真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

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ベットでの会話がエロイです『君ガダイスキライ』

2009-05-13 | 読了本review
ディアプラスの新刊も読み終えたので

五百香ノエルさん『君ガダイスキライ』
 ボケ志望なのに言動が俺様なお笑い芸人である攻様は、相方に
 逃げられる事4人目。業界仲間からの紹介で出ることになった
 深夜の特番でであったアイドルの天然なノリに夢中になり?!

ボケ志望のお笑い芸人である攻様は
融通が利かず、臨機応変名対応が苦手で
根拠のない自信満々なオーラを放っている為、
いつもツッコミ担当の相方逃げられています。

一報、受様は大手の芸能プロに所属する十七歳。
5人組アイドルグループ内で
俳優としての成長は著しいのですが、
巣の彼のダメッぷりはどん底級。

そんな攻様が受様と出会うのは
深夜の特別枠のバラエティ収録現場

性格の合わない二人は番組内でも全くかみ合いません。
しかしそのかみ合わ無さが笑いをお越し、
二人のヤリトリは予想以上の反響を呼びます。
その結果、攻様は受様を相方にと思うようになります。

受様が行った事がないといっていた某遊園地に誘い、
計画通り、紳士的で優しくエスコートした別れ際、
受様に自分の思いを打ち明ける攻様。

お前を放っておいたら、よその奴に持っていかかねない。
俺の相方になって欲しい、と。

そのプロポーズのような言葉に受様は
乙女のようにときめいてしまい、キスで応えます

この時点で攻様は無意識ですが、
受様にメロメロなので
受様が勘違いした相方の意味を訂正せずに
彼の初めてを奪ってしまいます。

しかし曖昧なままの攻様の態度は
最悪の形で受様に大きなショックを与え拒絶される事に
はたして二人は恋人同士になれるのか

五百香さんのお話には
身持ちの悪い俺様な攻様が
天然でボケな受様に強引に迫った結果、
自分の方が落ちてしまってメロメロになった時点で
攻様の身持ちの悪さが発覚、
受様に絶縁されるもなんとかモト鞘に収まり、
その後は受様が凶暴になるという逆転パターンがまま有ります。
本作は見事にこのパターン
私的にはハラハラで面白かったのですが
この過程がイライラすると読み辛いお話かな

五百香さんのディアプラスの本は
かなり異色というか冒険なモノが多いですね。
慣れるとソレも良いものですが、
慣れないと違和感でモゾモゾするかも
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笑いの耐えない日々『身代わり伯爵と伝説の勇者』

2009-05-13 | 読了本review
本日もビーンズの新刊です

清家未森さん『身代わり伯爵と伝説の勇者』
 雑誌ビーンズに掲載された短編と書きおろしを収録した短編集。

シリーズ8冊目にして初の短編集。
最近は展開的にもちょっとシリアス調になってきましたが、
雑誌掲載時がシリーズが始まったばかりの頃だったため、
バタバタしたコメディ調のお話で、サクサク読めました

雑誌でも読んでいましたが、
ミレーユとリヒャルトのいい感じにズレた会話も楽しいし、
リヒャルトって前からコンナにミレーユが好きだったのねと
改めて思ったり

書き下ろしは王太子と彼の婚約者リディエンヌとの出会いから
婚約した顚末のお話なのですが、
このカップルの言動は本気なのか、天然なのか不思議でしたが、
少なくても王太子殿下の本気は判りました

が、リディの本気はどこまでかは
より判らなくなったような

本編は少しづつ進展しているのか、
更なる風呂敷が広げられていくのかという所ですが、
笑いのツボも押えつつ進んで欲しいですね。
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