てんちゃんのビックリ箱

~ 想いを沈め、それを掘り起こし、それを磨き、あらためて気づき驚く ブログってビックリ箱です ~ 

夏の終わりの散歩と花たち

2022-09-05 00:28:42 | みんなの花図鑑
 ここ最近 天候不順ですね、というかこの名古屋でも酷暑と強い雨が変わりばんこ。
 その日もいきなり雨が降りだし、散歩には行けそうもないかなと思った。その時、滝の水公園の丘の上のほうから「ギャー」とうなり声が聞こえた。すると雨がやみました。
 これはきっと丘の上で見かけたゴジラの木が、空に向かって怒りの声を上げたに違いないと思い、そっちのほうに散歩に行くことにした。下記はイメージの世界

<ゴジラが呻り、雨が止む>



雨空へ
ゴジラがギャーッと
火を吹けば
雲が蒸発
大穴開いた

 滝の水公園のサルスベリの木 ゴジラの横顔に見えませんか。


1. 白百合(テッポウユリ)
 家を出て少し行くと、柵に囲まれた調整池があり、その土手にはたくさんの白百合が咲いています。

<白百合の願い>



連れてってよ
柵を飛びだし
縋るように
声かけられて
暫し留まる




 公園へ行く道では、道端の花、生垣の向こうの庭の花を見ることができます。

2. チョコレートコスモス
 ある庭で、茶色の花が他の花が揺れているのにじっと立っていました。すらっと背が高く揺れやすいはずなのに。もしかすると雨の間は、はしゃいでいたかもしれません。

<チョッコレィトコスモスちゃんは物憂げ>



チョッコレィト
コスモスちゃんは
雨の中
はしゃぎすぎたか
物憂げに憩う



3.センニチコボウ
 お隣の家は、センニチコボウ。
 小坊主たちが賑やかに跳ねています。

<元気玉たち>



パチパチと
雨が乾けば
弾けだす
元気ないなら
ボクを呼んでよ




4 ミゾハギ
 街路樹の根本にミソハギが生えていました。お盆の花で、先日お墓参りに帰った故郷にもたくさん生えていました。向こうとこちらでは、時間の流れが違います。

<何故に戻るのか>



紫の
想い引きずり
故郷から
時間が奔る
都会へ戻る



 向こうの人からすると、こっちは住みやすいから帰ったらとすぐ言いますが、もう冬は時間が止まっているようなのが・・・
 時間変化という麻薬になれすぎたのでしょう。


5. ヒマワリ

 公園の近くまでの道では、背高のっぽから茶色などいろいろなヒマワリを見ることが出来ました。でも今はもっとも背の低いヒマワリしか残っていません。
ヒマワリの蕊って、ハート型なのですね。
 2,3,4と秋の装いの色でしたが、これはまだ夏が頑張っています。


<見つけてね 私のハート>



背伸びして
愛想振り撒く
見つけてね
とっても可愛い
私のハートを



6. 紫ムクゲ

 いよいよ公園の中に入りました。
 迎えてくれたのはムクゲ。
 たくさん咲いていましたが、だいぶ減ってしまいました。


<初夏の頃を思う>



初夏ならば
友と一緒に
咲けたかな
枯れ枝眺める
花が一輪


 右端の枯れ枝は初夏にはたくさんの花をつけていましたが、その後の極暑で葉をすべて落とし、花も咲きません。



7 明日はどうなる
 
滝の水公園は地域の散歩コースで、名古屋の市街地を360°楽しみながら、歩くことができます。その日もいろいろの人が歩いていました。
 みんなの関心事はやっぱり、明日の天気。私と同世代の夫婦が西の空の様子を見ています。

<明日はどうなる>



酷暑と
思えば雨が
降り続き
いよいよ台風
明日はどうなる


 周辺の風景をもう一枚。 雲は切れましたがまだ雨の降っていそうです。





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