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真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

日々のちょっとした楽しみに・てんてんの書籍買物&萌review♪
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得意分野でお約束『ロイヤル・フィアンセ -黒の王子-』

2010-03-18 | 読了本review
本日はビーボーイコミックスの新刊で

佳門サエコさん『ロイヤル・フィアンセ -黒の王子-』
 両親に夜逃げをされた高校生の受様は、恩人の治療費を稼ぐ為に家政夫を
 することに。ところが連れて行かれたのはエクラタン国の王子の御前で、
 なぜか婚約者として紹介されてしまいます。受様の未来はどうなる?!

本作はビーボーイではお馴染みになった
小説と漫画のコラボ企画のコミックスバージョンで、
地中海のエクラタン国の次期国王と有力視される王太子と
家政婦のつもりが攻様の婚約者になった日本高校生のお話で

攻様は思い込みによる誤解できつくあたり、
誤解がとけても今度は嫉妬で目が眩んできつくあたり、
その度に受様はズーンと落ち込んで、
最後に受様の危機を救った攻様が永遠の愛を誓うという
王道なシンデレラストーリーです

受様は実は突然にに両親に失踪されて
寮母の好意でなんとか学校に通っていましたが、
寮母が急に倒れて入院、早急な手術が必要になります。

彼女の恩儀に報いる為、
受様はひょんな事で知り合った老人の紹介で
住込みの家政婦をする事にします。

破格の給与につられた受様は
仕事の内容を詳しく訊かなかったのですが
辿り着いた重厚な館で受様を待っていたのは
同じ学院に通っていたエクラタン国の王太子

しかも受様に求められていた役割は
住込みの家政婦などでは無く、
王太子の婚約者、皇太子妃となる事で

ビーボーイのコラボ企画はたいがい
作家さんの得意分野が被らない組合せが多いのですが
今回のお話は二人とも得意な分野で、
ちょっと意外性には欠けるかなと思ったのですが、
お得意な分期待を裏切らずに読めて面白かったです

但、初っ端から
寮母さんの独断で一学生を寮に住まわせられるのかとか、
なんで家政婦と偽ったのかとか、
そもそも男でも妃にするってのは有りなのかとか
スルーされているムリヤリ設定が散見しますので
そういうのが許せない方は好みじゃないかも
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本日も新刊♪新刊♪

2010-03-18 | 小説
本日も新刊を買ってしまいました

小林典雅さん『なぜあの方に恋したのかと聞かれたら』
榊花月さん『最後から二番目の恋』
四ノ宮慶さん『玩具の恋』

昨日の分と合わせて週末の楽しみに
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ツボなら三次元もOKなのか?!『たまには恋でも』

2010-03-17 | 読了本review
本日はディアプラスの新刊で

渡海奈穂さん『たまには恋でも』
 地味で眼鏡で無愛想な受様は、なぜか爽やかで男前の先輩社員に気に
 いられています。ところがある日仕方なく付合った昼食で以外にも
 漫画やラノベの好だと知って驚きますが、実は彼は結構なオタク?!

男前で爽やかな業務推進部マネジメント課の営業マンと
地味で無愛想な研究開発課のプログラマーのオフィスラブ

受様は今年の春、中途採用で
ネットワークソリューション事業部の研究開発課で
プログラミングの仕事をしていますが、
人並みの容姿に黒のセルフレームの眼鏡、
無難な黒服ばかりの受様はオタクっぽい言われる地味男。

そんな受様にやたらと懐く人物が
受様がメインで抱える案件の担当者で
業務推進事業部マネジメント課所属の営業マンで、
今回のお相手である攻様その人です

攻様は爽やかな笑顔の男前な上、
誰にでも気さくで礼儀正しく女性にもうけが良く、
受様とは正反対過ぎて
出来たらお近づきになりたくないタイプでした。

しかしある日曜日に
ちよっと大きめな書店で攻様とはち合わせた事から
攻様がケームや漫画好きで受様とも好みがダブると知って
受様の中で攻様の印象が急速に好転

それから二人はプライベートでも
友人付き合いを始めるのですが、
実は一見普通ぽい攻様こそが本物のオタク

見た目が爽やかで男前なのに中味がオタクの攻様と
外見の地味さからオタク扱いされている受様の恋は
ハッピーエンドを迎える事が出来るの

その後、
攻様のオタク度はよりデーィープになっていき、
本格派には全然普通人の範囲だった受様は
かなり振り回されてしまうので、
最後にまとまるまでバタバタで面白かったです

世間一般の「オタク」というイメージを生かして
それぞれが見た目と中味のギャップがある設定な上、
「オタク」の描写がかなり本格的で
オタクな攻様に受様が感化されていく様子が
私的には結構ツボでしたが

ちょっとキャラが理屈ぽいかなって感じなので
お好みは別れそうな一作ですね
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本日は予定外に沢山♪

2010-03-17 | 小説
今日は予定外で沢山買ってしまいました

火崎勇さん『魅惑的な契約者』
黒崎あつしさん『もっと甘く抱きよせて』
和泉桂さん『宵星の憂い ~桃華異聞~』
あすま理彩さん『ロイヤル・フィアンセ -白の王子-』
佳門サエコさん『ロイヤル・フィアンセ -黒の王子-』

昨日ルチルが出ているのをすっかり忘れて帰った為
ルチル目当てで行ったのですが、
火崎さんとあすまさんのコラボ企画が揃っていて
大人買いしてしまいました

明日も花丸が欲しいのですが、
どれから読むのかが悩みどころです。
週末用だと思って買えばよいかな
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納豆の様な恋愛?!『そばにいるなら触りたい』

2010-03-16 | 読了本review
本日はダリアの新刊で

高月まつりさん『そばにいるなら触りたい』
 スタイリストの攻様は人気小説家の作品のビジュアル化企画に携わる。
 いざ会ってみると彼の極上の容姿と、小説と料理以外は無頓着な性格、
 癒し系の雰囲気にすっかり惚れてしまい、彼を手に入れたいと思い?!

既刊『見ているだけじゃ我慢できない』のスピンオフで
既刊カプの兄達が本作のカプになります

受様のビジュアル企画を担当するスタイリストと
様々な系統の作品を書く写真嫌いの人気小説家の
納豆の様な恋を画いたラブコメディになります

両親が経営するマネジメント会社で
スタイリストをしている攻様が今回請け負ったのは
人気小説家の小説のキャラクターという架空の存在に
具体的なイメージを作ってビジュアル化するムック本の
イメージの具現化をするお仕事。

本日は初回の打ち合わせでしたが、
小説家本人は仕事中で欠席な上、
著者の近影を飼い猫が代って務める程の写真嫌いで
渡されたスナップ写真も顔がはっきりしません

具体的なイメージは今一つですが、
いくつかの作品を読んでみるととても面白く、
この小説家こそが今回の受様になりますね

受様は家を出た兄弟に代って
両親が残した自宅を守りながら淡々と創作活動をしています。

大学時代からこの世界に入り、
自身が外に出るよりネットの方が多い受様は
実年齢よりもかなり若く見える上、

性格的なのんびりさが
ある種の男女の庇護欲を刺激して止まない受様は
常に多くの信奉者を持つ身となっています。

受様宅にての初対面の日、
攻様は甘いもの好きだと言う受様の為に
料理の上手い弟の手作りケーキを持参します。

攻様が想像していた受様は
銀縁眼鏡に華奢で伏し目がちな文学青年でしたが、
匂いにつられて現れた彼は
浴衣にカーディガンを羽織ったボサボサ髪、

なのに前髪を上げた容姿は攻様のストライクど真ん中
その上、話す会話が壊滅的にボケている受様に
攻様は早々に参ってしまいます。

しかも攻様の持参したケーキを食べた受様が
弟の恋人が作った味だと言い出して、
二人が義理の兄弟関係(笑)だと判明します

出会った瞬間、
十歳も年上の受様にハマってしまった攻様。
彼の恋の行方は如何に

この後、
攻様は仕事を理由に受様宅に住みつく事に成功しますが、
ブラコンな受様の兄弟達や
友人である受様のマネージャー、
受様に興味津々の企画本の装丁家が絡まって
攻様の恋は山有り谷有り

高月さんのラブコメは
あまり考えずに明るく楽しめる上、
本作の攻様のHは言葉攻めたっぷりのエロエロ系で
年上の天然系受様は結構色々言わされてまして
最後までたいへん楽しく読めました
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日常復帰出来ず・・・

2010-03-15 | 小説
《ちょっとクールな感じで美味しくケーキのテンプレートに変更》

久しぶりの日常生活

昼間はあっという間に時間が過ぎてしまいました

本日は先週買って読み終えた本のレビューを
書こうと思っていたのですが
杉の猛攻撃で目がチカチカでまとまりません
今年は少ないはずで周りの方も全然きてないのに

しばらくは読む方に集中しよう
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今日はやっと出たCDを取りに♪

2010-03-14 | CD・DVD
本日は予約していたCDを取ってきました

津守時生さん原作CD『三千世界の鴉を殺し⑦』
やっと出ました~
延期の上に延期でやつと出たのですが、
発売日には私はがサバ缶になっていたので
やっと入手出来て感無量~

CDはもちろん良いのですが、
特典の小冊子が重大なシリーズなので
本末転倒でもとりあえずこちらから
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ちょっと失敗・・・

2010-03-13 | 小説
本日もちょっとお買い物。しかし

流星香さん『Valhalla 賢者の食卓』
秀香穂里さん『隣人には秘密がある』
青野ちなつさん『帝王の花嫁』

あまりいかない中古本屋さんにいって
流さんの本はやっと会ったよとほくほく買ってきたのですが、
未読本の中にも同じ本が

今このブログでみたら
前回沢山買った時に購入していて
すっかり忘れていたのでした。

買うべき本は3巻でした・・・

読んでいる本は間違えないのですが
一度に沢山買うと読む順番が遅くなって
そのうちに新刊が出てついついそちらに目が
気をつけよう
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久しぶりに本屋に♪

2010-03-12 | 雑誌
やっと下界に出れたので早速本屋さんに

小説リンクス2010年4月号
高月まつりさん『そばにいるなら触りたい』
渡海奈穂さん『たまには恋でも』
中原一也さん『雀荘恋愛事情』

サバになっている間に2冊読み終えましたが
やっぱりシャバにでてしたい事と言ったら
本屋での新刊チェックでしょう

何はともあれ10日に出た雑誌と
週末に向けて絶対出ているダリアだけは買いました

疲れていて取り掛かっていませんが
まずは寝ておきてからかな
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徐々に複雑化してきてますね『魔法の雫 薔薇の雫 花咲ける宮廷』

2010-03-08 | 読了本review
本日はコバルトの新刊で

金蓮花さん『魔法の雫 薔薇の雫 花咲ける宮廷』
 王太子妃アンヌの心を開いた薔薇の騎士の奥方・ロザモンド。皇太子に
 請われアンヌとともに都に向かったロザモンドを待ち受ける事件とは?
『魔法の雫 薔薇の雫』の3巻目です

もともと薔薇の騎士との婚姻は
ロザモンドの従妹の画策に誤解が重なっての結果だった為、
なかなか打ち解けなかった二人ですが
前巻で薔薇の騎士は彼女個人を意識し始めます。

しかし、今までの誤解と生来の不器用さゆえに
ロザモンドに告げた言葉は微妙なだったので
彼女は寂しさを抱いたまま、都へと向かいます

そしてそこで待っていたのは
父の血を継がない弟の存在さえ認めない
薔薇の騎士の義兄でした。

夫からは義兄と関わるなといわれていたロザモンドですが
アンヌのために協力を請うことになり

今回はロザモンドが宮廷に出仕して
アンヌのお世話をするお話が主なのですが

どうもロザモンドの父は暗殺が裏のお仕事だったようで
国王と薔薇の騎士の義兄とも面識が会った模様。

そのあたりから
義兄との接触を余儀なくされた彼女と
薔薇の騎士の関係がさらに複雑になっていくようですね

次刊で薔薇の騎士が出てくるのかが鍵なのかな

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本日は中古書店でいろいろと

2010-03-07 | 小説
本日は中古書店で

結城瑛朱さん『SIZE』
羽鳥有紀さん『伯爵の蜜愛』
中原一也さん『仁義なき課外授業』
龍川和トさん『星陵最恐物語 矢野×石田編』
紗名マリエさん『禁断症状』
砂床あいさん『銀盤のシャノワール』
砂床あいさん『心まで縛りたい』

新刊も買いましたけど

ちょっと安かったのと
今はまってる砂床さんを買ったため
なんか一気買いしてしまいました

明日からネット落ちするので持参品に…
でも人前じゃ読めないわ
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本日は雑誌です♪

2010-03-06 | 雑誌
本日は雑誌を買いに

ガッシュ2010年3月号

先月が6日売りだったので
今月は今日のはず…とコレだけの為に街まで

売ってて良かったです
実は来週から会社の研修で
某所でサバかカツオもどきになる予定で
外界と接触できなくなるのです

ひらたく言うとお泊り研修の缶詰なのですが、
来週はリンクスとかプラチナとかが出るのに
門を出るまで買いに行けない

なのでこちらのカキコも来週はほぼ更新有りません。
いつものごとく帰宅してから遡り予定ですが、
全日は埋まらないかな。
毎日更新を目指していたのに残念
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雑誌懸賞にてGET♪

2010-03-05 | 抽選プレゼント
本日は雑誌懸賞品が届きました

砂床あいさん『それでも愛しい社長のワガママ』

某雑誌の新刊セットに当りました
5冊セットだったのですが
砂床さんは欲しいと思っていたのですっごく嬉しいです

他の本は持ってたり
好みじゃない方の本なので省きますね
やっぱりアンケは一生懸命書こう

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秘められた恋の狂気『未必の恋』

2010-03-04 | 読了本review
本日はルナの新刊で

妃川螢さん『未必の恋』
 捜査一課の刑事である受様は、科捜研が鳴り物入りで導入した特別捜査官
 となったインテリ男を引受ける事に。捜査の為に同行させるが、不慣れな
 彼の言動は風変わりと評するには奇抜すぎてイライラが募るのだが?!

殉職した父の事件解決を目指す熱血刑事と
受様との出会いをきっかけに
科捜研の捜査官に転職した攻様のラブバトル

受様の父は殉職した名刑事で、
受様は父親の背を追って刑事を目指し
警視庁刑事部捜査一課の警部補となります。

今回彼が担当する事件は独身女性の殺人事件。

現場の映像を焼きつけていた受様は
突然現れたインテリ然とした男に
思考の海から引き戻されてしまいます

受様の鋭い声での叱責に頷きつつも
反省も無く次々と室内の物に触れていた男は
科捜研の特別捜査官だと名乗ります。
彼こそが今回の攻様になります

しかし科学捜査研究所に属する研究員は
警察職員で有っても捜査員では有りません。

しかも攻様の前職は有名医大の准教授で有り、
優秀な法医学者らしいのですが
捜査の素人である事は明白で
捜査権も逮捕権も無い特別捜査官は
誰かが面倒をみなければならず、

日頃から自身の感覚を大事にする受様は
上層部とぶつかる事が多かった為、
ムリヤリ攻様の世話を押し付けられます

攻様と過ごすうちに
攻様の父親が署内でも有名な名鑑識で
受様の父が反発しながらも
誰よりも信頼していた鑑識だったと知り、

徐々に二人の仲は親密になっていきますが、
事件の捜査は遅々として進まず、
三人目の犠牲者が出てしまいます

果たして受様は犯人を捕まえられるのか
そして二人の仲はどうなる

この後、
犯人らしき人物が捜査線上に浮かび
受様の手が犯人に届くかと思われた時に
攻様が殺人犯に拉致されて絶体絶命な展開に
攻様を助けるまでドキドキな展開です

今回の事件の背景には
受様の父親が解決できなかった未解決事件の存在が
大きく関わっているのですが、

犯人の犯行心理には重きが置かれていても
完全犯罪とかを突き崩すみたいな謎解きや、
犯人が犯罪に至る過程や方法は全く略されています

本格推理小説なら
手落ちにもほどが有ると言えるくらい無くて
刑事の事件解決ものとしては物足りないのですが

二人の恋の駆引きに父親同士の確執をチラつかせ、
関係を持っても受様の強さがゆるがない所などは
かなりツボでしたので面白く読めましたけど、

読まれる方の期待の方向性では
好き嫌いが割れそうな一作です
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コンプレックスの在り処『美男には発情厳禁!』

2010-03-03 | 読了本review
本日はルビーの新刊で

黒崎あつしさん『美男には発情厳禁!』
 小柄で童顔な受様は所属ゼミの准教授の嫌がらせで就職できず
 目に付いた劇団に飛び込んだ。なりゆきで劇団の超絶美形な人
 気脚本家と同居する事になるのだが、彼は極度のブラコンで!?

既刊『花嫁にはお触り厳禁!』のスピンオフ。
既刊で話題になった超絶美形なお兄ちゃんのお話です。

若手演劇集団の中核者で超絶美形な人気脚本家と
准教授の嫌がらせで就職浪人した新人劇団員の恋物語

受様は大学を卒業するも、
有る事情から就職浪人になり就活中です。

ある日、
不注意で眼鏡を破損した受様は
お奨めという流行りの眼鏡を購入します。

それで街に出た受様は
小柄な彼を高校生と勘違いして
アイドル事務所の人間に声を掛けられますが、
二十歳すぎと知るとすぐさま踵を返され、
元々童顔な上に小柄な受様は
痛くプライドを傷つけられてしまいます

チビだって駄目って事は無いはず

気分を高揚させていた受様の目に入った
とある劇団の新人募集のポスターに誘われるまま、
入団テストを受けるのですが、
劇団の主宰者に準主役級のキャストに抜擢され、
初めなのに重要な役で舞台を踏む事になります。

役どころが姉の身代わりを務めるべく
女装する破目になる高校生だった事はショクでしたが
団員達の仲間意識が強い劇団に馴染みも早く、

初日を終えた受様は
素人感覚だった自分の甘さに反省しきりでしたが、
舞台を見ていた劇団の脚本家には
そんな所も初々しかったと宥められます

彼は2m近い身長が特徴の
ハーフで超絶美形な人との噂でしたが
実物は話以上に煌びやかでびっくりな受様です。
この彼こそ今回の攻様になりま

自分とどこまでも正反対な攻様に
理不尽ながらも反感を感じる受様ですが、
住む部屋を探していると知った攻様は
受様を居候されると言ってくれ
背に腹は代えられず彼のお世話になる事に…

恐縮する受様ですが、
弟と一緒に暮らすつもりだったと言う攻様。
用意されていた部屋や彼の話しぶりからも
かなりのブラコンだと推測されたのですが
受様まで弟同様に構われて

はたしてこんな二人の同居生活の行方はいかに

自分の外見にコンプレックスを持つ受様は
正反対の容姿を持つキラキラな攻様に
反感を持っていましたが、
弟扱いされながら過ごすうちに
攻様から目を離せなくなってしまいます

二人の恋の進展に
攻様の弟、攻様の元交際相手、
受様に好意を寄せる劇団の主催者や
受様の就職を邪魔した准教授の存在が、
ほど良く絡まって刺激になるように進み
最後までドキドキと楽しく読めました

特に酔った受様が攻様を誘蛾灯、
自身を蛾、弟を蝶に例えて
攻様に迫るシーンが面白かったな。

美味しいところで爆睡した上、
告白された事をまるっと忘れられては
攻様じゃなくても不機嫌になりますよ
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