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空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

「安全」と「安心」ネタ

2016-04-19 20:14:11 | Weblog
中国新聞α オスプレイが災害支援 初投入、南阿蘇に水や食料 19 Apr 2016

朝日新聞 米軍オスプレイ4機が被災地へ 援助物資を輸送 2016年4月18日13時16分

毎日新聞 オスプレイ物資搬送 「政治利用」の声も 2016年4月18日 22時30分(最終更新 4月19日 03時28分)

防衛省側は災害救援で有効性を示す機会だと考えたが、省内でも「オスプレイを政治的に見せつける作戦」と冷ややかな見方も出ている
防衛省関係者は「オスプレイ投入は災害で使えることを示して安全性の懸念を取り除こうとする取り組み。災害の政治利用という批判はあるだろう」と指摘する

 この関係者が、どの水準の関係者か、というのはちょっと問題。例えば、私が私見を述べても、我が本務校の公式見解にはならない。上層部の意を伝えるものだという確証があってこその「防衛省側は」であろう。

一方、オスプレイの佐賀空港配備に反対している佐賀市の主婦、石丸初美さん(64)は「被災者の方々はおにぎり一つでもありがたいと思う状況。政府は(オスプレイの国内配備のために)どんな状況でも利用するのか」と憤った

 石丸初美氏については

毎日新聞 運転差し止め棄却 玄海町長「正しい判断」 脱原発派は怒りの声 /佐賀 2016年4月7日 地方版

一方、「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」の石丸初美代表(64)は「福島第1原発事故に学ばない決定に怒りしかない。高浜原発同様、川内原発も避難計画などの問題があるのに、真逆の結果となるのは理不尽だ」と憤った

 と同一人物と思われ、憤る係のようである。
 ともあれ、およそ動くものは事故を起こす可能性があろうところ、絶対の安心はありえまい。さしあたり、ふつーに運用できるオスプレイの使用には、特段の問題はないものと思うのだが―

 ―ところが、絶対の安心を求めると、まあ嫌なことにはなるよねえ、と。



沖縄タイムス 普天間レーザー照射で50代男性逮捕へ 米軍機標的の関与疑い 2015年12月7日 06:20

米軍普天間飛行場の周辺上空を飛行する米軍機に対し、レーザー光とみられる強い光線が照射されていた事件で、県警は6日までに、本島中部の50代男性が関与していた疑いが強まったとして威力業務妨害の容疑で逮捕状を取った

 複数による共謀とか、模倣犯の存在も可能性としてはあろう。が、非常な危険を提示していた人物が拘束され、事故の可能性が減るのは大変好ましいこと。

Togetter 「お」の人、レーザー照射犯を擁護する

 みてるとアレ具合に笑えるが、まああまり健全な笑いではないなあ。





 英雄と言うに足りる人材が即座に出てくるあたりが凄みである。

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