昨日のコバルトも読み終えたので前田珠子さん『聖石の使徒 狩人の宝』
『聖石の使徒』番外編で本編の使徒見習い達の師匠コンビ、カーラとセイタマールの過去編。
自らが負った加護の篤さ故に神殿深くで育ったカーラ。やっと得たセイという相棒を得るが、
カーラの性が女性に確定したことでコンビ解消を言い渡され、神殿に戻されそうになるが…
『聖石の使徒』の番外編の後編になります
カーラの性が女に定まったらコンビは解消。
それはカーラがセイとのコンビを組む際の唯一の条件で
神殿を出てから2年間、2人は様々な事件を解決してきます。
しかし、
2人の願いもむなしくカーラの性は女性に確定し、
コンビ解消をしたセイは王都の地神神殿に
彼女を送り届ける事にしますが
途中で使徒見習いの子供達が次々と失踪する
事件の依頼を受ける事になります
使徒見習いだった兄を探す少年と出会い、
彼と行動をともにする事となるのですが
カーラは無意識ながらも
事件の鍵となる人物に接触狩る確率が高く
続きだってことは判っていたのですが
間が開くのはいつもの事なので前巻はいつ頃とおもったら
1年以上前だったとはびっくりです
今回は前回広げた伏線を回収しまくった流れなので
最初はキャラ設定がおぼつきませんでしたが
思い出せればスイスイス~イ
カーラの無謀さは
ラスの昔バージョンみたいな感じもあって
新しさと懐かしさ一杯でとっても楽しかったです
次巻はラスの続きだそうなので
焦らず期待せずで待ちたいと思います本日のランキング・9,171位/1,575,010ブログ
本日はプラチナで椹野道流さん『働くおにいさん日誌』
二組のカプによる交換日記風プログ。
新年を迎える兄カプの様子を書き下ろしで収録。
本作は出版元レーベルのHP企画で
椹野さんがほぼ毎日更新していた
「働くおにいさんブログ」を大幅に加筆修正して
書き下ろしの短編をつけてまとめた1冊になります
最初は約1年間分、
『お医者さんにガーベラ』『お花屋さんに救急箱』の
2組のカプ4人がそれぞれの視線で
日常のあれこれをブログにアップするという形で進行、
お正月の様子から、食べ物の話、
受様兄弟の子供の頃の話からデートの話まで
4人のリアルな日々が楽しめますよ
そして最後の締めくくりに
新年を迎える兄カプのラブラブな大晦日が
書き下ろしで収録されています。
何だかんだと不器用な受様だからこそ
攻様の愛は深まるばかりみたいで
「ゆく年くる年」も除夜の鐘も
2人の熱気を鎮める効果はない様でした
前半の日記形式の部分は
サイト掲載時に何日分かをまとめて
都度都度読んでいたのですが
いつもどこまで読んだのか判らなくなったりして
面白い企画だとは思いましたが
私的には読みにくかったので
本作で通し読みのほうが判りやすかったですね。
現在も「働くおにいさんブログ」は
レーベルサイトで継続中ですので
更なる続巻も期待していま~す