密着48時間の答えとは『信じてないからキスをして』

本日はガッシュの新刊で

火崎勇さん『信じてないからキスをして』
　綺麗な見た目に反して堅物と評判の新人検事の受様は、捜査一課刑事で
　ある攻様に揶揄れてばかりいる。彼のいい加減な仕事態度は検事として
　の手も煩わせるばかり。そんな時いつもの彼とは正反対の頼み事をされ?!

火崎さんにしては珍しい刑事ものでの推理モノと言う事で
楽しみにしていたお話です

口が悪く不真面目な態度が目立つ捜査一課の刑事と
美人なのに堅物と評判の検察庁の新人検事の恋が
関わった殺人事件を追いながら深まっていく展開となっています。

受様は親に反対されながらも努力を重ねて
憧れの検察庁の検事となります。

受様が攻様との出会いは最悪。

攻様は殺人等の重要犯罪を手掛ける
刑事部捜査一課の所属の警察官ですが、

初めて受様に会った攻様は
受様の採用を容姿の良さによるものかと
揶揄するのです。

優秀な刑事らしいのですが
担当事件では
状況証拠のみで被疑者を起訴に持ちこみ、
警視庁や検察庁で偶然に会えば
容姿をからかう言動を繰り返す攻様に
受様は苦手意識が跳ね上がる事を止められません

そんな時、
攻様の担当事件にしては珍しく提出書類に不足も問題も無い
事件を受様が担当する事になりますが
なんと攻様は被疑者を起訴しないで欲しいと訴えるのです

受様は攻様の頭の中にしかいない犯人を知る為
捜査をする攻様に同行する事にします。

すると刑事としての攻様は
受様が思った以上に出来る男だと判るのですが
受様をからかう態度はいつものままで…

果たして本当の攻様とはどんな男なのか
そして攻様が追う真犯人とは誰なのか

今回のお話は火崎作品には珍しく
二人の出会いから始まってはいても
お話のメインとなる事件の犯人捜査は密着48時間

攻様が犯人と睨んだ人物は
攻様の過去にも関わる人物で
受様は攻様と共に犯人を追いかけるうちに
攻様への印象を徐々に改めていき、
攻様のからかいが本気だと理解し、
彼に対する答えを考えるようになります

事件解決する頃には
攻様の過去も今も弱さも強さも知り
大切にしたいと思えるようになって
攻様は受様という恋人を手に入れます

受様視点なので
受様と一緒に事件の謎にドキドキしつつ迫り
攻様と犯人の関係にヤキモキしたりと
最後までハラハラが止まらずでとっても面白かったです。

ぜひ二人で
新たな謎に挑んで欲しいですね

本日はＣＤが到着です

本日もオークション品が到着です

凪良ゆうさん原作ＣＤ『未完成』

作品にもよりますが
ドラマＣＤはどうしてもかい摘まれてしまうので
微妙な感じの仕上がりだったりしますが
今回のむりくり感がなくてよくて良かったです

凪良さんを知ったのが最近なので
今回原作がまだ手に入らなくて
未読のまま聴いたからからそう思ったのかもですけど

原作本探そう