深い心願が
 熱く伝わってくる一冊である。


 東井さんは語る。

 人間は五千通りの可能性を持って生まれてくる。
 死刑囚になる可能性も泥棒になる可能性もある。
 その五千通りの可能性から、
 どんな自分を取り出していくか。

 「世界でただ一人の私を、どんな自分に仕上げていくか。
 その責任者が私であり、皆さん一人ひとりです」


 「バカにはなるまい」

 講演の中で東井さんはそう繰り返し、
 一人の知的障害を持った中学生の詩を紹介している。


   私は一本のローソクです
   もえつきてしまうまでに
   なにか一ついいことがしたい
   人の心に
   よろこびの灯をともしてから死にたい


 彼は勉強はできないが、
 何か一ついいことをしたいと頑張っている。
 これが賢い生徒。
 ところが、少し勉強ができてもバカがいる。

     *** 

        月刊『致知』2008年12月号【初出】
 

〜続きは『心に響く小さな5つの物語2』にてお楽しみください〜


―――――――――――――――――――――――――――――――――――(転載以上)

“この世は
 一遍きり
 
 だから
 一念を
 貫いてゆこう”


なんとも味のある言葉ですね。

“一遍きり”、“一念を貫く”、美しく深い音を持つ言葉だと思います。



“私は一本のローソクです
 もえつきてしまうまでに
 なにか一ついいことがしたい
 人の心に
 よろこびの灯をともしてから死にたい”


飾り気のない、素朴な言葉の奥に秘められた魂の叫びに、胸が熱くなります。